粗大ごみや不用品回収なら大阪のパワーズ

個人情報が詰まったスマホ

家族があの世へ旅立ってしまうと困るのが遺品整理です。
家具や家電などの品物を整理していくことは簡単ですが、一番難しいのが個人情報が詰まっているスマホです。
現代社会では一人一台状態で保有しているのが当たり前の状態で、端末には連絡先やＳＮＳの記録に動画やアプリにゲームの記録など、その人の全ての情報が詰まっています。
しかし、亡くなったからといって放置していると大変なことになりかねませんので、ご家族は勇気を出して故人の端末の片づけに取り掛かる準備を始めることです。
端末を見て驚くべき情報を目にするかもしれないですが、ネット銀行など隠し預金等の思わぬ相続を手に入れる可能性も潜んでいます。

整理をするべきポイント

まず、連絡先から片付けていくことです。
故人の死を知らせていない知り合いがいれば、メールなどを利用し、亡くなったことを伝えることも大事です。
また亡くなったことを知らずに、遊びや飲み会の約束の連絡が届いていることがわかったらすぐに事情を伝えることです。
端末の解約に関しても人によっては亡くなってから数年は解約しないご家族もいらっしゃいます。

みてはいけない項目

端末を覗くと故人にとってみられたくない項目もたくさんあります。
特に画像においては家族には絶対に目に触れてほしくない画像もたくさんありますので、極力画像のフォルダを開けないようにしてください。
またＬＩＮＥなどのコミュニケーションアプリに関しても、故人が知られたくない交友がありますので、必要最低限の連絡だけにとどめておくか、キャリアメールだけ残してコミュニケーションアプリを退会またはアンインストールすることです。

金銭に絡むことは即整理

今の時代、端末一台で決済や取引が簡単にできる時代です。
片付けていくとネット銀行や証券にＦＸなどの金融商品の取引の形跡を見つけることができます。
ネット証券やＦＸにおいては、運が良ければ利益が出ており、ご家族としてはすぐに利益確定を出して、遺産相続をしたいです。
逆に大きな損を出している場合は、ご家族が損を放棄することもできます。
証券会社やＦＸ会社に問い合わせをして、解約等を行うことで金融資産の片づけを薦めていくことができます。
また一番分かりにくいのが、ゲームやショッピング関係の支払い状況です。
ゲームの課金があればすぐに精算することと、ショッピングサイトで注文している商品があればキャンセル等を行うことです。
また有料のメールマガジンを受信していたら解約手続きを行うなど少々手間がかかりますが、金銭に絡むことは亡くなってから間もなく行うことをお勧めいたします。
でも、どのように取引などがわかるのか？という意見がありますが、足跡をたどるにはキャリアメールまたはフリーメールやパソコンと共有しているメールなどでたどることができます。
ゲームのアプリの課金やショッピングサイトにネット証券等の連絡先は基本的にメールが主ですので、故人のメールボックスを開くことで金銭における片づけをスムーズに行うことができます。
片づけをしないで後日莫大な請求が家族の元へ来ることも避けることができます。
銀行や証券など手続きに労力と時間がかかるものもありますが、亡くなった場合口座を凍結しないといけないので、ご家族が協力して金融機関に連絡を取って片付けることが第一です。

デジタル遺品専門業者に依頼

家族によってはスマホの操作ができない人もいます。
操作ができなければ故人の端末を片付けることすらできないので、この場合は大阪市にあるデジタル遺品整理業者に依頼をするのが一番です。
業者さんにお任せすれば、開かずの間であった端末を開くことができ、連絡帳から画像の整理に先ほど述べた金融関係の片づけなどを着々を済ませることができます。
データ等の片づけが終了した端末はご家族が回収することもできますし、デジタル遺品整理の業者に回収を依頼することもできます。
スマホを持っていない人が操作することは困難ですし、万が一誤作動等を起こしたら大変なことになりますので、業者に依頼をしたほうが良いです。
業者側も作業で知った個人情報を漏えいしないので、安心して任せることができます。
また業者に任せるメリットとしては、家族が知りたくないデータに関しては業者側が伝えないので、ある意味では故人のプライバシーを最後まで守ってくれます。

事前に記録整理をしておく

出来るだけ、自分が他界してからスマホにおいて家族に迷惑をかけないためにも事前に片づけをしておくことが大事です。
重要なＩＤとパスワードをメモ等に残しておくことや、ネット銀行や証券などの金融に絡む情報なども記載しておくこと、ＳＮＳの最後の管理方法についても記載しておくと万が一のことがあっても家族はメモを頼りに端末を片付けていくことができます。
情報が記載されているメモに関しても、家族の中で一番信用できる人物に託しておくことです。
遺品の片づけにおいて一番困難なスマホですが、事前に準備をしておくことで家族に迷惑をかけないですし、余計な情報が家族に漏れることなく、安心してあの世へ旅立つことができます。