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大阪市で12畳未満のエアコンを粗大ゴミとして処分する方法

大阪市の行政では回収出来ないので注意しましょう

大阪市で粗大ゴミとして12畳未満のエアコンを処分するにはどうしたらよいのか、その方法についていくつかご紹介いたします。
まず注意したいことが一つあります。
大阪市では、行政でエアコンなどの家電類を処分することが出来ませんので、行政で処理する方法は諦めなければなりません。
これは特定家庭用機器再商品化法という法律に基づいており、粗大ごみとして回収することが出来ないのです。
そこで法律によりリサイクルを行う必要があります。
また市では、家電リサイクル法の対象となる品に関しては、運搬や引き取り、収集は行っていないので注意する必要があります。
新しいエアコンを購入された際、古いものが不要になります。
その際、購入された家電量販店などで、古いものを有料で引き取ってもらうことが出来ます。
家電量販店から不要品の回収に来てもらうことが出来るため、一番簡単な処分方法といえるでしょう。
費用はリサイクル料金と収集運搬料が必要になり、リサイクル券も必要になります。
品種などによって回収料金費用に違いがありますので注意する必要があります。
家電量販店の店頭で申し込む方法もありますが、ネットが普及した現在では、この回収手続きを家電量販店のサイトから行うことも出来ますので、新しい製品を購入する前に、家電量販店のサイトをチェックされるとよいでしょう。
また家電リサイクル券は、家電量販店のサービスで自宅まで送付してくれるところがほとんどです。
また家電量販店経由でリサイクル料金を直接支払う方法もあります。
その場合は料金を支払った後、家電リサイクル券の排出者控えという管理票を忘れずに受け取り、自宅で大切に保管しておきましょう。

家電リサイクル券は郵便局振り込み式になっています

家電リサイクル券の書き方についてご紹介します。
現在は郵便局振り込み式になっていますので、一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センターへ郵便局券を使用して振り込むという形になります。
振り込みをする際は、窓口で振り込んだ場合とATMで振り込んだ場合とでは振込料金が違いますので注意しましょう。
ちなみにATMで振り込んだ方が窓口で振り込んだ時よりも手数料が安くなりますのでお得です。
また複数台処分する場合は、台数分の振込手数料が必要となり、また台数分の振込用紙も必要になりますので、注意しましょう。
次に家電リサイクル券の記入の仕方についてご紹介いたします。
家電リサイクル券は7枚つづりになっており、一番上の要旨は注意書きが書かれていますので、記載事項をよく読んでおきましょう。
二枚目は振り込み取扱票になっており、振込先は一般財団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センターになっていますので、確認しておきましょう。
三枚目は振替払い込み受付証明書になりますので、控えは大切に摂っておく必要があります。
四枚目は家電リサイクル券になっています。
排出者控えと、現品配布用になっています。
家電リサイクル券の表紙の裏側には記入方法が書いてありますので、よく読んで間違えないように記入しましょう。
郵便局でリサイクル料金を振り込みした後は、郵便局の窓口で振替払い込み受付証明書に日付を押印して貰いましょう。
ATMで振り込みをした場合は、ご利用明細票の写しを代わりに使用することが出来ます。

自分で不用になった家電を廃棄物指定引き取り場所に持ち込むことも出来ます

不要になった家電を廃棄物指定引き取り場所へ自分で持ち込むことが出来ます。
大阪府の場合、現在指定引き取り場所は13カ所ありますので、お近くの指定引き取り場所へ持ち込みましょう。
持ち込む場所はリサイクル料金と振込手数料が必要になります。
自分で指定引き取り場所へ持ち込めない場合は、大阪市で指定されている収集運搬業許可業者に運搬を頼む方法があります。
この場合は、運搬料金を直接、許可業者に支払いましょう。
注意しなければならないのは、運搬を許可業者に依頼する際は、次の三つのものが必要になります。
一つ目はリサイクル料金、二つ目は振込手数料、三つめは許可業者に支払うための運搬料金になります。
また運搬料金に関しては、業者によって金額が違うため、費用を少しでも安くしたいという方は、大阪府指定の運搬業者各社に問い合わせてみるとよいでしょう。
自分が住んでいる地域にある運搬業者の中から選んだ方が、運搬距離が短くなるので、出来るだけ運搬距離が短くなる業者から選ばれた方がよいかもしれません。

リサイクル業者に売る方法もあります

製品の状態がよく、まだ使える状態であれば、大阪市内にある専門の買い取り業者で売る方法もあります。
製造されてから5年以内のエアコンであれば、中古のものであっても高く売れる可能性があります。
但し5年以上経過している場合だと、引き取り価値もほとんどないため、売れなくなってしまう場合がほとんどです。
また馬力の高いものであれば、5年以上でも買い取りされる場合もありますが、12畳未満の家庭用の製品の場合、5年以上経過していると売値がつかなくなってしまうため、この場合はやはり行政指定の家電量販店で処分をお願いした方がよいでしょう。
ただリサイクル業者の中には、古くなった製品をまとめて仕入れて、それを海外に輸入している業者もあります。
日本の家電製品は海外では人気の高い製品ですので、大手メーカーの家電製品であれば、多少安めですが、値がつく場合もありますので、こうした海外へ流通させている中古専門業者に持ち込むのも賢い選択肢の一つであるといえるでしょう。
こうしたリユース製品は、せいぜい製造年月日から15年ぐらいが目途ですので、あまりにも製造年月日が古いものに関しては、行政指定のリサイクル業者で回収してもらった方がよいでしょう。
リサイクル業者で製品を買い取ってもらおうと思ったら、製品を自分で取り外して持ち込み、見積もりを行うのではなく、製品がついた状態で作動している状態で見積もりをしてもらった方が得になります。
これは買い取りをする際に、製品が本当に問題なく作動するかどうかを買い取り業者側が最も知りたい点でもあるため、出来ればまだ製品が取りついている状態で見積もりをしてもらった方が、買い取り業者にとっても有り難いからです。
最近は、出張見積もりを行っている業者が多いですので、最初にリサイクル業者に出して、値段がつくかどうか調べてから、値段がつくようであればリサイクル業者に売り、もし値段が付かなければ、行政指定のリサイクル業者に回収を依頼した方がよいでしょう。

意外に民間の廃品回収業者は費用が高い

民間の廃品回収業者で不要になった製品を売るという方法もあります。
こちらは自宅まで直接取り外しに来てくれ、廃品回収費用を支払うことによって、そのまま不要製品を持ち帰ってくれます。
自分の指定した日時に来てくれるため、とても便利なのですが、ただ問題なのが行政指定のリサイクル業者よりも費用が高めという点です。
しかし急ぎの引っ越しなどで早く回収して欲しい時には助かるという場合もありますので、急いでいるなどの事情がある場合は、民間の廃品回収業者に頼むのも一つの方法でしょう。
少しでも回収費用を安く済ませるには、やはりスケジュールに余裕を持たせて粗大ゴミとして行政指定のリサイクル業者に出された方がよいかもしれません。

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