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ゴミ回収に強くなるためのお役立ち情報

プリンターの法人不用品の処分方法を考えてみましょう

プリンターとは

プリンターとは、写真やイラストなどを印刷するための電子機器のことを言います。
パソコンをお使いの方ならお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ネットなどで見つけた画像や地図、パソコンで作成した文章やイラストを印刷するのにとても便利です。
1台あれば業者などにプリントアウトを依頼する必要はありません。
インクさえあれば、好きなものをいくらでもプリントアウトすることができます。
最近は、低価格のものが増えたため、一家に1台どころか2台、3台とお持ちのご家庭も多くなっています。
それぐらいありふれた電子機器になりました。
ところで、不用になったとしたらどのように処分すればいいのでしょうか。

プリンターの寿命

一般的にプリンターの寿命はインクの寿命と同じだと言われています。
それほど故障しやすいというわけではなく、インク交換するよりも本体を購入する方が安いからです。
純正のインクが高いため、インクが無くなったなら買い替えたほうがお得だからです。
インクを買うより新品を買ったほうがお得なら、誰がインクを買って使い続けるでしょうか。
多くの方がインクを買うよりも新品を買うことを選んでいます。
これは循環型社会を目指す上ではかなり問題のあることを多くの方が認識していますが、この状況が急に変化することはなさそうです。
そう考えると、今後もインクが切れたなら寿命という方が一般的な状況が続きそうです。

プリンターはごみとして捨てることができるのか?

プリンターはごみとして捨てることができるのでしょうか。
最近は、いろいろなものが捨てにくくなりました。
テレビや冷蔵庫、エアコン、洗濯機は、家電リサイクル法により自治体に回収してもらうことができません。
家電量販店かメーカー、最寄りの指定引取場所に持ち込むしかありません。
家電リサイクル法に次いで、小型家電リサイクル法も施行されました。
家電リサイクル法で指定された家電は4品目だけですが、小型家電リサイクル法の対象家電はかなり広範囲にわたります。
小型家電リサイクル法の対象家電になっていたりしないのでしょうか。
小型家電リサイクル法の対象外ですから、一般家庭から出されたものなら大阪では粗大ごみとして回収してもらうことができます。
粗大ごみとして扱われるのは最大の辺または径が30cm以上のものですが、ほとんどの製品は最大の辺または径が30cm以上ですから捨てるとしたら粗大ごみになると考えて良さそうです。

使用済みインクカートリッジは拠点回収

ただし、使用済みのインクカートリッジだけは拠点回収になります。
なぜなら、使用済みインクカートリッジは、リサイクルすることができるからです。
どうしても拠点に持って行けない時に限り、普通ごみとして捨てることができます。
大阪はインクカートリッジ里帰りプロジェクトに参加しており、回収されたインクカートリッジ1個につき3円が国連環境計画(UNEP)に寄付されます。
寄付されたお金は森林保護などの環境保護活動に活用されるため、使用済みインクカートリッジは捨てたりせず回収拠点に設置された専用の回収ボックスに持って行きましょう。
回収ボックスは、区役所や図書館、スーパーマーケットなどに設置されています。
ただし、会社や商店などから出された法人不用品は回収することはできません。

法人不用品のプリンター

会社や商店などから出た法人不用品のプリンターは、自治体に回収してもらうことができません。
産業廃棄物となるため、産業廃棄物として扱わなければならないからです。
多くの部品からできているため、単一の産業廃棄物ではなく複合廃棄物という扱いになります。
プラスティックや金属が使用されているため、一般廃棄物ではなく産業廃棄物として処分する必要があります。
事業系ごみでも一般廃棄物なら焼却施設に持ち込むことができますが、産業廃棄物は持ち込むことができません。
面倒であったとしても、産業廃棄物処理法に則って廃棄しなければなりません。

購入店に相談する

産業廃棄物として廃棄するのはかなり面倒ですが、廃棄するより他に方法はないのでしょうか。
まず考えられるのが、新たに商品を購入する予定の家電量販店に引取ってもらう方法です。
廃業されるのでないのであれば、新たに買い替えることがほとんどなのではないでしょうか。
新しく買い替える予定であれば、古いものを引取ってくれる販売店は少なくありません。
店頭に持ち込むことを条件に引取ってくれるところもあります。
必ず購入してくれることがわかっているのでれば、販売店としても顧客サービスの一環として融通を利かせてくれるかもしれません。
下取りという形になりますが、この方法なら故障していてもOKですし、箱などに入れて持って行く必要もありません。

中古プリンターは売れます

インク切れで買い替えるだけなら、本体はまだまだ使えるはずです。
普通に使用しているとインクは1年ほどで底をつくといいますが、本体は丁寧に使えば5年でも10年でも使い続けることができます。
特に、発売後5年以内のものは人気で、引き取りを希望する引き取り手はたくさんいるはずです。
日本製の信頼度は高く、高機能タイプなら高値で売却することができるかもしれません。
ただ、5年以上経過すると、パソコンのOSの関係で買い手がつかないこともあります。
パソコンに接続して使用することが多いため、ドライバーが古くなると使えなくなることもあります。
そのため、発売5年未満の製品ならいくらでも売却することができますが、発売5年以上の製品は売却は難しいかもしれません。

オークションで処分

どうしても廃棄するのは面倒だという時は、インターネットオークションを活用する方法があります。
インターネットオークションなら、古い製品でも落札される可能性があります。
ただし、落札後のトラブルを防ぐため、型番やメーカー、製造年月日などの基本情報のほかに、キズや汚れなどトラブルになりそうなポイントは丁寧に説明する必要があります。
アップの写真を掲載すれば、多くのトラブルを回避することができるでしょう。
輸送中に壊れてしまわないように、しっかり梱包することをおすすめします。
緩衝材は新聞紙などでもOKですが、そのことを説明文にしっかり記載しておくことを忘れないでください。

無料回収を利用する

プリンターには、使用済みインクカートリッジのようにリサイクルできる部分がかなりあります。
そのため、無料で回収を行っている業者もあります。
再利用できる部品が少なくないことから、リサイクルすることを前提に無料で回収してくれるわけです。
リサイクルすることで利益を上げることができるため、故障していても問題はありません。
これが中古品の売買とは違うところです。
無料というと少し警戒してしまう方が多いようですが、きちんと理由がある無料なら大いに活用しようではありませんか。
その方がラクに法人不用品を処分することができるはずです。

利用する方法

無料回収を利用する時は、インターネットなどで検索してみましょう。
多くの業者がホームページを開設していますから、インターネットで検索をすればすぐに見つけることができるはずです。
最寄の業者なら持ち込むこともできますし、遠方の業者でも郵送で受け付けてくれるところもあります。
送料などを考えれば、最寄りの業者に持ち込んだほうがお得ですし手間がかかりません。
ただし、何でも無料回収しますといったところは敬遠したほうがいいでしょう。
不用品すべてがリサイクルできるわけではないのに、すべて無料で回収してくれるのはおかしな話です。
無料回収であっても、なぜ無料なのかはっきり説明できる業者を利用しましょう。

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