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遺族にとっては遺品でも、現実はごみと同じ

身内が亡くなるとしなくてはいけない事の中に遺品を整理するという事があります。
遺族にとって、遺品を整理するという事は故人の死を再確認する作業となり辛いものです。
故人が残した物には、どれをとっても思い出があり、大切に扱ってしまいます。
しかし、それは遺族だけの感情であって、第三者にとってはただの物です。
遺品を必要な物と、必要でない物に仕分けて、必要でないものはごみとして処分します。
遺族にとって処分しなければいけないものが遺品であっても、ごみとして出すには、きちんと分別して出さなければいけません。
大阪市では、ごみ減量を更に推進することとし、分別ルールの徹底を図り取り組んでいます。
分別収集対象品目は普通ごみ資源ごみ、容器包装プラスチック、古紙・衣類とあり、もし普通ゴミに他の空き缶や雑誌、プラスチック容器などが混ざっている場合、出された袋に啓発シールを貼って収集せず残置しています。
普通ゴミ以外も、資源ごみ、容器包装プラスチック、古紙・衣類についても、対象品目以外の異物や汚れが混ざるなどリサイクルに支障をきたす場合は、啓発シールを貼り、収集せず残置します。
たとえ、遺品であってもごみと同じ扱いなのでゴミ出しルールを守って処分するようにしなければいけません。

遺品は宝の山かもしれない

遺品は故人が今まで生きて生活しそれに必要な道具、家具、すべての物です。
遺品を見るとその人の生活や価値観が分かり、中には金銭的に価値があるのではないかと思う物も多くあります。
資産家だとすぐに思いつくのが、掛け軸や茶器、刀、壺などの骨董品屋、絵画、彫刻などの美術品、ブランド品、有名ブランドの腕時計、貴金属宝飾品や宝石などがあります。
特別の資産家でなくても、一般家庭でも思わぬ物に価値があるも事もあります。
例えば、食料品は無理だと思っていても、ウイスキー、ブランデー、日本酒、ウォッカなど未開封であれば引き取ってもらえます。
家具もよく確認してみると、ブランド家具やデザイナーズ家具であれば買い取りが可能です。
家電も型落ちでなければ買い取り可能なものもあります。
その他にも、エレキギター、サックス、フルート、電子ピアノ、アンプ、ハーモニカ等の楽器、歌謡曲レコード、映画やアイドルのDVD、ビジネス本、漫画単行本、図鑑、専門書などの書籍類、訪問着、振袖、帯などの着物など、人が生活していれば当然あるものが含まれているものです。
そう考えると、遺品は整理の仕方によっては宝の山となるかもしれません。

リサイクルショップに行く前の準備

誰でも買い取ってもらう時には少しでも高額にと思うものです。
リサイクルショップに行く時には事前の準備が必要です。
リサイクルショップで買い取ってもらえるものは何かを調べます。
インターネットでリサイクルショップを調べれば、その店がどのような物を過去に扱ったかが分かります。
扱った商品が分かれば、何が買い取ってもらえる商品かも分かり、遺品を整理する時もその商品に注意をして仕分ければよいのです。
また、リサイクルショップには専門性があるものです。
書籍やDVD、骨董品、家具や電化製品など、自分の店が得意とする分野があるものです。
その特性を知っていると、書籍やDVDを多く扱っている店に家具や電化製品を持ちこむと査定額が低くなるかもしれませんから、書籍やDVDを持ちこむようになります。
リサイクルショップを選ぶ時には専門性を調べ、その専門性にあった商品を持ち込むことが高額査定に繋がります。
また、商品の印象を良くするためにも、掃除は大切です。
中古という事は分かっていても使用感のあるものは躊躇します。

時間がない人は業者に依頼する方法も

多忙で細かく遺品を仕分けする、リサイクルショップに持って行く時間がないという人は、不用品回収買取業者に依頼することをお勧めします。
使う事のメリットは、時間と体力の負担が軽くなるという事です。
遺品の中からどれが価値があるものかを判断することは、知識がない素人には難しいものです。
価値があるものも知らずにごみとして処分してしまうこともあり、もったいないものです。
依頼すれば、その場で査定し金額を提示してくれます。
わざわざ運んで、これは買い取りができないといわれる心配がありませんし、無理だろうと諦めていた商品でもその場で査定してくれ、もしかすると値段がつくかもしれませんしそうでない場合でも納得できます。

業者の選び方

業者はインターネットで調べることができ、自社のホームページでどのような商品を扱っているのかの実績、知識を判断することができます。
口コミなどで、業者の評判やトラブルの有無を見ることも一つの判断材料となります。
また、口コミでどのような商品をどのくらいで買い取ってくれたかも見ると選ぶ基準ができます。

遺品整理は重労働でも宝探しと思えば頑張れるかも

遺品整理は時間も労力もかかる大変な作業です。
しかし、遺品の中にもしかして、金銭的な価値があるものがあるかもしれないと思えば、細かく確認しながら仕分けもできますから後悔がない遺品整理ができます。
また、気持ちの持ちようで辛い作業もはかどるかもしれません。
どのような形でも、遺族が納得できる形での遺品整理が望ましいものです。