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入居時に意外と付いているエアコン

中古でマンションを購入したりした場合、壁掛けタイプがつけられない部屋に窓用エアコンが設置されていることがあります。
その際、古い機種のものが多くできれば消費電力を抑えられる最新のものに買い換えたいですよね。
窓に取り付けるタイプは室外機が一体型なのでわりと簡単に取り外しや取り付けが可能です。
今回はできるだけお金をかけず自分で作業や家電リサイクルの手続きを行う方法について大阪市を例にご説明します。

取り外しと取り付けについて

業者の方に依頼するともちろん手数料や運搬料が請求されるので節約をしたい場合は安全に気を配り取り外しと取り付けをしてみましょう。
この場合、ひとりで作業を行わず家族や友人等もうひとり力のある男性に協力してもらいましょう。
古いものは30キロくらい、新しいもので20キロくらいあるのでひとりでの作業はおすすめしません。
メーカーや窓枠によって取り外し方が多少異なるので取扱説明書を参考にしていただきたいのですが、ここでは一般的な方法をご紹介します。
まずは新しいものを手に入れます。
予め取り付ける製品の枠を作っておきます。
作業中に水漏れをする可能性があるのでビニールシートを敷きぞうきんを準備しましょう。
既存品のアースやコンセントを抜きます。
次に本体と窓枠をつなぐビスを外すのですが、この作業が危ないのでもうひとりの方が本体を支えながら行ってください。
すべてのビスを外したらふたりで本体をゆっくりと持ち上げ室内に引き込みます。
このとき、水が垂れてくることがあります。
窓枠は突っ張り棒のようにサッシに固定されているのでビスを緩めて縮めれば取り外すことができます。
次に窓枠のほこりや汚れをふき取ります。
新しい窓枠を取扱説明書に従って取り付けます。
ポイントは窓ストッパーをつけ忘れないこととジャバラのパネルが等間隔の山になるよう整えることとビスをしっかりと固定させガタつきがないか確認をすることです。
本体を取り付けたら付属されているパテといわれる粘土をすき間に埋めていきます。
雨水の浸水を防ぐための大事な作業なので、気になる箇所にしっかりとつけておきましょう。
作業が終わったら試運転をします。
万全の準備をして取り外しと取り付けをした場合、1時間くらいで作業は済みます。
窓枠を作る作業に時間を取られますが予め作っておくことと、窓枠をはめガタつかないことを確認したらあとは本体をはめ込むだけですよ。
ちなみに壁掛け式に買い換える場合は自分で工事をするのは難しいので、潔く業者さんに依頼しましょう。
なぜ自分で行うことをすすめないかというと、作業が複雑だからです。
素人さんでも自分で取り付けている方もおられますが、真空ポンプが必要だったり、壁に穴を開けたり室外機と接続させたりする等、失敗すると本来の寿命を全うしないまま故障するケースも考えられるのでプロにお任せしたほうがよいです。

エアコンの処分方法

家電リサイクル法に基づき回収された製品からメーカーは冷媒フロンを回収し処理するのですが、現在約80％がリサイクルされています。
正規の販売店でもあなた個人でも最終的にはメーカーへ戻ります。
もちろん購入した販売店に引き取りを依頼することは可能ですが、手数料や運搬料がかかるので自分で行える手続きについてご説明します。
多くの自治体が同じような方法で回収を行っているので知っておくとどこへ移住しても対応ができますよ。
ここからは大阪市における家電リサイクルの手続き手順です。
まずメーカーによって価格が異なる場合もあるので手続き対象の製品のメーカーをメモし郵便局へ行きます。
保証書がある場合は持参するとわからなくなったときの手間が省けます。
手続きには家電リサイクル券が必要で、これは郵便局に備え付けられています。
必要事項を記入し料金と手数料を振り込みます。
次に手数料券を持って指定された引き取り場所に運搬するのですが、大阪市の指定業者はたくさんあるのでガソリン代等を考慮しなるべく近くに運搬しましょう。
もちろん手数料と運搬料を支払えば引き取りも可能です。
この場合の注意点として大阪市一般廃棄物収集運搬業許可を有している業者に依頼しましょう。
同じように自宅から近い業者さんを選ぶようにしましょう。

安全に作業を

壁掛け式と比較すると自分で取り外しや取り付けができる窓用エアコンは手数料等がかからないのでメリットある製品です。
ただ、重量があるので作業をされる場合は万全の注意を払いふたり以上で行ってください。
また、家電リサイクルの手続きもわりと簡単であることがご理解いただけたと思います。
窓用のエアコンを欲しいという方がおられる場合は譲るという手段がありますが、故障したりしてゴミとなった製品をいつまでも自宅に放置せず正規のルートを使用しリサイクルに努めてください。
あなたが出したものがどこかで再生利用されていたら嬉しいですね。