法人不用品の処分の具体的な方法やデメリットについて

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ゴミ回収に強くなるためのお役立ち情報

2017年08月30日

企業活動を行っていれば必ず不用品は発生します

企業などの法人が経済活動を行う上では、年月が経つにつれてそれ相応の不用品も出てくるものです。
事務所を構えている企業の場合はデスク、コピー機、書類を置く棚、パソコンをはじめとする業務用機器を使って日々業務を行っているわけですが、その多くが消耗品であるため、一定期間使用すると新しいものに取り換えが必要となるのは必然なのです。
また、事業の拡大、縮小などの経営状況に応じて事務所移転、新規事務所開設なども随時発生してきますので、その際に古くなった事務機器やデスク、椅子などを処分して新しいものに買い換える必要も出てきます。
こういう場合に総務担当者などが頭を悩ませるのが不用品の処分方法なのです。
単にいらないからといって山中に不法投棄するなどは論外で、きちんと正規のルートで処理をしなければ罰せられてしまうことにもなります。

不用品の処分方法

では不用品の処理は具体的にどのようにすればいいのか？やり方は大きく分けて2つあり、1つは自治体経由で行う方法で、もう1つは民間の不用品回収業者に依頼する方法です。
後者の民間の不用品回収業者については、現在では日本国内に数千以上の業者があると言われています。
なぜこれだけたくさんあるかというと、それだけ需要があるからです。
言い換えれば行政や自治体を通じての回収だけでは足りてないというわけで、その不足を補う目的で民間の業者が活躍しているというわけです。

民間の処分会社を利用するメリットについて

行政だけの対応では不用品回収の需要に追い付いていけていないということで、昨今ではこういった処理の際に大阪市でも多くの法人や個人が民間の業者を利用しています。
行政が行っている対応というのは、月に1度決められた日に所定の場所に取りに来るといったやり方で、あらかじめ処分することを自治体に連絡していた品に行政から送られてきたシールを貼っておき、当日にトラックが来て申請されたものか確認して回収という流れになります。
この月に一度程度の頻度では実際のところ全然足りていないのが日本国内の実態なのです。
また、民間の業者利用のメリットとしては、捨てる側のスケジュールに合わせて業者が対応してくれるという点もあります。
従って業者側のスケジュールが仮に空いていた場合、即日対応もしてもらえる可能性があるというわけです。

行政側で引き取ってもらえないものも民間業者ならば対応してもらえるメリットもあります

法人不用品が発生した場合でも、行政では一切対応不可のものがあることは知っておきたいものです。
それはどういった種類の品かといいますと、エアコン、テレビ、冷蔵庫などの家電です。
こういった家電は現在では「家電リサイクル法」によってリサイクルが義務付けられており、通常は新しく購入した家電量販店などに古いものを引き取ってもらうという流れになるのです。
従って自治体はこれら家電類については回収してくれないのですが、民間の回収業者ならばこういった家電類でも対応が可能なのです。
企業が活動をする上で事務所移転などはそう頻繁にあるわけではありませんので、スムーズに移転をさせるために関係者は頭を悩ませ、いらないものの処理、回収のやり方も分からずに途方に暮れるケースも少なくないようですが、行政と違って民間の回収業者はまさに「かゆいところまで手が届く」対応をしてくれることが多いのです。
また、回収だけでなく、物によっては買取を行ってくれる場合もあります。
これについては企業で不要と思って捨てようと思っていたものに思わぬ付加がついていたことにもなり、その他の回収品と合わせて業者が来てくれたにもか飾らず、いくらか現金がバックされるという恩恵も受けることにもなります。

ただしデメリットがあることも知っておきたいものです

これまでの内容をまとめますと、法人不用品の回収を民間の処分業者に頼めばメリットだらけに思えてきますが、いくらかのデメリットがあることも知っておきたいものです。
その1つが料金面です。
行政の決められたスケジュールに沿って回収をしてもらうと、費用はさほどかかりません。
しかし民間の業者の場合は細かい部分にまで対応してくれる分、料金は高くなってしまうのです。
これはある程度は仕方のない事ですので、事前にどれくらいかかるのかを業者のホームページなどで確認したり、電話で詳細まで聞いておくことがおすすめです。

まれに悪徳業者の存在するので注意が必要です

また、これは回収業者の業界に限った事ではありませんが、一部の業者で料金面などで高額な請求をする業者もあるようなので注意したいものです。
ホームページで「完全無料」と書いてあったにもかかわらず、作業の最終段階になってあれこれと話を出してきて制球をしてくると言った例が稀にあるようですので、業者選びは慎重にする必要があります。
ネットの口コミ評判なども参考にし、悪徳業者に引っかからないようにしたいものです。
こういった業者にさえ注意すれば、何かと便利なのが民間の回収業者です。
行政の場合は所定の回収場所まで自分で持っていかねばならないものでも、民間業者ならば建物の中まで入って取りに来てくれる対応もしてくれます。