粗大ごみや不用品回収なら大阪のパワーズ

遺品整理をどのような手段で片づけるのか

遺族にとって一番やっかいな作業が遺品整理でしょう。
これは遺族それぞれが故人への思いが違う分、遺品への思いも異なり一緒片づけを行うと感情が邪魔をしてなかなか進まないようです。
他人にとってはただの物でも、遺族にとっては故人を偲ぶ大切な思い出の品です。
そのような品を他人に整理させる事は少し抵抗を感じる人も多いようです。
しかし、いつまでもこのままにしておいて故人を偲ぶわけにもいきません。
遺品を整理する事で気持ちも整理し故人の死を受け入れる事ができます。

遺族で遺品整理をする場合

遺族で遺品を整理するには一人では大変な作業なので、大勢で片づけた方が時間も費用も節約できて故人の供養にもなります。
今まで使っていた生活用品は実にいろいろあります。
人が今まで使っていたものがすべて遺品となるのですからそれらを片付けるのは大変です。
片づけるという事はゴミに出すということにもなります。
しかし、それぞれ仕事や家庭がある場合が多くなかなか同じ日時に集まって作業をする事は困難です。
遺族で話し合って分担するのも良い方法です。
作業する前に調べておきたい事があります。
それはその地域のゴミの出し方が違うという事です。
ゴミの分別や収集日をあらかじめ調べて作業をする日を決めると不用品をいつまでも置いておくことなくスムーズに片づけることができます。
大阪市は分別収集を実施、リサイクルを推進していますのでゴミの分別にはとても熱心です。
例えば、普通ゴミの中に資源ごみ、容器包装プラスチック、古紙、衣類などが混ざっていて分別ルールを守られていない場合は啓発シールが貼られ、収集されずに残置される事があります。
分別ルールが守られていると確認できるように、中身が見える透明か半透明のビニール袋でないと収集してくれませんので、段ボール箱や紙袋は使えません。
また、空き缶や空き瓶、ペットボトルも中身が残っていれば捨て、水洗いをしなければいけません。
大阪市ではスマートフォン専用のごみ分別アプリがありますから、ごみ分別検索や収集日カレンダーなどがわかるので利用すると便利です。
粗大ごみを回収してもらいたい時は粗大ゴミ受付センターに電話をし受付を申し込みます。
受付センターから告げられた収集日に手数料券を貼り自宅の前か指定の場所に午前９時までに出します。
このように細かく決められているので、ゴミを収集してもらえずに残したりして近隣住人に迷惑をかけないようにしなければいけません。

業者を利用する場合

多くの遺品を片付けるのは分別作業だけでも大変な上、ゴミや粗大ゴミの収集日まで予定に入れて計画しなければ効率よく作業が進みません。
このような事を考えると、回収業者に依頼することを考えます。
頼む時の気を付けたい事がいくつかあります。
まず、依頼する場合無許可ではないかという事です。
無許可の場合は不法投棄、不適正処理、不適正な管理をされる場合があり、いくら処分してもらうつもりでいた遺品でもそのような扱いをされる不快に思います。
また、高額な処理料金を請求された事例もあるのでしっかりと確認しなければいけません。
無許可でない会社をいくつかインターネットで選びます。
ホームページなどを見ると今までの実績や経験、仕事の内容等を知ることができますので気になる会社があれば問い合わせてみましょう。
問い合わせをする場合は社員の対応を判断するためにも電話が良いです。
電話の応対で会社の姿勢が分かります。
多くの会社場合、見積もりは無料なのですが、確認した方が良いです。
複数の会社から相見積もりをとって値段とサービスを検討します。
見積もりに来てもらった時はできるだけ細かく要望を伝えましょう。
後でトラブルにならないためにも重要です。
不用品の回収ではなく遺品なので遺品整理士がいる会社が良いでしょう。
遺族の気持ちに配慮した片づけをしてくれます。
遺品の中には家具や家電などまだ使えるものがあるはずです。
それらの物を買い取ってもらえると費用が抑えられるので、リサイクルもしている会社が良いです。
ホームページだけでは分からない事もあります。
口コミなどでトラブルがなかったか、評判は良いか等を見ることも参考になります。
葬儀や行政の手続き等で疲れてはいるでしょうが、遺族の中で手分けしてみんなが納得する会社を選び、後悔のない遺品整理をしたいものです。

自分に合った方法で片づける

すべてを業者に任せなくても、どうしても自分たちで出来ない部分や、時間がこれ以上取れなくて残ってしまった物など、自分たちで出来る範囲の片づけをした後で依頼する方法もあります。
自分たちで片づけをした分、費用は抑えられています。
遺族は遺品整理に関して素人です。
プロの業者は多くの現場を経験してきているので、効率よく片づけてくれます。
しかし、すべてを人任せに出来ないのが遺品整理です。
後で悔いが残らないためにも、人間関係が壊れないためにも、遺族の間でよく話し合って自分たちに合った方法で遺品を片付ける事が大切です。