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空気清浄機の仕組み

空気清浄機は基本的に、内蔵されたファンが回転して外部の空気を取り込み、それをフィルターを通して綺麗にしてから外へ送り出す仕組みになっています。
中に取り付けられたフィルターは、ほこりや花粉、細菌を取る集塵フィルターと臭いを取る消臭フィルターの２つがあります。
この２つで汚れと臭いをろ過して綺麗な空気にします。

動作異常の原因とその解決方法

内部のどこかに異常が生じたときが処分のタイミングとなります。
しかし、単なるメンテナンス不足という場合もあります。
動作異常の原因について複数の理由を挙げたいと思います。
あまりにも空気の吸い込みが悪い、排出された空気が綺麗になっていないときはフィルターに問題があるのかもしれません。
フィルターは汚れを吸着させていくので、そのままにしておくと汚れがどんどん溜まって目詰まりを起こします。
そうして吸い込みが悪くなるのです。
これらの場合はフィルターの交換のサインです。
フィルターを交換して正常に戻れば問題ありません。
加湿空気清浄機には水を入れるタンクがあります。
水を入れっぱなしにして定期的に入れ替えないと雑菌が増殖して、空気を綺麗にするどころか空気中に菌をまき散らし汚してしまいます。
そうすると腐臭が漂うようになるので、変な臭いが出始めたら水タンクの確認をしてください。
電源が入らないときは、交換したフィルターがしっかりセットしてあるか、コンセントはささっているか、チャイルドロックがかかっていないかなどを確かめると案外簡単に解決します。
基本的にはフィルターや水タンクを確認して、それらに異常が見当たらないときや作動中に変な音が出るようになったら部品の故障やそれ自体の寿命でしょう。

購入後のランニングコストについて

空気清浄機は日々新たなモデルが登場しています。
使用中にかかる費用も入れて考えると、古いタイプを使用している場合は買い替えたほうが安上がりかもしれません。
家電製品には電気代がかかります。
空気を吸い込む力は大体弱・中・強の３つのタイプがあります。
仮に、強でつけっぱなしにしていても地域ごとや契約している会社によって異なりますが、一か月で１０００円かかるかどうかぐらいの費用で抑えることができます。
まして、一般家庭では標準モードで使用するひとが大半でしょうし、１０００円未満の電気代で済みます。
さらに、電力自由化で自分の生活サイクルに合わせた電力プランを選べば、電気代は安くすることが可能です。
一番負担が大きいのはフィルターです。
フィルターは必ず交換しなければいけない時期がきます。
使い方によっては説明書に載っている期間よりも早く取り換えないといけない場合も出てきます。
また、高性能であればあるほど細かい汚れも取り除くので、よけい目詰まりが早くなりフィルター交換の時期も早まります。
メーカーごとで異なりますが、およそフィルター１枚で４，５０００円はかかります。
古い型を使って何度もフィルターを交換するよりは、消費電力の少ないフィルター交換不要のタイプに買い替えるほうがお得かもしれません。
しかし、フィルター交換がいらないものでもメンテナンスしなくてもいいわけではありません。
もちろん、汚れは溜まりますから定期的な掃除は必要です、手入れするのが面倒くさいと思うひとには、フィルター交換タイプのほうが合っているかもしれません。

処分方法

いよいよ処分すると決めたらゴミに出さなけらばいけませんが大阪市北区の場合は粗大ゴミに分けられます。
そして、その手数料として２００円がかかります。
また、粗大ゴミとして出す過程が大変です。
粗大ゴミ処理手数料券を購入したり、日時指定もあるので好きなときに出すことができません。
しかし、自治体に出す他にも方法はあります。
一番簡単なのは買い替える際に下取りしてもらうことです。
ほとんどのひとは、なにかの理由がない限り新しい商品を購入するでしょう。
まずは、下取りサービスを行っているお店を探して自分の購入条件と照らし合わせてみてください。
もしも、下取りサービスの適用外の商品が欲しいときや、ただ処分したい場合は無料の家電製品回収業者に依頼すると良いでしょう。
これらの業者は一般家庭から排出される家電製品を集めています。
自分で持ち込みをすると無料で引き取ってくれます。
自分で持っていけない場合でも、梱包して送料を負担すれば引き取りしてもらうことができます。
ただ、悪徳業者も存在しているので産業廃棄物処理や古物商の許可証を持っている会社かどうか確認してください。
無料回収は怪しいのではないかと思うひとも多いでしょう。
しかし、無料もしくは送料負担だけで引き取れる仕組みができているのです。
会社に送られてきた製品は修理可能かどうか判断されます。
そして、修理可能なものは綺麗に直してから中古品として販売されます。
年代物や完全に壊れてしまったものは解体します。
そして、各金属部品ごとに仕分けして外部業者に資源として販売します、日本は資源の少ない国なので、こうした金属は貴重であらゆる電化製品に欠かせないものでありかなりの需要があるのです。
こうして、無料回収でも利益を生み出すことが可能となっています。
どの会社に頼めばよいのか決めかねる場合は、その会社の事業内容がしっかり説明されているところを選んでください。
空気清浄機の法定耐用年数は６年とされていますが、こまめな掃除による手入れによっては１０年ほどに長持ちします。
この製品は買ったら終わりというわけではなく、ランニングコストもかかるのでメンテナンスを心がけて処分するまでは大事に使うようにしてください。