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ゴミ回収に強くなるためのお役立ち情報
事業者が責任を持って処分しなければならない事業系ゴミ
事業系ゴミとは、事業活動に伴って発生したゴミのことです。
事業活動に伴って発生したゴミですから、事業者が責任を持って処分しなければなりません。
事業活動とは、何も事務所や商店、飲食店などだけではありません。
図書館などの公共サービスや病院や福祉施設の活動も事業活動に含まれています。
会社や団体として活動を行ったことで排出されたゴミは、すべて事業活動によって排出された事業系ゴミということになります。
一般的には、産業廃棄物と呼ばれることが多いものの、産業廃棄物とのイメージとは違って案外一般家庭から出せるようなゴミなどもあります。
いったいどのようなゴミが産業廃棄物になるのでしょうか。
事業系ゴミの分類
産業廃棄物には20種類の分類があります。
この20種類の廃棄物は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、いわゆる廃棄物処理法に詳しく規定されています。
産業廃棄物にはどのようなゴミが含まれているのか、一度確認してみましょう。
この20種類の産業廃棄物は、さらに3つに区分されます。
一般家庭から出るゴミとほぼ同じ一般廃棄物、特定の業種から廃棄される産業廃棄物、そして毒性・感染性を持つ特別管理産業廃棄物の3つです。
これらの産業廃棄物は、自治体に回収してもらうことはできません。
それどころか、排出した事業者も勝手に処分することができない決まりになっています。
一斗缶など金属の場合
それでは一斗缶などの金属はどのように処分すればいいのでしょうか。
自治体に回収してもらう場合、それぞれの自治体によって違いますが大阪では資源ゴミになります。
毎週1回ある資源ゴミの日にゴミ収集場所に出しておけば回収してもらうことができます。
資源として活用してもらうには、中身を取り出しよく水洗いしてから捨てましょう。
場所を取らないように、できるだけ潰してからゴミ袋に入れることをおすすめします。
このようにキチンとゴミ出しすれば、捨てられる資源を減らせるとともに、新たな資源として活用することができます。
以上は一般家庭の資源ゴミの処分方法ですが、それでは事業系ゴミの場合はどうすればいいのでしょうか。
再利用できないか確認を
産業廃棄物が出た場合は、まず自社で再利用できないか確認してみましょう。
一斗缶なら、容器として繰り返し使用することが可能である場合もあります。
自社で再利用することができれば、産業廃棄物として廃棄する必要はありません。
繰り返し再利用し、壊れたものだけを廃棄すればいいだけです。
まずリサイクルを考えましょう
自社で再利用ができない場合は、リサイクルできないか検討してみましょう。
産業廃棄物のなかには、多くの資源ゴミが含まれているためリサイクル可能はものがたくさんあります。
一斗缶などのゴミは、自治体でも資源ゴミとして回収を行っています。
このことからもわかるとおり、資源としてリサイクルすることが可能です。
リサイクルできるものは、リサイクル工場に引き取ってもらいましょう。
多くの産業廃棄物は費用を出して処分しなければなりませんが、金属くずの場合は売却することも可能です。
リサイクル製品の原料としての流通ルートが確立しているため、原料として手軽に売却することができます。
売却するとしたら、できるだけ高く買い取ってくれる業者を選ぶことをおすすめします。
買取業者の選び方
大阪には多くの業者が存在しますが、どのように選べばいいのでしょうか。
分別したゴミを保管している場所に近い業者を選べば、運搬に余計な時間と労力をかけずに済みます。
しかし、近くにある業者が、高く買ってくれるとは限りません。
時間と労力、そして買取価格の3つを比較して、一番希望に合った業者を選びましょう。
最近はホームページを開設している業者もたくさんあります。
複数の業者のホームページを見て相場を確認するとともに、見積もりを取ることをおすすめします。
できるだけ多くの業者から見積もりを取りましょう。
あまり多くの業者から見積もりを取ると対応が面倒になることもありますから、ここならと思える3社から5社ほどに見積もりを依頼することをおすすめします。
見積もりでチェックしたいポイント
見積もりでチェックしたいポイントはいくつかあります。
もっとも気になるポイントはやはり価格でしょうが、価格よりもその中身が重要です。
その価格で買い取ってもらうことができるのか、それとも運搬費用などが差し引かれるのかきちんと確認しましょう。
高値で取引できると思ったのに、運搬費用が差し引かれて思ったほどの利益にならなかったということもあります。
運搬費用などの追加費用など、見積書に書かれていない費用が発生しないか確認することが大切です。
信頼できる業者なら、そのような要望をしなくても見積書にきちんと内訳を書いてくれるものです。
見積書の書き方などからも、信頼できる業者かどうか判断することができます。
見積もりを依頼する場合は、スタッフの態度などもチェックしましょう。
リサイクルの行方
売却することができた金属くずは、どのように生まれ変わるのでしょうか。
どのような素材かによっても違いますが、アルミの場合はアルミ缶や自動車のホイール、一部はフライパンなどのアルミ製品になります。
スチールの場合は、スチール缶などになるほか、自動車や洗濯機、建設資材の部品になることが多いようです。
どちらにしても、再び製品として使用さるわけです。
このリサイクルの輪をつなげれば、資源を無駄遣いすることもありません。
貴重な資源をゴミとして廃棄してしまうことがないように、事業所から排出される産業廃棄物もきちんと分別することが大切です。
産業廃棄物が排出された場合は、まず保管し、それからリサイクルできるものを分別・再生利用しましょう。
そうすることで、産業廃棄物の処理費用を浮かせることができるだけでなく、環境保護などで社会に貢献することができます。
塗料・塗装系廃棄物の場合
同じ一斗缶であったとしても、塗料・塗装系廃棄物の場合は事情が違います。
普通の汚れの場合は焼却処理することで除去することができますが、塗料の場合はそれが難しいからです。
排出時に塗料が完全に乾燥・固化している場合、どんなに頑張っても中身を取り出すことができません。
塗料の成分には有害物質が含まれていることがあり、揮発性・引火性も高いことから特別管理産業廃棄物に分類されてしまうことがあります。
内部で塗料が乾燥・固化しているものは、焼却するしかない場合もあります。
粘性が高いものや大きな塊になっているものは、粉砕・破砕も簡単に行うことができません。
そのため、廃棄処分にするにしても、割高な処理費用を支払わなければならなくなるケースもあります。
これでは売却するどころではありません。
廃棄物を金属くずにするには
金属くずを廃棄物にしない、もしくは廃棄物をリサイクル可能な資源にするためには、使用した後の処理が大切になってきます。
塗料缶の場合は、とにかく中の塗料を使い切ることが大切です。
容器の内側に、塗料が溜まっていない状態まで使い切りましょう。
塗料が溜まっていない状態にまで使い切ったなら、後は塗料の性質に合わせて適切に洗浄しましょう。
水性塗料の場合は、缶を洗浄した水も洗濯排水と同等の扱いになりますから安心してください。
できるだけ大量の水で薄めて流せば、下水道の整備が不十分な場合でも安全に流すことができます。
油性塗料の場合は、内部の塗料を使い切ってからうすめ液で薄めましょう。
うすめ液で薄めた塗料はそのまま捨てるのではなく、布などに染み込ませ乾燥させてから捨ててください。
このように処理すれば金属くずとして売却することが可能です。
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