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捨てるのに費用が掛かるのはなぜ?
家電リサイクル法が開始されて以降、末端ユーザーである消費者にもリサイクル費用の一部負担が義務付けられるようになりました。
その最たる商品がテレビと言えるでしょう。
地上デジタル放送が開始され、長年使っていたブラウン管からプラズマや液晶へと買い換えを余儀なくされた人も少なくありません。
その結果、使わなくなったブラウン管を物置に仕舞い込み、何年も放置したままという人も多いようです。
では、なぜ不要品となったテレビを処分するのに費用が発生するのでしょうか。
その理由は、大きく分けて3つの要因が関係していると言われています。
まず第一に資源の問題です。
ご存知の通り私たちが暮らす日本では、原料となる原油やレアアースが乏しく、そのほとんどを輸入に頼っています。
その為、限られた貴重な資源を無駄にする訳にはいかないのです。
第二に、貴重な資源を無題にしない為には、分解してリユースする必要があります。
ところが、このリユースに不可欠な分解作業は、誰にでもできる作業ではありません。
専門的な知識や資格はもちろん相当な手間とノウハウ、設備投資が必要となります。
第三に、自治体の財政問題が挙げられます。
分解作業をはじめ、末端処理に掛かる費用の多くは、各自治体で負担していました。
この費用が財政を大きく圧迫していたのです。
これらの理由から、特定の家電に対してメーカーと消費者が共同でリサイクル費用を負担する、家電リサイクル法が開始されたと言われています。
仕組みみその①修復のノウハウがある
通常、費用が掛かるはずの不要品の引き取りをあえて行う業者は、なぜ存在するのでしょうか。
その理由は、大きく分けて3つに分類する事ができます。
まず第一にあげられるのが、修復のノウハウを有している事です。
もちろん、発売年度が新しく問題なく使える機種なら国内で転売する事も可能です。
ですが、5年以上前の古い型やリモコンが故障してる物、画面の色彩が赤みを帯びている商品まで、回収してくれる業者も存在します。
それは、修復できるノウハウを持っているからなんです。
同じ機種の使えるパーツを組み合わせたり、肝心の基盤さえ修復できれば、リサイクルショップやネットオークションで転売できる可能性が格段に高まります。
一見、故障しているように見える商品でもパーツごとに査定する事で、全く違った価値を見出す事が出来るんです。
その為、回収業者の多くは同じ型番の機種を集める傾向にあり、たとえ一昔前に流行った型番であっても流通量の多い機種が有利とされています。
ちなみに液晶画面に限って言えば、モニター部分に損傷がなければリサイクルできると言われています。
その為、たとえモニター以外に不具合があったとしても、引き取ってくれる業者も少なくありません。
仕組みみその②海外への転売
そして第二に挙げられるのが、日本製ならではの海外での需要です。
確かに近年では、日本の物作りが低迷していると言われています。
長年続いた円高の影響や、安い韓国製や類似品を乱発している中国製などに押されているのも事実です。
ですが、それは市場における販売台数を比較した結果に過ぎません。
事実、日本製の家電は世界的に信頼されており、現在でも確固たる地位を維持しているのです。
特に東南アジアやアフリカでは、「日本製は故障し難い」「耐久年数が長く何年でも使える」と評価されています。
つまり東南アジア圏やアフリカ圏の人々にとっては、日本の家電メーカー=ステイタスと認識されているんです。
しかも、日本ではどうしても費用が高くなってしまう基盤の修理も、人件費の安い地域で修復するなら、格段に安く済ませる事ができます。
その為、通常に使える商品はもちろん、多少の故障があっても高い需要が保たれているのです。
ただし、海外で転売できる商品には特徴があります。
確かに、日本では使われなくなった古いブラウン管でも需要はありますが、輸出するには重量や大きさが問題となるのです。
今となっては思い出すのも難しいブラウン管ですが、わずか21インチであっても相当な重さになってしまい、もっと大型のタイプだと二人がかりで運搬しなければなりません。
その為、海外のニーズに応えるには21インチ以下が条件とされているのです。
仕組みみその③パーツのリユース
第三に挙げられるのが、パーツのリユースです。
あまり意識して見る事はありませんが、テレビのパーツはプラスチックとガラス、金属とレアアースを含む基盤の4種類に分類する事ができます。
中でも重要なのが、貴重なレアアースを含んでいる基盤部分です。
レアアースの産出国によっては、輸出に規制を設けている国も多く、国際貿易摩擦の要因としてメディアで取り上げられる事も珍しくありません。
物作りを生業とする日本の家電メーカーにとっては、まさに命綱とも言える希少品とされています。
もちろん、誰もが安易に手掛けられるものではありませんので、有資格者を有した企業だけが認可を受けています。
また、リユースできないパーツの末端処理にも資格が必要です。
特に家電リサイクル法が開始されて以降、不法投棄が加速し深刻な社会問題となっています。
分解して高く売れる部品だけを抜き取り、リユースできない、もしくは転売価格が安価な部品だけ捨てるという業者がいるのも事実です。
特に、化学薬品を使っているパーツが山林や海に不法投棄された場合、長期間に渡って環境が破壊されるという調査結果も報告されています。
消費者である私達が不要品の引き取り業者を選ぶ時には、こういった責任も含まれているんです。
業者の見極め方
自分が使っていたテレビが環境破壊の一端を担ってしまうなんて、気持ちの良いものではありませんから、最後まで責任を持って処理してもらえる業者を選びたいものです。
では、安心して引き取りを依頼できる業者を選ぶには、どうしたら良いのでしょうか。
それは、業務の仕組みを公明正大に公にしているかどうかが決め手となります。
最近では、ほとんどの業者がホームページを開設していますから、事前に確認してみるのも良いでしょう。
また、担当者に直接聞いてみるのもオススメです。
その時に、回答につまったり言葉を濁してさり気なく話題を変える、社外秘だから答えられないと言うなら、警戒した方が安全でしょう。
自社の業務に自信があるなら、明確な答えが返ってくるはずです。
納得できる、筋が通っている答えが聞けたなら、信頼できる業者と判断できるでしょう。
また、住宅地でよく見かけるのが流しの業者でしょう。
特に、大阪24区内で最も人口の多い平野区では、大掃除をする年末や引っ越しシーズンの春先になると頻繁に見かける光景です。
使わなくなったテレビが邪魔だと思っていたところに、タイミングよく売り込みの声が聞こえてきたら、思わず飛びついてしまうという人も珍しくありません。
ですが、トラックに乗って不要品を回収してまわる業者に依頼する場合は、より確実な安全確認が必要となります。
最低限、その場で自宅に入れるのは避け、連絡先を貰って事業所の住所などを確認してみましょう。
その時には、上記に記載した仕組みがホームページや広告に明記されているかも確認するのが賢明です。
拡声器から聞こえてくるキャッチコピーを鵜呑みにするのは、危険極まりない行為です。
不要品が適切な方法で処理されるかどうかはもちろん、思わぬトラブルを招く結果になりかねません。
ルールを厳守している業者がいる一方で、詐欺まがいの業者がいるのも事実なのです。
平野区のような集合住宅が密集している地域なら、まともな業者を容易く見つける事が出来るでしょう。
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