ゴミ屋敷には不用品がいっぱいだから業者に頼むのがいい

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ゴミ回収に強くなるためのお役立ち情報

2017年06月22日

増えるゴミ屋敷

近年、日本全国にゴミ屋敷が増える傾向がありますが、その理由に住人の高齢化が挙げられます。
戦後、物のない時代を経験した人たちにとっては、物があふれる豊かな国になった今の日本で暮らしていても、体に染みついた習慣なのかもしれません。
また、その一方で６５才以上になると２人に１人が認知症になるという研究データからもわかるように、認知症が原因で物が片付けられずにどんどん溜まっていったり、価値のないゴミを大事な物と考えてしまい込むなどの行動も指摘されています。
また、高齢者住人だけがゴミで埋もれた家を作り出すわけではなく、物に執着する人が作り出すという理由も考えられます。
とにかく物が沢山あれば安心するといった具合に、物を心のよりどころにする傾向が人間にはありますが、それがたまたま傍目にはゴミと見える物だったというわけです。
当人にとってはゴミではなく、一つ一つが価値ある品物だと思っていますので、行政の説得にも頑として応じようとせず、周囲の住人と軋轢が生じるケースが多いのが、住人からこれはゴミではないという主張がされるタイプだといえます。

大都市での対策

大阪市をはじめとする大都市には多くの人が住んでいることから、地域の迷惑防止条例違反に該当するゴミ屋敷に何とか対応する必要がありますし、観光客が多く訪れる都市であれば、景観や町の臭いに影響を及ぼしかねないこともあって、対策が急務です。
大阪市の場合、どのような品目をどのようにして不用品回収するかの分別分類をホームページで詳しく紹介しています。
もし、ゴミを溜め込んだ住人が一念発起、片付けに取り掛かろうと思った時にはこの大阪市のホームページを参考に、ゴミの分類をしてくれるのが望ましいですが、正直言ってゴミ屋敷と呼ばれるほどのレベルになってしまうと、個人の力できれいにすることは不可能だと思われます。
そんな時は、回収・清掃を手掛ける専門の業者に入ってもらい、きれいにしていく方法しか選択の余地はないと言っても過言ではありません。
大阪市の業者なら、市の定めるところの分類に従ってゴミを仕分けしながら不用品回収作業をして行ってくれますので、なにもかもおかませしても大丈夫という安心感があります。
とはいえ、家丸ごとのごみ回収ということになれば、費用は相当なものになると覚悟して取り掛かる必要があります。
おそらく、ゴミを集めた張本人ではなく、その家族が行うことになったり、あるいは行政代執行が実施されるケースもあると考えられます。

業者にやってもらうことのメリット

少ないