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大阪でも人口密度の高い城東区

城東区は、大阪城公園と鶴見緑地に挟まれた地域です。
大阪城公園に訪れたことがある方なら、大阪城公園駅から見渡したことがあるのではないでしょうか。
大阪城公園駅から見ると、大阪城がある方角とは逆方向になります。
一見のどかな感じがする城東区ですが、全国に20カ所ある政令指定都市のなかでもっとも人口密度が高い行政区だということをご存知でしょうか。
人口密度は19,730人/km²で、この狭い地域の中に2016年10月現在165,360人もの人が暮らしています。
これだけ多くの人が暮らしているわけですから、転入・転出ともに多く出される粗大ごみは膨大な量になります。
そのため、大阪市では、ごみの減量とリサイクルを推進しているのですが、なかなかごみを減らすことができてません。
普通ごみであればアイデア次第でごみの減量やリサイクルはできるでしょうが、ベッドのような大きなものはどうすればいいのでしょうか。

大きくて重く廃棄に困るベッド処分

ベッドのような大きなものは、大きいだけでなく重いこともあり処分に困っている方がたくさんいます。
普通ごみなのか資源ごみなのか迷う方も多いようですが、そのどちらでもなく粗大ごみとして処分しなければなりません。
自治体によっては金属のコイル部分と生地部分を別々に分別してごみ出しするように指導しているところもありますが、大阪市の場合は細かく分別して出すのではなく粗大ごみとして出すことになっています。
ただし、マットレスと本体フレームは別々なものとして出さなければなりません。
折りたたみを除く本体フレームは、分解できるものは分解して出す必要があります。
ベビー用を除き、折りたたみタイプであってもかなり大きなものであることは確かです。
その大きくて重いものをごみ収集所まで持って行かなければならないのですから、どんなに力持ちの方だったとしても大変な作業です。
どうやって分解すればいいのか、どうやってごみ収集場所まで持って行けばいいのか悩むところでしょう。
その前に、大阪市はリサイクルを推進していますが、リサイクルすることは可能なのでしょうか。

リサイクルは可能か？

地球環境を保護するために、そしてごみ問題を解決するために、リサイクルを推進する自治体が増えています。
ほとんどの自治体がリサイクルを推奨していると言っていいでしょう。
大阪市でも地球環境保護とごみの減量を目的としてリサイクルを推進していますが、使い古した中古のベッドをリサイクルすることは可能なのでしょうか。
マットレスの生地などにほつれがなく、コイルなども壊れておらず、本体フレームにきしみなどがなければリサイクルすることは十分可能でしょう。
しかし、実際には、国内でのリサイクルはほとんど行われていません。
ただ、海外のリユース市場とのパイプを持っているリサイクル業者であれば、買取を行っているところもあります。
海外のリユース市場にパイプを持っているリサイクル業者であっても、すべて買取ってくれるわけではありません。
状態が良いものでなければ買取ができないばかりか、引取ってもらうための費用を請求されることもあります。
買取が可能であればわずかなお金であっても大助かりですが、売却出来ずに費用を請求されることが多いようです。
それなら、最初から回収費用などを明確に提示してくれる回収業者に依頼する方が安心かもしれません。

欲しい人に譲る

リサイクルショップで買取ってくれないのであれば、欲しいという人に譲ることはできないでしょうか。
親しい人であれば、あるいは欲しいと言ってくれる人がいるかもしれません。
かなり親しい間柄の方であれば中古であっても欲しいと言ってくれるかもしれませんが、まったく見ず知らずの相手がつい最近まで寝ていたベッドに寝たいと思うでしょうか。
自分自身がもらう立場で考えてみると、親しい間柄であったとしても寝るのを躊躇するかもしれません。
もちろん、キレイな状態の有名メーカーのものであれば、欲しいと言ってくれる人は多いかもしれません。
しかし、有名メーカーでキレイな状態であるのに、処分したいという方がいるでしょうか。
なんらかの不具合があるから、買い換えようということになるのではないでしょうか。
引越しをするので、まだまだキレな状態であるけど手放したいということはあるかもしれません。
引越しの荷物を少なくしたいから、できれば置いていきたいと考える方は多そうです。
欲しい人に譲る場合は、まだ使えるキレイな状態であることが前提条件でしょう。
不具合のある中古品を、面倒だからといって知人に譲るのはやめたほうがいいかもしれません。
ただ、ちょうど良く欲しいという人がいて譲れたとしても、どのように運ぶかという問題が残っています。
すぐ近くのごみの収集場所に運ぶことさえ大変なのですから、譲る相手の自宅まで運ぶのは非常に大変なことでしょう。
運ぶためだけに車両を調達しなければならなくなる可能性もあります。
レンタカーを数時間借りるだけでもかなりの料金が必要になりますし、運搬は自分たちで行わなければなりません。

不用品回収業者に依頼

レンタカーを借りたり自分で運搬できそうにない場合は、不用品回収業者に依頼したほうが何かとラクです。
不用品回収業者に依頼するとしたら、どのようなポイントに注意すればいいのでしょうか。
まず、不用品といってもいろいろありますから、ベッドを回収してくれるかどうかが一番重要なポイントです。
大型家具を回収しているのか、どのような経験・ノウハウがあるのかチェックしてみましょう。
大型家具の場合、階段から運び出せない場合は吊り下げなどを行わなければなりません。
吊り下げの経験がなければ、中高層マンション・アパートから運び出すことは難しいでしょう。
できれば粗大ごみの搬出を専門にしている回収業者を選ぶことをおすすめします。
経験とノウハウがある回収業者であれば、安心して搬出を任せることができるでしょう。
次に、ホームページなどで会社情報を明示しているかどうかをチェックしましょう。
最近は、自治体でも地球環境の保護を強く打ち出し、粗大ごみの廃棄ができにくくなっています。
一般家庭のごみを処分業務に携わることができるのは、きちんと一般廃棄物収集運搬業許可を持っている業者だけです。
この資格を持っていない業者は、不法に家庭の不用品を集めている業者ですから信頼してはいけません。
後々トラブルにならないように、無料で回収すると言われても預けたりしないようにしましょう。
次に、ホームページなどに料金が明記されているかどうかチェックしてみましょう。
無料見積りサービスがあれば、見積もってもらうことをおすすめします。
実物を見なければ実際の料金を算出することはできませんが、無料見積りでもおおよその料金を知ることができます。
見積もってもらった料金に納得できれば、そこで初めて作業を依頼するようにしましょう。
信頼できる回収業者であるかどうかと料金がいくらになるかは、何度でも安心できるまで確認しましょう。
信頼できる回収業者を探すのは大変ですが、自分で大きな荷物を運搬することを考えればそれほど大変なことではありません。
最初にラクをしようとして後でトラブルになるより、最初に安心できるまで確認して安心して任せられるほうが良いのではないでしょうか。