粗大ごみや不用品回収なら大阪のパワーズ

修理するより新品を買ったほうがいい？

地球環境の保護のためリサイクルやリユースが推進されていますが、家電製品などではその動きに逆行するかのような現状があります。
たとえば、テレビ本体の価格はかなり下がってきていますが、修理費用は逆に上がってきているのではないでしょうか。
液晶ディスプレイのバックライトを交換する場合、サイズにもよりますが新品が1台か2台くらい買えるほどの修理費用がかかる場合があります。
そのため、修理するより新品を買う方が良いと判断する方が多くなっているようです。
新品が気軽に買えるようになったのは良いことですが、費用の関係で修理できるものができない状況はリサイクルが目指す循環型社会を遠ざけるものです。
修理費用の負担を軽くするために保証があるのではないかと思われるかもしれません。
確かに、メーカー保証の1年間と家電量販店が提供する長期保証に加入しておけば、どんな故障でも修理してもらうことができる気がします。
しかし、メーカー保証は自然故障のみを保証しているだけで、それ以外は保証してくれません。
家電量販店の長期保証は、1年間は100%保証してくれたとしても、それ以降は修理費や修理回数を制限したり上限が決まっていることがあります。
そのため、修理ができたとしても費用面で断念する方が多いのは事実です。
37インチ〜のテレビも最近では安くなっていますから、古い機種は粗大ゴミとして回収してもらい修理費に少しプラスして新製品を買いたいと思うのは自然なことです。

家電リサイクル法と自治体

大阪では、家電リサイクル法が施行されて以来、家電リサイクル法対象4品目を粗大ゴミの対象からはずしています。
大阪市の収集予約センターに連絡しても、回収してもらうことはできません。
これは、日本全国どの自治体でも同じです。
回収してもらいたい場合は、自治体ではなく家電量販店などの小売店か製造メーカーに連絡しなければなりません。
小売店といっても家電を販売していればどこでもいいわけではなく、引き取ってもらいたい製品を購入した小売店でなければ引き取ってもらうのは難しいでしょう。
家電量販店や製造メーカーに連絡するのは面倒だから、自治体に収集・運搬を代行してもらえないだろうかと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自治体に代行してもらえれば安心です。
実際に市民からの要望で代行を行っているところもありますが、大阪ではそのような代行サービスは行っていません。
不用になったテレビは、自分自身でその製品を購入した小売店か製造メーカーに収集の依頼をするか、近くの指定引き取り場所に持って行くしかありません。

リサイクルショップでの売買

修理をすればまだ使えるものなら、リサイクルショップに買取ってもらうことはできないのでしょうか。
リサイクルショップの多くは、動作が確認されるものでなければ買取を行っていません。
そのため、修理が必要な製品を買取ってもらうのは難しいかもしれません。
しかし、最近は故障していても買取ってくれる買取専門店も徐々に増えていますから、まったく買取ってもらえるところがないわけではありません。
ただ、その場合でも、店頭に持ち込むことが買取の前提となっているところもあります。
たった1台のために、出張査定や収集を行ったのでは利益にならないからでしょう。
小型サイズであれば店頭まで運ぶこともできるでしょうが、37インチ〜となると体格の良い男性でも1人では運べない大きさです。
誰か協力してくれる人を頼んで店頭まで運ぶしかありませんが、それで買取ってもらえればいいですが買取ってもらえなければ苦労した意味がありません。
買取ってもらえるどころか、持って帰るのが困難だと相談したら処分のための費用を請求されるケースもあるようです。
リサイクルショップや出張買取専門店では、不用品がたくさんあればまとめて出張査定を行ってくれるところもあります。
とりあえず査定を受けてみたい方は、自宅の不用品をかき集め必要数を揃えて出張査定を受けてみてはいかがでしょうか。
買取価格が低かったとしても、引き取ってもらえればリサイクル料金や運搬費用などを負担する必要がなくなりお得に処分することができます。
それに、リサイクルショップや出張買取専門店に買取ってもらうことで、リサイクル品として再び誰かに楽しみを提供できるようになるかもしれません。
長く使ってもらえれば、それだけゴミを減らすことができ地球環境のためにもなるはずです。
処分したい時に活躍してくれるリサイクルショップですが、買い替えたい時にも役立ってくれます。
映ってくれればいいとお考えなら、リサイクルショップで安く買ったほうがお得です。
ただ、処分することになった時、保証書などがないとどこの小売店で購入されたものかわからないことがあります。
リサイクルショップで買取ってもらえないほど古い場合は、製造メーカーに収集してもらうか指定引き取り場所に持って行くしかなくなります。

古くても落札される可能性があるオークション

オークションに、故障しているテレビがジャンク品として出品されていることがあります。
誰が落札するのだろうかと不思議に思われるかもしれませんが、こういった出品は珍しいことではありません。
出品されているだけでなく、いくらかでも値段がついて落札されていることから一定の需要があることがわかります。
最近発売された液晶だけでなく、かなり製造年月から年月が経ったブラウン管も出品されています。
故障していても、オークションに出品すれば落札される可能性があるわけです。
落札されるためには、ホコリなどをキレイに取り除き、見た目の美しさをアピールすることが大切です。
状況がわかるように、できるだけ詳しい説明や写真をアップすることをおすすめします。
付属のケーブルや取扱説明書などがあれば、さらに落札されやすくなります。
落札されても配送が難しいのではないかと思われるかもしれませんが、家財便などを活用すればそれほど難しいことではありません。
家財便なら梱包・搬出を宅配業者に任せることができるため、出品者は作業用のスペースを用意するだけで大丈夫です。
画面サイズ37インチ〜はかなりの大きさですから、搬出経路やエレベーター、階段のチェックなどはしておいたほうが良いかもしれません。

回収業者を利用する

リサイクルショップや出張買取専門のお店は国内で販売するために中古品を仕入れていますが、海外で販売するために中古品を仕入れている回収業者もあります。
日本より大きなリユース市場で販売できるため、それほど状態が良くなかったとしても買取ってもらえる可能性があります。
古物商の許可を持っている業者は買取も行っていますから、粗大ゴミとして処分するつもりならそのような業者に査定してもらってはいかがでしょうか。
買取が可能であれば買取ってもらえばいいわけですし、買取ができない場合は処分を依頼すればいいだけです。
業者によって買取額や処分費用はかなり違いますから、依頼する前にいくつかの業者に査定してもらうことをおすすめします。
口コミなどで評判の良い業者をピックアップし、買取・処分の相談をしてみましょう。
オークションより高く買取ってもらえるかどうかはわかりませんが、連絡をすればすぐに引き取りに来てもらえます。
オークションで落札されるのを待つ余裕がないという方は、業者に依頼してはいかがでしょうか。