DIYで使用した電動工具を処分するポイント

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2017年07月27日

迷ってしまう電動工具の処分方法

机やテーブル、棚など、自分の好みの家具を自分で作るDIYで部屋のコーディネートを楽しむ人が増えています。
作るのに必要な木材や金具、工具などはホームセンターで手軽に入手することが出来、家具を買うよりも安く、自分でデザイン出来るのが人気を呼んでいます。
ですが家具など物を作る場合、多くの人が完成品のイメージに心を躍らせて忘れられがちなことがあります。
それは、作るのに使用した電動ドライバーやドリルなどの工具の処分方法です。
簡単に入手することが出来て便利な電動工具ですが、一度必要なものを作り終えたら、そのまま使わなくなってしまうこともあります。
そこで不用になった電動工具は何ゴミになるのか、買い取ってもらえるのかなど、処分する方法についてご紹介します。

何ゴミになるのか

木材を使って家具などを作る場合、電動ドリルやドライバー、のこぎりやヤスリなど様々な工具を使用することがほとんどです。
目的の物をある程度作った後はDIYする機会が減って行き、後々になって片付けや引っ越しの際に工具が出て来ると、処分に迷ってしまうこともあるかと思います。
特に電動工具はコードなどがあったり、電気を使うものですし、普通にゴミ袋に入れて、ゴミに出して良いかどうか判別が付きにくいことが多いです。
使えなくなった電動のドライバーやドリルなど、電動工具を処分する身近な方法の一つとしてあげられるのは、家庭ゴミとして出す方法です。
出し方は自治体によって異なってきますが、大阪市の場合、最大の辺または径が30cm以内のものや、棒状で1m以内のものは普通ごみとして出すことが出来ます。
家庭用の電動工具は小さなものが多いですし、量があまり多くなければ、ほとんどが普通ごみとして出すことが出来そうです。

大きさによっては粗大ごみになる

本格的にDIYをしていた方の中には、プロ用のものを使っていたという方もいらっしゃるかと思います。
プロ用のものは、家庭用のものと比較しても大きいものが多いです。
こちらも自治体によりますが、大きな工具に関して大阪市では、30cmを超えるものや、棒状で1mを超えるものは粗大ごみとしています。
粗大ごみの回収は電話で収集受付センターに電話で回収を依頼し、コンビニやスーパーなどで購入出来る、数百円からの手数料券を用意する必要があります。
大抵の場合はスピーカーや電気カーペットはいくら、掃除機はいくらなど、具体的なものによって手数料が決まっているようです。
処分したいものの手数料を知るには、電話で確認するのがベストな方法ですが、粗大ごみの一覧によって手数料を確認することも出来ます。
一覧を確認して該当するものがない場合は、大きさによって手数料が決められています。
幅や奥行き、高さの合計が1.5m未満のもの、1.5m以上2m未満のもの、2m以上2.5m未満のもの、2.5m以上のものに分類されていて、大きくなるほど多くの手数料が発生します。
もうほとんど動かなくなって使えなくなった工具などは、普通ごみや粗大ごみとして出すのが良いでしょう。

不用品回収業者に依頼する

DIYをする過程で木材など他のゴミが出たり、電動ドリルや電動ドライバー、コードリールなど工具をまとめて片付けたいと言った場合、不用品回収業者に依頼するのも手です。
大きなものや大量のゴミは普通ゴミとして捨てることが出来ない場合がほとんどで、粗大ごみとして出すにも手間がかかります。
不用品回収業者は無料で見積もりをしているところもありますし、ホームページなどからだいたいの見積もりを行える業者もあります。
見積もりやサービスを活用し、不用になったものをまとめて片付けるのも一つの方法です。

まだ使えるものは買取も期待出来る

あまり使っていないしまだ動くから、捨てるのはもったいないと言う場合もあるかと思います。
そういった工具は、リサイクルショップや工具買取専門店などで買い取ってもらえる可能性があります。
一般的に製造されてからの日付が浅いものや未開封のもの、あまり使用していないものや使用に問題ないものは高く買い取ってもらえる傾向にあります。
取扱説明書や保証書、ケースやバッテリーなどの付属品が付いていることも買取のポイントです。
使い勝手の良いものは問題なく買い取ってもらえますし、買取を強化しているものはショップによって違うので、何を売るかによっていろいろなショップをチェックしてみるのも良いでしょう。

安全に処分する

家庭用の小さな工具は大阪市では普通ごみとして出すことが出来ます。
それ以外の自治体でも燃えないごみなど、普通にごみに出すことが可能な場合もあります。
ごみとして出す場合、ドリルなど先端の尖ったものや刃物が付いたものなど、そのまま袋に入れて出すのは危険です。
尖った部分や刃が付いた部分はガムテープなどでくるんで、安全に配慮してごみに出しましょう。
大抵の場合は自治体から配布されるゴミの処理方法や出し方の案内に、きちんとした方法が記載されています。
記載された方法に従って、安全に捨てるのがおすすめです。