粗大ごみや不用品回収なら大阪のパワーズ

DIYってなに？

今、ちまたではＤＩＹという言葉をよく目にするようになってきました。
ひとむかし前では「日曜大工」とよばれていましたが、今では「ディー・アイ・ワイ」とおしゃれな名前にかわり、そのネーミングもすっかり浸透してきています。
それでは、この言葉の意味するところは何かと言いますと「Do it yourself」の略で「それを自分でやりなさい」といった意味になります。
家の戸棚を修理したり、ドアを直したり、子どものテーブルを作ったりなど、お店で購入したり、大工さんなどの専門業者に頼まないで「自分でやる」ということです。
「yourself」といっても、人から命令されるという意味合いではなく「自分たちでやりましょう」という意味合いを持っている言葉です。

DIYで出来ること

ひとことにＤＩＹといっても、作るモノやヒトによってさまざまです。
ほとんど玄人ばりの手の込んだ仕事から、100円均一で材料をそろえて、女性でも出来る手軽なモノまで千差万別です。
また、個人の家で行うものもあれば、職場や学校などでするモノもあります。
ホームパーティーの飾り付けや、文化祭のカンバンなどもＤＩＹのうちに数えられるものです。
個人の家で手軽にできるモノといえば「ラック」や「棚」があげられます。
少ない材料で比較的短時間で作ることができるので人気があります。
「モノを並べる」「モノを置く」だけなので、それほど完成度が求められないというのも人気の理由になっています。
逆にＤＩＹに不向きなものといえば電化製品など、専門知識が必要な家具や、引出しなどが付いた可動式の家具などがあげられます。
材料費に関しても「２×４（ツー・バイ・フォー）材」などの安価な木材や釘、ネジなどだけでなく、稼動させるための金具や器具、加工するための電動工具などが必要になってくるので、かえって既製品を買ってしまったほうが安くあがることが多くなります。

ＤＩＹにはゴミがつきもの

家の新築や引越しなどの時に、新しい家具や家電などを購入する場合、たいていの人は今まで使っていた古い家具、家電を下取りに出して引き取ってもらうという方法をとります。
しかし、ＤＩＹで新しく作る場合は引き取ってもらうということは出来ません。
それどころか、作業の過程でもたくさんのゴミや不用品が出ることになり、それらを処分する必要がでてきます。
これが嫌だという人は、大人しくホームセンターで新しいモノを買うか、大工さんにお願いすることをおすすめします。
一般家庭で出たゴミに関しては、基本的には一般廃棄物として無料で回収してもらうことが出来ますが、一定のサイズを超えると「粗大ゴミ」という扱いになり、住んでいる自治体によっては処理費用を請求されることになります。

ゴミの値段はいくら？

先ほど一般のゴミは無料と書きましたが、厳密にいうと有料です。
普段あまり意識をしていないかもしれませんが、ゴミを出すのに使うのは自治体指定のゴミ袋です。
それをお店で「購入する」ということが、ゴミの処理費用を前もって支払っているということになるのです。
ですがゴミ袋に入るものであれば何でも出していいというわけではなく、それぞれの自治体によって決められた分別方法に従って処分を依頼することになります。
大阪市の場合だと、最大の辺の長さや径が30センチメートルを超えるもの、棒状で1メートルを超えるようなものは「粗大ゴミ」として所定の手続きを踏んで、処分してもらいます。
また、全国共通のルールですが「家電リサイクル法」の対象になるような、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などは引き取ってもらえませんし、ガスボンベや消化器、タイヤや耕運機など専門業者しか扱えないようなモノも回収できません。

コスパがいいのはゴミ処理もＤＩＹする

種類やサイズによって処分にお金がかかるのですが、ちょっとした工夫で出費を減らせる方法があります。
その方法とは分別と分解です。
粗大ゴミの定義に当てはまらないサイズまで細かく切ったり分解することで、ゴミ袋に入れて一般ごみとして出せるものもあれば、自転車などはタイヤさえ外すことが出来れば鉄くずとして買い取ってもらうことも出来ます。
ガラケーからスマートフォンへの移行にともなって「都市鉱山」という言葉が流行ったことがありますが、そのまま出せばただのゴミでも、きちんと分別すれば「お金」にかわることだってあるのです。
これらの作業は自治体や業者がしてくれるものではありません。
あくまで「Do it yourself」ですから、それなりの時間と労力が必要になってきます。
しかし、ここで浮いた費用や、手に入れたお金で次なるＤＩＹの資金を作ることが出来るのです。
コストパフォーマンス的にみても、自然環境や資源の保護という観点においても「ＤＩＹ（自分でやる）」ということは素晴らしいものだということが分かります。