粗大ごみや不用品回収なら大阪のパワーズ

大阪府の取り組み

国が定めた「家電リサイクル法」が始まって以降、テレビを含む特定商品を対象に処分方法が厳しく限定されるようになりました。
自治体によっては、独自のルールを設けるケースも少なくありません。
中でも積極的に取り組んでいるのが、大阪府と言えるでしょう。
東京に次ぐ第二の大都市である大阪では、次世代への健康被害が重要視されています。
これに伴い、循環型社会へ向けて廃棄物の発生抑制が急務とされているのです。
ちなみに、環境省によって定められた「ごみゼロの日（5月3日）」と「ごみ減量・リサイクル推進週間（５月30日～6月５日）」の両期間中は、様々な啓発運動が執り行われています。

その①他人に譲渡する方法

使わなくなった液晶やプラズマを手放す方法として有効なのが、他人に譲渡する方法です。
現在の日本では、一部屋に1台が一般的になっていますから、問題なくテレビが視聴できる状態であれば、引き取り手を探すのもさほど難しい事ではありません。
親類や会社の同僚をはじめ友人知人に声をかけてみると、意外と欲しがる人が見つかる事も多く、費用をかけて処分するよりは格段にお得と言えます。
もし、周囲で欲しがる人が見つからなかった場合は、地元のコミュニティーサイトを利用するのも一つの方法です。
高校生になった子供に与えたい、寝室用に使いたいという人が見つかるかもしれません。
ちなみに、養護施設や医療機関に寄付するという方法もあります。
ですが、何かしらの不具合がある場合や一昔前のブラウン管の場合、二次的な利用は見込めないでしょう。
また、運搬が問題になるケースも考えられます。
友人なら引き取りに来てもらう事も可能でしょうが、自家用車を持っていない人が初対面の人に譲渡する場合は、運送料を負担しなければならないケースも少なからず存在します。
地元のコミュニティーサイトを通じて見ず知らずの人に譲渡する場合は、相手に送料を負担して貰えるように、条件を加えておくのが賢明でしょう。

その②転売する方法

使っていないけど捨てるのは勿体ないという場合は、リサイクルショップで査定してもらいましょう。
発売年度が5年以内の物で、通常に使える状態であれば多少なりとも買値がつく可能性があります。
但し、どんな商品でも買値が付くとは限りません。
リサイクルショップは転売を目的としていますから、一人暮らし用の大きさが好まれる傾向にあります。
特に学生向けワンルームに最適な25インチ〜30インチ程度の大きさなら高い需要が見込めますが、搬入搬出に手間と人件費が掛かる大型サイズの場合は、敬遠されがちです。
大型サイズの場合は、公共施設や医療施設の待合室用として需要がありますので、そういった施設と取り引きがある業者を選ぶのが良いでしょう。
また最近では、個人で取り引きできるネットオークションサイトも人気です。
パソコンやスマートフォンを使って画像を添付し、必要事項を入力すれば簡単に出品する事ができる仕組みになっています。
しかしこの場合も、必ず落札されるとは限りませんので、手間を掛けた分ムダになってしまう可能性があります。
もちろん、落札されるまでは自宅で保管しなければなりませんから、今すぐ手放したい、引っ越しが迫っているという人には、不向きと言えるでしょう。

その③粗大ゴミとして処分する方法

発売年度が極端に古かったり、明らかに不具合がある場合は、粗大ゴミとして廃棄するしかありません。
まず第一の方法として挙げられるのが、自治体を通じて廃棄する方法です。
自治体が認可した業者が対象となりますから、最も安心して任せられる方法ではありますが、リサイクル券の購入が必要な事はもちろん、週末が休みというケースも多く日程の調整が難しいので、使い勝手が良いとは言えません。
もし、買い換えを機に中古品を手放したいという場合は、新しい商品を購入した店舗に引き取って貰う事ができます。
確かに、最も望ましいのは手放したい家電を購入した店舗に引き取ってもらう方法ですが、同じような商品を扱っている店舗であれば問題ありません。
転勤や転職など転居によって距離が離れてしまった、どこで購入したか覚えていないという人も多いでしょう。
そんな時は、新しい商品を購入した店舗に依頼してみるのもオススメです。
古い商品を渡す事で値引きされるキャンペーンが適応される場合は、廃棄費用を節約できるばかりか、逆にお得になる可能性もあるんです。
同様に、引っ越しを機に中古品を手放したいという場合は、引っ越し業者に依頼するのも一つの方法です。
引っ越し作業と一緒に片付きますし、場合によっては値段交渉の一貫として利用する事も出来ます。
特に、明らかに転売できないような古いタイプなら、引っ越し費用の交渉がこれ以上有利にならないというタイミングで、申し出てみましょう。
「不要品を引き取ってくれるならこの料金でお願いします」と言えば、少なくとも廃棄費用分を節約する事ができます。
但し、商品の価値が分からない、もしかして売れるかもしれないという微妙な場合は、結果的に損になるケースもありますので注意が必要です。
また、不要品の廃棄方法として最も一般的なのが、不要品の回収業者です。
事前見積もりに対応してくれる業者も多く、連絡した当日にスタッフを派遣してくれるケースも珍しくありません。
その為、引っ越しが迫っている、遠方から親類の遺留品整理に来ているなど、時間的に余裕がない人にとっては最も有効な手段と言えるでしょう。
加えて、実際に不要品を引き取ってもらう時に、作業員が搬出してくれるのも嬉しいポイントです。
もちろん、商品の状態によっては自治体と同様に費用が発生するケースもありますが、手間が掛からないという点では、かなり有効な方法と言えるでしょう。

その④一番オススメなのは？

使わなくなったテレビを処分する時にネックとなるのが、転売できるか出来ないかの判断です。
明らかに粗大ゴミとして捨てるしかないと判断できる商品なら、費用を負担してでも廃棄するしかありません。
ですが、発売年度が比較的新しく問題なく視聴できる場合は、事前に価値を確かめてから判断するべきでしょう。
そこでオススメしたいのが、リサイクルショップと不要品の回収、両方を取り扱っている業者です。
まずは、手放したいテレビの価値を知る為に、見積もり（商品査定）を依頼しましょう。
もちろん、業者に見積もりを依頼する時には、出張見積もりが可能かどうか、見積もり自体に人件費や出張費などの経費が発生するかどうかも確認しておく必要があります。
見積もりの結果、リサイクル商品として買値が付くなら申し分ありませんし、処分の対象となる場合も無料なのか有料なのかを把握する事が出来ます。
特に、サイズが25インチ〜30インチ程度テレビで日本製であれば、買い取ってもらえる可能性が高い商品と言われていますので、安易に粗大ゴミと判断する前に可能性を確かめてみましょう。
ちなみに、業者を選ぶ時の判断材料として、料金の根拠が明確に説明できるかどうかというのがポイントとなります。
なぜ費用が発生するのか、逆になぜ買い取ってもらえるのかを質問し、話の筋が通っていて納得できるのなら、不安要素が解消されます。
多くの業者が優良企業としてルールを順守しているとは言え、ルールを守らない業者が存在するのも事実です。
トラブルを避ける為には、自社の業務フローを明確に説明できる、事業所の連絡先が明らかになっているなど、最低限の確認が不可欠なんです。