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高級マンションなどが多い福島区

淀川と安治川にはさまれた福島区は、梅田にも近く暮らしやすい高級住宅地として知られています。
梅田まで自転車でも10分とかからない立地の良さ、それにもかかわらず静かな住宅環境と暮らしやすい条件に恵まれています。
梅田に行けばデパートが立ち並び、近くにはコンビニやスーパーもあり、ありとあらゆる商店がありますから、買い物に困ることはほとんどないのではないでしょうか。
そのため、いわゆるタワーマンションや高層マンションも増えました。
人口も増加の一方で、人口密度は大阪平均の約3倍、全国平均の14倍もあります。
また、地価も大阪平均の約4倍、全国平均の7倍となっていますから、福島区でマイホームを持つのはかなり大変そうです。
そんな福島区で暮らすとしたら、家電にもこだわりたいところでしょう。
最近は家電製品の新製品が次々とリリースされていますから、どんどん欲しいものが増えてしまい困っている方も多いと推察します。
新製品を購入するとしたら、これまで使っていたものが不要になってしまいます。
不要品になったテレビなどはどのように処分すればいいのでしょうか。

捨てる前に考えたい3R（リサイクル・リユース・リデュース）

リサイクル・リユース・リデュースという3つの言葉をご存知ですか。
リサイクルは知っているけれど、リユースとリデュースは聴いたことがないという方も多いかもしれません。
この3つのRは、これから循環型の社会を目指すならとても大切な言葉です。
3つのRのなかで最も知られている言葉はリサイクルでしょうが、リデュース・リユース・リサイクルの順番で考えることが大切です。
リデュースには、不要なものを減らそうという意味があります。
不要品の発生を抑制すれば、排出されるゴミ自体を減らすことができます。
テレビについて考えると、毎年新しい機能が追加された新製品が販売されるのだから購入するタイミングを考えようといったところでしょうか。
今は2K（フルHD）がもてはやされていますが、これから4Kに移行していくことは確かなようです。
しかし、4Kの技術がまだ浸透していないうちから、8K映像サービスの展開が期待されています。
2Kから4Kに乗り換えたのに、すでに世の中の関心が8Kに移っていたということも考えられます。
次々新しい技術が開発されるのですから、そのたびに買い替えていてはキリがありません。
それなら、本当に欲しくなるまで買い替えるのを待った方がいいのではないでしょうか。
そうだとしても、やはりどうしても買い替えたいという場合は、リユース・リサイクルの順番で処分を考えてみましょう。

リユースできないか考えてみましょう

家電リサイクル法が施工されて以来、テレビを処分する場合はリサイクルが義務付けられています。
家電リサイクル券センターの指定引き取り場所に持って行けば、リサイクル工場などに運ばれて細かく分解され原材料にされ再資源化されます。
鉄や銅、アルミニウムなどは再資源化されますが、すべての原材料が再資源化されるわけではありません。
資源化できなかったものは、使い道がないものとして燃されたり埋められたりします。
最終的にはリサイクルするしかないわけですが、その前にリユースできないか考えてみましょう。
リユース、つまり中古品として譲るか販売することができれば、その分ゴミを減らすことができます。
中古品として、譲る・販売する方法はいくつかあります。
まず、友人や知人、ご近所の方で、中古品でもいいから譲ってほしいという方がいないか探してみましょう。
掲示板や広報などを活用するのも良い方法です。
譲り先が見つからない場合は、中古品として販売できないか考えてみましょう。
もっとも簡単な方法は、リサイクルショップなどに買取ってもらうことでしょう。
家電を扱っているリサイクルショップは多いですから、売却もそれほど難しいことではありません。
ただ、型式や状態によって値段がかなり違うため、売却するのならなるべく高く買取ってくれるところを選んだほうが得です。
型式が古い場合でも、オークションサイトなどで送料のみでOKとすれば落札される可能性があります。
一人暮らしをしている学生や低所得者層など、中古品でもいいという方は一定数いますから正常に動くならまず売却することを考えましょう。
売却することができればリサイクル料金は必要ありません。

故障してどうしても動かない場合はリサイクルを

どんなに型式が新しくても、故障して正常に動かないものに買い手がつくことはありません。
その場合は、やはりリサイクルを考えたほうが良いでしょう。
家電リサイクル法では、消費者は家電販売店か家電メーカーに引き取りを依頼できることになっています。
販売した家電販売店と家電メーカーは、消費者からの引き取り依頼を断ることはできません。
これから買い替える予定なら、新品を届けてもらう時に引き取ってもらえば一番面倒がありません。
それに、新品を購入する時に、運搬手数料などの交渉をすることも可能です。
家電販売店は、リサイクル依頼や運搬に慣れていますから、消費者としても交渉しやすいというメリットがあります。
いつも利用している家電販売店なら、少し強く出ることもできるのではないでしょうか。
中古品は購入した家電販売店か家電メーカーに回収してもらい、新品は別に届けてもらうというのでは二度手間になってしまいます。
同じ日に来てもらえば1日で済みますが、そう順調にできるとは限りません。
回収する側の都合もありますから、両方の日程を擦り合わせるのが面倒なこともあります。
それなら、一度にやってもらったほうが手間が省けます。
もし、もっと費用をかけずに処分したいという方は、自分で指定引き取り場所に持って行きましょう。
自分で指定引き取り場所に持って行けば、必要なのはリサイクル料金だけです。
その他に必要なのはガソリン代ぐらいでしょう。
もし、自分で持って行くのは大変過ぎる思われるなら許可業者に依頼することもできますが、許可業者に自分の代わりに持って行ってもらうとしたらリサイクル料金と運搬費用がかかってしまいます。
それでは、家電販売店や家電メーカーに回収を依頼するのとあまり変わりません。

回収業者を利用するのも1つの方法です

指定引き取り場所に持って行くことができるのは許可業者だけですが、回収してくれるのは許可業者だけとは限りません。
チラシなどで不要品回収業者をよく見かけますが、こちらを利用することはできないのでしょうか。
同じような回収業者がたくさんありますが、業務内容を見るとどれも同じというわけではありません。
修理をして中古品として販売しているところであれば、回収してもらうことでリユースに協力することができます。
日本の製品はとても優秀ですから、リユースされた中古品が出回れば、日本のゴミが減るだけでなく優秀な製品を使ってもらうこともできます。
もちろん、リユースして中古品として販売する場合、回収業者は古物商の許可を持っていなければなりません。
そのため、古物商の許可を持っていない業者は避けたほうが良さそうです。
普通の不要品と違いどの回収業者を選んだらいいかは難しい問題ですが、きちんと社会貢献してくれている回収業者なら利用してもいいのではないでしょうか。
海外で低価格な中古品が出回れば、少しでも日本製品のファンが増えるかもしれません。