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不用になった複合機などの業務用機器

不用になった複合機などの業務用機器をどのように処分すればすればいいの分からず、オフィスや事務所の隅に置きっ放しにされていることも多いのではないでしょうか。
商都と呼ばれる大阪には、多くのオフィスや事務所があります。
それぞれのオフィスや事務所では、複合機だけではなく多くの機器を使用されているのではないでしょうか。
最初は新しくサクサク動いてくれた機器でも、年々動きが悪くなり故障することも多くなってくるものです。
故障して使えなくなったり、新しい機種に買い替えてそのままになっていることもあるのではないでしょうか。
オフィスや事務所に置きっ放しでは、スペースを有効活用しているとは言えません。
それではどうやって処分すればいいのかお困りの方のために、処分方法を検証してみましょう。

粗大ゴミとして引取ってもらう

まず考えられるのが自治体に粗大ゴミとして回収してもらう方法です。
粗大ゴミとして引取ってもらうためには、ゴミ集積場所に出しておけばいいというわけではありません。
事前に引取ってもらえるよう申請する必要があります。
それぞれの自治体によって申請方法は違いますから、事前に確認しておくことといいでしょう。
ただ、家庭用のコピー機などは粗大ゴミとして引取ってもらうことができますが、ほとんどの自治体では法人不用品は粗大ゴミとして引取りを行っていません。
引取ってもらえるかどうかまず確認してみましょう。

メーカーに相談を

使用している業務用機器のメーカーによっては、メーカーに引取ってもらうことができます。
たとえば、業務用コピー機や業務用FAXなどは、製造メーカーに相談することで引取ってもらうことが可能なケースが多いようです。
不用になった場合は、各製造メーカーの担当窓口に連絡をしてみましょう。
製造メーカーが同じであれば、業務用コピー機や業務用FAXだけでなく他の事務機器も引き取ってもらえる場合があります。
業務用コピー機などを引取ってもらう場合は、データの消去を依頼できるかどうか確認しましょう。
業務用コピー機にはデータが残っているため、そのままにしておくと情報漏えいのリスクがあります。
そのため、処分する前に、データを消去しておく必要があります。
ただデータ消去は有料になる場合が多いため、いくらくらいになるかあらかじめ処理費用とともに見積もってもらいましょう。

リース会社に返却する

その業務用機器がリース品だとしたら、契約しているリース会社に返却しなければなりません。
ずっと自社の備品のように使用していたとしても、リースした製品はリース会社のものですから、不用になったらリース会社に返却する必要があります。
リース会社からリースしている製品であれば、きっと箱体のどこかにリース会社のシールが貼ってあるはずです。
リース会社のシールにはリース会社の連絡先が書かれているはずですから、書かれている連絡先に連絡してみましょう。
リース会社に連絡すれば、どのようにすればいいか教えてくれるはずです。
決して、勝手な判断で処分しないようししてください。
勝手に処分してしまうと、賠償しなければならないことになるかもしれませんから注意しましょう。

産業廃棄物業者に依頼する

会社の規模が大きくなると産業廃棄物業者に依頼することが多いようです。
産業廃棄物業者とは、産業廃棄物を収集・運搬できる許可か処理・処分する許可を得ている業者のことです。
産業廃棄物業者に依頼すれば費用はかかりますが、おおむね製造メーカーに依頼するより安く済むことが多いため利用する会社が多くなってきました。
製造メーカーに依頼すると引取ってもらえるのはそのメーカーの製品だけですが、産業廃棄物業者であればメーカーに関係なく引取ってもらうことができます。
複数の種類の機器が混在していたり、製造メーカーが異なる機器が混在していたとしても気にせず依頼することができます。
製造メーカーに依頼するより手続きなども簡単であり費用も低めであるため、かなり手軽な処分方法です。

リサイクル業者を利用する

ここまではお金を出して処分する方法でしたが、リサイクル業者を利用すればお金を出さずに法人不用品を処分することができます。
製造メーカーや産業廃棄物業者に引取ってもらうにも、粗大ゴミとして出すにもお金がかかります。
しかし、リサイクル業者に買取ってもらえば、お金をもらいながら必要なくなったものを処分することが可能です。
もしかしたら、リサイクル業者に依頼するのは面倒だと思われているかもしれません。
実際には、製造メーカーに引取ってもらう手続きのほうが面倒なくらいです。
利用してみれば、これほど簡単に引取ってもらうことができるのかと驚かれることでしょう。
それでいてお金をかけずに必要ないものを処分することができるのですから、これほど良い処分方法はありません。

どうやってリサイクル業者を選べばいいのか

同じリサイクル業者でも、そのサービス内容はさまざまです。
買取ができない場合でも引取ってくれるところもあれば、買取ができない場合は返却されるところもあります。
買取ができないからといって返却されたのでは、別の処分方法を見つけなければなりません。
リサイクル業者を選ぶとしたら、買取ができない場合でもきちんと引取ってくれるところを選びましょう。
そして、いくらで買取ってくれるのかと、買取ができなかった機器を無料で引取ってくれるのか有料で引取ってくれるのかも重要なポイントです。
それらの情報を知るためには、まず事前に見積もってもらうことです。
事前見積もりを依頼する場合は、1社だけでなく最低3社に依頼することをおすすめします。
1社だけではその査定が妥当なものかどうか判断できませんが、3社に見積もってもらえばだいたいの判断をすることができるからです。
大阪には数多くのリサイクル業者が営業を行っていますから、目ぼしいリサイクル業者を見つけるのはそれほど大変なことではありません。

高く買取ってもらうには

せっかく買取ってもらうわけですから、できるだけ高く買取ってもらいましょう。
高く買取ってもらうにはどのようにすればいいのでしょうか。
まず、査定を受ける前にキレイに掃除をしておきましょう。
隅や溝にホコリが溜まっているものより、キレイに掃除されているもののほうが丁寧に使用していると思ってもらうことができます。
また、購入時に付属していた取扱説明書や付属品があれば高値で査定さる傾向があります。
1台2台よりもまとめて買取ってもらったほうが高額査定になる傾向がありますから、法人不用品はできるだけまとめて買取ってもらいましょう。

買取までの流れ

買取には店頭買取と出張買取、宅配買取がありますが、大きな業務用機器を買取ってもらうのに店頭買取や宅配買取は実際的ではありません。
ほとんどが出張買取という形になります。
出張買取なら搬出も任せることができるのでラクです。
出張買取の場合、買取ってもらいたい旨を電話かメールで連絡すると、希望日時に出張査定に来てもらうことができます。
出張査定で提示された金額に納得できれば、即座に契約を完了し引取ってもらうことも可能です。
金額に納得できなければ断ってかまいません。
断る可能性があることを考え、査定依頼をするとしたらキャンセル料・出張料無料のところを選びましょう。

状況に合わせた選択を

以上、法人不用品の業務用機器や複合機の処分方法をご紹介しました。
それぞれメリットやデメリットがりますが、できるだけ費用をかけずに処分したいとお考えならリサイクル業者に引取りを依頼する方法がおすすめです。
リサイクル業者に引取ってもらえば、もっとも費用と手間をかけることなく処分することができます。