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業務用エアコンは個人が粗大ゴミとして処分できるのか?

家庭用と業務用では適応される法律が違う!

戦後の日本は、世界大戦での敗戦を境に目覚ましい発展を遂げてきました。
現在では、世界を代表する経済大国と言われるほどです。
世界経済のファンダメンタルが悪化すると、安定通貨である円が買われる事からも、日本の信頼度の高さが伺えます。
このような急激な成長を遂げてきた日本で、環境破壊が取り沙汰されるようになったのが、1990年代後半の事でした。
そこで国策として提唱されたのが、1998年6月に開始された「家電リサイクル法」です。
家電リサイクル法が開始される前は、不要品となった家電製品のほとんどが破砕処理され、鉄や銅など一部の金属を取り除いていました。
ですが、残りの約50%は有用な資源を含んだまま、無処理で埋め立てられていたのです。
埋め立てられた部品の中には、土壌に悪影響をもたらす成分も多く、次世代への「負の遺産」となっていました。
不要になった家庭用のエアコンは、この家電リサイクル法の対象となっており、有用な資源を無駄なく再利用する事で、逼迫した資源問題と環境破壊問題を、同時に改善するのが目的とされています。
これに対して、個人事務所や企業のオフィス、飲食店や各種テナントなどで使用される業務用エアコンは、平成25年6月12日に制定された、「特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律」、通称「フロン回収・破壊法」が適応されていました。
ですが、平成27年4月に名称変更と内容の部分変更が行われ、新たな法律が制定されています。
2018年時点では、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」、通称「フロン排出抑制法」が適応されています。
フロン回収・破壊法が対象商品を廃棄する時の方法や処理に関する規制だったのに対して、省フロンガスの使用とフロンガス使用中の管理も規制の対象に追加されています。
つまり、リサイクルと環境問題に関する内容を残しつつ、規制の対象が拡大されたという事なんです。

個人が粗大ゴミとして処分できるのか?

廃棄する時に問題となるのが、商品の内部で使用されているフロンガスです。
塩素やハロゲンを大量に含むフロンガスは、通常の使用方法を守っていれば危険な物質ではありません。
ですが、温度が上がる事で有害ガスを発生させる危険性をはらんでいます。
日本では、オゾン層の破壊物質である有害フロンガスの生産を、1995年に全面的に撤廃しています。
とはいえ、全廃が決定する前に生産された有害フロンガスが、古い商品に使われているケースも否定できません。
廃棄作業の処理中にフロンガスを放出させてしまった場合、フロン排出抑制法に違反したとみなされ、処分の対象になってしまいます。
たとえ個人で取り外しや解体が出来たとしても、都道府県の認可を受けた第一種フロン類回収業者にフロンガスを引き渡さなければなりません。
認可を受けている個人事業主、もしくは有資格者が対処するなら別ですが、基本的に認可を受けた産業廃棄物処理業者や資源リサイクル業者、廃品回収業者などに一連の作業を依頼するのが賢明でしょう。
業者に作業を依頼する場合は、回収依頼書という書面を元に契約を結ぶ事が法律で義務付けられており、この書類が発行されて初めて作業が開始されます。
もちろん、不燃ゴミや粗大ゴミとして集荷場所に出したり、海や山林に放置する自己廃棄は、違法行為となりますので絶対にやめましょう。
ちなみに、撤去作業中にフロンガスを放出させてしまった場合、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられてしまいます。

まずはタイプを把握しよう!

適応される法律が違えば、自ずと対処方法も違ってきます。
ですがエアコンの場合、設置するスペースによっては、家庭用を職場で使っているというケースも少なくありません。
廃棄する方法を決定する前に、使っている商品が家庭用、業務用、産業用のどれに該当するのか確認しておきましょう。
家庭用の場合は、本体と室外機に分かれているセパレートタイプが一般的です。
この他にも、窓に設置するウィンドウタイプや床置きタイプ、フリービルトインタイプなどがあり、6畳から30畳くらいまで幅広く対応しています。
これに対して、店舗やオフィス、倉庫などで使われている業務用は、天井に埋め込んだり吊すタイプが一般的です。
これ以外にも、壁掛けタイプやダクトタイプ、床置きタイプやビルトインタイプがあり、家庭用よりサイズが大きいのが特徴です。
産業用の場合は、工場用とも呼ばれ最もサイズが大きく、倉庫など広いスペースで使用されています。
また、住宅用と職場用では、使用する電源にも違いが見受けられます。
一戸建てやマンションで使用するタイプは、単相200Vの電源が使われていますが、店舗やオフィス、倉庫などの場合は、単相200Vと三相200Vの2種類が使われています。
単相は、基本料金が安く設定されている代わりに、使用料が割高に設定されており、使用する時間数が短い一般住宅向けの商品です。
これに対して、基本料金が高い代わりに、使用料が割安になっているのが三相です。
社員が働いている間、常時電力を消費する企業向けの商品と言えるでしょう。
タイプが分からないという場合は、メーカーのホームページで確認する事ができます。
型番を入力するだけで簡単に確認できる、お手軽な方法です。
ちなみに全国の平均的な電気料金を基に算出すると、一戸建て住宅で職場用の商品を使用した場合、ひと月に62キロワット以上の電力を消費できなければ、基本料金の元が取れないという調査結果が報告されています。
冷房や暖房を使わない季節がある事を考慮すると、電気代が割高になってしまうんです。

業者選びのポイント!

業者選びで最も重要なのが、都道府県の認可を得ているかどうかというポイントです。
フロンガスを扱う作業ですから、安いからと言って不認可の業者を選んでしまうと、環境破壊の片棒を担ぐことにも成りかねません。
大阪市であれば、該当地域の認可業者がホームページで閲覧できるようになっていますし、市役所や区役所の窓口で教えてもらう事も出来ます。
また、店舗用やオフィス用の場合は、天井に埋め込むタイプや吊すタイプが多いので、内装にダメージを与えないようにしなければなりません。
事務所が入っている建物自体を破壊して更地にするというなら話は別ですが、可能な限りリスクは避けたいものです。
その為には、経験豊富な業者を選ぶのが賢明でしょう。
最近では、実績件数を公表している業者も多く、画像付きで作業の様子を確認できるケースも少なくありません。

買取の需要はあるの?

数ある家電の中でも、急激に進歩しているのがエアコンと言えるでしょう。
特に省エネに対する関心度は高く、最新モデルと10年前の商品では比べ物にならないほど、消費電量が抑制されています。
一説には、倍ほどの違いがあると言われるほどなんです。
その為、リサイクルショップや不要品の回収業者などの業界では、発売から5年以内の商品であれば、需要が見込めるとされています。
5年以上経過している場合は、他の備品とまとめて引き取ってもらう事で、費用が抑えられる可能性が高まります。
また、飲食店や個人事務所などが密集している地域ではテナントの入れ替わりが激しく、必要な備品をまとめてリサイクルショップで賄うというケースも少なくありません。
転売が見込める業務用エアコンなら、複数のショップへ見積もりを依頼して比較してみましょう。

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