粗大ごみや不用品回収なら大阪のパワーズ

作業服を捨てるのもお金がかかる

作業服を制服として一括で作っている企業にとって頭を抱えるのは、デザインを一新するなどして手元に残ってしまった大量に古いものの処理です。
家庭ごみならば資源ごみとして束ねて収集場所に置いておけば大阪市の方で回収して処理をしてくれますが、事業系ゴミに至っては普通ゴミと同様の対処は出来ません。
事業で出たごみは一般廃棄物や産業廃棄物という扱いになり、認可を受けた特定の業者に廃棄をしてもらわなくてはならないので家庭ごみのように無料で捨てられるわけではないのです。
当然コストがかかりますので捨てる分のコストを考えておかなければならず、小さな企業ほど思い切って作り直そうと考えても思うようなものを作ることが出来にくくなってしまいます。

どうやって作業服を捨てれば良いのか

大阪市の場合、ごみとしての扱いは一般廃棄物と産業廃棄物のいずれかになります。
天然繊維で作られている場合は一般廃棄物、合成繊維から作られている場合は産業廃棄物になりますが、合成繊維で作られていることが多いため産業廃棄物として捨てられるケースが多いです。
このため、処分の際には産廃業者に申請を出して直接処理場に持ち込むか、あるいは運んでもらうかのどちらかを選択することになります。
しかし、焼け焦げてしまって使えないなどどうあっても使いみちがない状態であれば仕方が無いにしても、まだ十分に使える状態であればそのままごみにしてしまうのはとても勿体無いです。
捨てるのもコストがかかりますが、新しく作るのにもまたコストはかかります。
双方のコストを削減するために、買取を選択するという手があります。

作業服の状態をよく確認しよう

業者に買い取ってもらう前に、まず作業着の状態をよく見てみて下さい。
多少の汚れはあってもまだ十分に着ることが出来る状態なのか、穴が空いていたりして作業服としての用途を果たせないのかを見ておくと買い取ってもらうために依頼する業者が異なってきます。
まだ十分に使える状態であれば服や工具類を扱う専門業者に依頼をして買い取ってもらうことが出来ますが、服としての用途を果たさないのであれば廃プラスチックとして売ることが出来ます。
服として使えなければ材料として再加工をして使うことが出来ますので、もし服として売ろうとして査定額が付かなかった場合でも材料としてリサイクル専門業者に売る選択肢があることを忘れないでおくと良いでしょう。

作業服を服として売る場合に最初に確認しておくこと

服として売る場合、まず最初に確認をしてもらいたいのが会社の名前の入った作業着を買い取ってもらえるかどうかということです。
作業着そのものは買い取ってもらえても、会社の名前が入っているものだと買い取れないという場合があるため、依頼したい業者が会社名があっても買い取れるかどうかを確認しておいた方が良いです。
もし、会社名の刺繍が外せるようであれば外してしまって売るという手も可能ですが、作業着を発注した販売元が買取サービスを行っていることがあるのでそちらも確認しておくと良いでしょう。
販売元が買い取ってくれるサービスだと、会社の刺繍が入っていることは了解済みですので刺繍の有無を確認しなくても良いですし、スムーズにやり取りが出来ます。

作業服は綺麗に整えておこう

専門業者に買取の依頼が出来る場合は、出来る限り汚れを綺麗にしておくことをおすすめします。
専門業者が中古品を買い取るのは、それをまた新たに値を付け直して売るためですから売り物にならないほどに汚れていたら買い取ってはもらえません。
汚れた作業着を着たいと思う人もいませんし、ましてや着られないようなものを買おうと思う人もいませんから出来る限り洗濯やクリーニングをして綺麗にしておく必要があります。
勿論ただ洗濯をすれば良いというわけではなく、きちんと畳んで綺麗な状態で査定に挑むと意外と高値が付くこともあります。
同じ品質のものでもきちんと整えているのか、それとも雑然と出されたのかでは印象も変わりますし、この印象が査定に与える効果は絶大ですのでなるべく体裁よくしておくことが重要なのです。

