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一般廃棄物と産業廃棄物があります

大阪市では毎日多くのゴミが発生していますが、一般家庭から出されるゴミは自治体で処理できるものが多いですが、事業活動によって生じる事業系ゴミの場合は自治体で回収されないものも多いので、その分別方法や処理方法を正しく守る必要があります。
事業系ゴミにも一般廃棄物になるものと産業廃棄物になるものがありますので、事業者は自らの責任において適切に処理しなくてはいけません。
間違った方法で処理してしまうと思わぬトラブルにつながることもありますし、会社の信頼を大きく落としてしまうことにもつながりますので、正しく処分をおこないましょう。
事業系一般廃棄物はリサイクルに向かない紙の紙屑、木製品、天然繊維、ガラスくず、木くずなどがあげられますが、これらのゴミも事業に伴い発生するものであれば産業廃棄物となりますので、区別はしっかりと行っておく必要があります。

どのように処分するのか

産業廃棄物処理法では事業活動によって生じた廃棄物は再利用を行うなどで減量に努めなくてはならないとしています。
それゆえ、リサイクルができるものであれば、リサイクルが可能な業者に委託を行うこととなります。
事業系一般廃棄物の場合は一般廃棄物収集運搬許可業者への委託を行うこととなりますし、産業廃棄物の場合であればリサイクル処理を行う産業廃棄物処理業者に委託することとなります。
そしてこの場合も廃棄する品目を取り扱いできる業者に委託することが大事です。

自ら搬入する

事業系ゴミは業者に委託するほか、処理施設へ自ら搬入することもできます。
これは大阪市内の事業者で一定の要件を満たす場合は、有料となりますが、自ら焼却場に運び出すことができます。
持ち込みできる基準や日時、料金などはあらかじめ確認しておきましょう。
紙のゴミなどはこうした方法で廃棄することができますが、ガラスやブラウンかなどは焼却することができないゴミですので、その適切な処分方法も知っておきたいところです。
ガラスは家庭ごみで出す場合は普通ゴミとして出すことができますが、事業に伴って出たゴミであれば産業廃棄物の扱いとなります。
さらに、最近では液晶モニターが多く使われるようになりましたので、ブラウン管はかなり少なくなりましたが、古いものの処理で悩んでいる人もあるのではないでしょうか。

処理施設へは搬入できません

古いテレビや古いパソコンのモニターはブラウン管となっていることが多いですが、ブラウン管テレビも家電リサイクル法の対象となっていますので、自治体で回収されていません。
そして処理施設へ搬入しても引き取ってもらうことはできませんので、適切に処理していく必要があります。
家庭用の機器を業務用として使っていた場合は家電リサイクル法の対象となりますので買い替えなどの際には購入したお店に引き取ってもらうこともできます。
そして買い替えではなく、処分だけ行いたいという場合は過去に購入したお店がわかっている場合はそこに引き取りを依頼してみましょう。
そして、過去に購入した店舗がわからないという場合はメーカーや規格を確認し、郵便局でリサイクル料金を支払うこともできます。
その後は自ら指定の場所まで運搬する、運搬ができない場合は許可業者に引き取りを依頼することもできます。
ブラウン管テレビやモニターは他で購入して使っていたものであれば家電リサイクルの対象となりますが、自ら業務用として製造販売している場合は家電リサイクル法の対象外となり、産業廃棄物となりますので、適正な処理が必要です。

信頼ある業者に依頼する

事業系ゴミは家庭用のゴミよりもさらに分別が難しいものがあります。
分別や処理で悩んだ場合は、やはり専門の業者に依頼すると適切な処理が行われます。
この場合も不法投棄などのトラブルが起こらないよう、大阪市でも不用品回収で評判の高い、信頼ある業者を選ぶことが大事です。
一般の家庭から出る不用品だけではなく、法人への対応も行われている業者であるか、よく確認して選んでいきましょう。
法人に対応している業者であれば一般廃棄物になるのか、産業廃棄物になるのかもしっかり区別してもらうことができるので、正しい処理が行えます。
そして、ゴミの処理は思いのほか費用がかかることもありますので、処理にかかる手数料もよく比較して大阪での相場を知っておきたいところです。
事業系ゴミも、古いもの、汚れの目立つもの、破損が進んでいるものなどはゴミとして処理するしかないものもありますが、商品によっては無料で引き取ってもらえるもの、さらに買取に対応してもらえるものもあります。
古い家電なども部品や金属部分の再利用ができる場合もありますので、相談してみてはいかがでしょうか。
無料回収や買取が行われるとゴミの処理費用もより抑えることができますので、買取やリサイクルでも評判の良い業者を選んでおきましょう。