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高齢者世帯が多い街

東成は、大阪城などがある中央区のお隣に位置するいわば下町です。
西成と比べられることが多いようですが、どちらも下町の風情があり高齢者が多い街です。
東成は大阪市内で4番目に人口密度の高くなっていますが、世帯数の約2割が高齢者世帯となっています。
2005年の統計では、総世帯数36,304世帯に占める高齢者世帯の数は7,148世帯でした。
高齢者世帯のうち4,235世帯が高齢単身世帯です。
実に、高齢者世帯の半数以上が一人暮らしということになります。
ちなみに、一人暮らし世帯は14.,021世帯ですから、いかに高齢単身世帯が多いかがわかります。
これは2005年の統計調査の結果ですから、現在はさらに高齢単身世帯が増えているのではないでしょうか。
下町の狭いアパートやマンションに暮らしている高齢者単身世帯も多く、区役所も高齢者世帯への福祉サービスの充実を目指しています。

高齢者世帯の家具選び

狭いアパート・マンションで暮らす場合、家具などの選び方にも気を使う方が多いのではないでしょうか。
特にスペースを取るベッドの選び方は重要です。
大きすぎては場所を取りますから、ヘッドボードなどがついていないシンプルなデザインがおすすめです。
ヘッドボードがついていると何かと便利ですが、スペースを広く使いたい場合には邪魔になることもあります。
ヘッドボードがあれば、目覚まし時計やメガネなどちょっとしたものを置くのに便利ですが部屋に圧迫感を与えてしまうことがあるからです。
目覚まし時計やメガネなどは、ヘッドボードではなく他の場所に置いた方が、スペースを有効利用できるだけでなくスペースを広く見せることができます。
狭い部屋なら、ちゃぶ台やテーブルを少し寄せるだけで置き場所はいくらでもあるのではないでしょうか。
部屋の狭さを何とかしたい場合は、腰をかけられるタイプを選ぶのも良いのではないでしょうか。
ソファタイプやロータイプなら、起きている時はソファとして使うことができるので便利です。
新に購入する時は、捨てる時のことも考えて選びましょう。
ベッドの寿命は平均して10年ほどですが、マットレスのほつれやコイルの変形などによって早ければ3年ほどで買い換えなければならなくなることがあります。
いつも通りに寝ているのに、なんだか寝つきが悪い、腰が重いなどの体の変調を感じたならもうそろそろ買い換えどきかもしれません。
高級なものは機能性にすぐれていますが、寿命がそれほど延びるわけではありません。
低価格なものと同じように寿命を迎えます。
立派なベッドは寝やすいかもしれませんが、不要品として引取ってもらう時に苦労することになるかもしれません。
大きくて立派であればあるほど動かすことすら難しいでしょうから、ごみ捨て場に持って行くどころか、家の外に出すだけでも大変なことに違いありません。
寿命が来て不要品になった時、どのようなタイプであれば引取りがしやすいか考えて選びましょう。

おすすめは軽くて丈夫な安いもの

処分する時のことを考えると、一人暮らしの高齢者世帯におすすめのベッドは軽くて丈夫な低価格のロータイプです。
ロータイプであれば腰掛けとして使用することもできますし、部屋においても圧迫感を感じることがありません。
空間を広く見せる効果もあるため、狭い部屋でも快適に過ごすことができるでしょう。
素材は、パイプかスノコなどが良いでしょう。
パイプやスノコを素材とした、組み立て式で低価格のものがおすすめです。
高級なものは購入した時に満足感を感じることができるかもしれませんが、頑丈であればあるほど不要品になった時に扱いにくいというデメリットがあります。
自分で解体できないものを運び出すのは、想像以上に動力が必要なものです。
組み立て式であれば、ねじ回しが1本あれば小さなパーツに解体することはそれほど面倒なことでありません。
また、スプリングやフレームの寿命は安いものとそれほど変わらないわけですから、処分する回数がそれほど変わるわけではありません。
それに、一生使おうと高いものを買ったとしたら、自分に合わないとわかった時のダメージが大きくなります。
それなら、粗大ごみとして処分しやすい組み立て式で低価格のもののほうが良いのではないでしょうか。
一つ一つのパーツが十分小さければ、自分でごみ収集場所に運ぶこともそれほど大変ではないはずです。
小さく分解したとしても1品目としてカウントされますから、ごみ処理手数料が多くなってしまうことはありませんから安心してください。
ただ、分解したものが1体のものであることがわかるようにまとめておいたほうがいいかもしれません。

東成の粗大ごみの出し方

東成の場合、不要品を粗大ごみとして出す場合次のような流れで収集が行われます。
回収をしてもらう時の参考にしてみてください。
・まず、粗大ごみ収集受付センターに電話をかけ事前受付を済ませておきます。
ただし、粗大ごみ収集受付センターでの事前受付とは別に、各処理工場に直接持ち込むことも可能です。
・事前受付の電話では、住所・氏名・電話番号といった個人情報とどのような品目を処分したいのか聞かれます。
この時、収集日と受付番号、そして引取りに必要な品目ごと手数料を教えてもらうことができます。
・品目ごとの手数料を確認したなら、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで粗大ごみ処理手数料券を購入しましょう。
・粗大ごみ処理手数料券は、裏を剥がすとシールになっていますから、必要事項を記入し引取ってほしい粗大ごみに貼って収集場所に出します。
粗大ごみ処理手数料券に書かなければならない必要事項は、事前受付時に聞いた受付番号か事前受付を行った人の氏名を書きます。
受付番号か氏名のどちらかを書けば大丈夫です。
・粗大ごみ処理手数料券を貼り粗大ごみの収集場所に出せば、収集に立ち会う必要はありません。
・ただし、粗大ごみ処理手数料券がわかりにくいところにはってあったり、料金が不足していると収集してもらうことができませんから注意しましょう。
・粗大ごみ収集受付センターの受付時間は、年末年始を除く月曜日から土曜日の午前9時から午後5時までです。
月曜日から土曜日であれば、祝日であっても受付を行っています。
・粗大ごみを直接持ち込める処理工場は、森之宮工場や港工場、住之江工場などです。
他にも直接持ち込み可能な処理工場はありますから、持ち込みに都合が良い処理工場を探してみてください。
処理工場に直接持ち込む場合は、各工場に事前の連絡をする必要があります。
・処理工場の受付時間は、月曜日から土曜日の午前8時45分から午後5時15分までとなっています。
祝日・年末年始は各処理工場ともお休みですのでご注意ください。

ごみ出しが大変な時は手助けを頼みましょう

高齢になると、今までできていたことが上手くできなくなるものです。
もし、ごみ出しが難しいようであれば、誰かに手助けしてもらうことを考えましょう。
市民福祉サービスとして提供されているふれあい収集を活用してもいいでしょうし、面倒であれば回収業者にお願いするのも1つの方法です。
無理に自分で行おうとして怪我などしては何にもなりません。
もし、どうして良いかわからない時は、市の環境局に問い合わせてはいかがでしょうか。
もしかしたら、良い方法をアドバイスしてくれるかもしれません。