廃プラスチックとして売る方法

服としての用途が果たせない場合、廃プラスチックとして買い取ってもらうことになります。
作業服はプラスチック繊維で出来ていますから、プラスチック材としての加工が可能なのです。
この再利用はサーマルリサイクル、マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクルの3つに分かれ、サーマルリサイクルは作業着から不純物を取り除いて熱エネルギーとして使用します。
マテリアルリサイクルは作業着を材料として別の何かに作り変える方法であり、ケミカルリサイクルは作業着の原材料である繊維の段階まで戻して再度作業着を作り出す方法です。
このようにしてリサイクルが出来るため、不必要なプラスチックを購入する業者に依頼をすることで新しく生まれ変わることが出来るのです。

作業服は畳んで綺麗にまとめておこう

不必要なプラスチックとして売る場合も注意しておきたいのは乱雑で適当に放置をするのではなく、綺麗にまとめておく必要があります。
プラスチックとして売るためには余計な混ぜものがないことが前提となりますので、合成繊維でプラスチック以外のものが使われていると買い取ってもらえないこともあります。
作業着だけではなく事務員の制服もいらないから一緒に入れてしまえと乱雑なことをしていると買い取ってもらえない原因にも繋がります。
業者としては出来るだけ手間を省いて材料として即座に使えることを望みますので、仕分けをしなければならない乱雑な状態で置かれると困ってしまうのです。
業者によっては予めきちんと仕分けをして余計なものを混ぜないことを買い取る条件にしているため、査定すらしてもらえないという状況にならないように注意する必要があります。
きちんとまとめているだけでも高額査定に繋がることもあるので、綺麗にしておいて損はありません。

作業服は洗濯などをして綺麗な状態にしておこう

しかし、いくら綺麗に畳んでまとめていたとしても汚れが酷い状態であっては拒否されることもあります。
つい先程脱いだばかりのものをまとめてそのまま査定に出して来た、ではいくら材料にする前に洗浄すると言っても業者も気分が良くありませんし、買い取ってもらえたとしても価格はかなり下げられてしまいます。
理想としては油汚れなども綺麗に抜いておくと良いのですが、それが難しい場合は服を売る時と同様に洗濯やクリーニングをして綺麗な状態にしておきましょう。
業者が買い取れない条件の中に汚れが酷いもの、というものがあります。
作業着においても例外ではなく、土埃を被って酷い状態のものなどは悪意があると見なされて買い取ってもらえませんので一度手間でも綺麗にしておくことをおすすめします。

業者選びはどのようにすべきか

服として売る場合もプラスチックとして売る場合も、どちらにも共通して言えることが、業者を選ぶ時は一箇所だけで選ぶのではなくネットを使って複数の業者を探すようにしましょう。
ホームページを持っている業者の場合、サービスの内容が詳しく書いてありますし利用者が多ければ口コミで評価をされている可能性もあります。
この口コミは悪評もありますので、どのような業者であるのかを知る参考になります。
それに査定額は一律一緒ではなく業者によって異なるため、複数の業者に見積もりを依頼しておいた方が査定額が高くなり、後の交渉で更に買取額を高くすることも可能ですので複数に依頼をした方が得なのです。

どちらで売った方が良いのか迷ったら

もし服として売れるのかどうか迷った場合、見積もりを依頼する段階で業者に聞いてみると良いでしょう。
写真を撮って見積もりの依頼をすると業者もより正確に答えやすいので、写真を添付して送るようにしましょう。
実際に査定に来てもらって見てもらうという手もありますが、査定の順番は廃プラスチックとして売る方は後にして服として売れるかどうかを確かめた方が良いです。
服としての用途が見込めなくても廃プラスチックとしての用途はありますので、順番を間違えないようにしましょう。