大阪市でゴミ屋敷から出た炊飯器などの電化製品を処分する方法

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2017年08月30日

電化製品の処分方法について

大阪市内にあるゴミ屋敷から出た炊飯器などの電化製品を処分するにはどうすればよいのでしょうか。
行政では製品の種類によって、粗大ゴミとして出せるものと、出せないものとがあります。
炊飯器の場合は、最大の辺または径が30cmを超えるものは粗大ゴミとして出すことができます。
粗大ゴミ収集受付センターに申込を行ってから、処理手数料200円分のシールを貼ってから、収集日に収集場所にゴミを出しましょう。
この他にもLDプレーヤー、オーディオ機器、電子オルガン、温水洗浄機付便座、ガスオーブンレンジ、エレキギターなども粗大ゴミに出すことができます。

家電リサイクル法対象の電化製品の処分方法について

家電リサイクル法対象品目のものは、法律により粗大ゴミとして大阪市の行政で処分することができません。
市では引き取りや収集、運搬は行っていませんので注意しましょう。
家電リサイクル法対象のものには4種類があり、家庭用のエアコン、テレビ、冷蔵庫および冷凍庫、洗濯機および衣類乾燥機です。
もし、ゴミ屋敷の中に家電リサイクル法対象のものがあれば適切な処理手続きを行わなければなりません。
処分の仕方には色々な方法があります。
もし購入したお店が解れば、販売したお店に、引き取り義務がありますので、引き取りを依頼するとよいでしょう。
引き取りが解らない場合は、まずはメーカーや規格、大きさなどを確認します。
郵便局で家電リサイクル券に必要事項を記入し、リサイクル料金と振込手数料を支払います。
液晶ディスプレイパソコン、液晶ディスプレイ一体型パソコンの場合は、資源有効利用促進法に基づき、パソコンメーカーなどで引き取りを行っていますので、購入したパソコンメーカーか、一般社団法人パソコン3R推進協会へ問い合わせるとよいでしょう。

自分で運搬する方法と業者に依頼する方法について

家電の引き取りについては、自分で指定された引き取り場所まで運搬する方法と引き取りに来てもらう方法があります。
引き取り場所まで運搬する場合は、家電リサイクル券と家電の両方を持って大阪市の指定引き取り場所まで持ち込みます。
引き取り場所まで運搬できない場合は、市の一般廃棄物収集運搬業許可業者に運搬を依頼しましょう。
この場合は、運搬料金を許可業者に支払うと、引き取り場所まで運んでもらうことができます。
対象の電化製品と家電リサイクル券を業者に引き渡しておきましょう。

普通ゴミとして処分することができる電化製品もあります

電化製品の中には、普通ゴミとして処分することができるものもあります。
IHクッキングヒーターやIH調理器、オーブントースター、カセットデッキ、肩、首マッサージ器、カラオケ家庭用スピーカー式などは普通ゴミとして処分できますが、辺や径が30cm超える場合は粗大ゴミ扱いとなります。
MDプレーヤーも普通ゴミとして出すことができますが、電池は外して出しましょう。
乾電池などは拠点回収ボックスに投入しましょう。
また30cmを超えるものは粗大ゴミ扱いになります。

拠点回収場所で回収する電化製品について

拠点回収場所で回収することができる電化製品もあります。
拠点回収場所には、大手家電量販店や、携帯電話販売会社、大手スーパーなどがあります。
ICレコーダーや充電用アダプター、ACアダプター、カーオーディオ、カーナビは普通ゴミとして出すことができますが、できるだけ拠点回収で出しましょう。
拠点回収でゴミを出すことは、面倒な気もしますが、ゴミを再資源化することができますので、ゴミを有効に再利用することができます。
普通ゴミとして出した場合には、ゴミを燃やす費用や灰を埋める手間、人件費など大阪市の税金が使われることになります。
ゴミを減らすためやゴミの再資源化のためという目的もありますので、拠点回収場所に出すことは、とても有益なことです。
公共施設や民間施設だなど、拠点場所になっている場所がたくさんありますので、できるだけ活用するようにするとよいでしょう。

片付け業者にすべて依頼する方法やリサイクルショップに売る方法も

ゴミ屋敷の片づけはとても大変な労力が必要です。
そこですべて片づけ業者にすべて依頼してみてはいかがでしょうか。
片付け業者の中には、テレビやステレオなどまだ使うことが出来るものや、利用価値があるものがあれば、業者が買取を行ってくれる場合もあります。
ゴミの処理や片づけ、買取もすべて行ってくれる業者であれば、わざわざ自分で処理する必要もありませんので、手間も時間も節約することができるでしょう。
またこの他にも電化製品を自分でリサイクルショップへ持っていき、売る方法もあります。
この場合は高く売れそうなお店をあらかじめ調べておいてから、お店に持ち込まれるとよいでしょう。
製造年月日が新しいものや、人気のある製品であれば高く売れる可能性もあります。
見積り査定を行う前に、きちんと汚れを取り除いておくとよいでしょう。
また取扱説明書や保証書などがあれば、一緒にもっていくと買取価格も上がります。
さらに高く売るためには、1点だけ持ち込むのではなく、まとめて持ち込んだ方が高く買い取ってくれる可能性がありますので、まとめてお店に持っていくとよいでしょう。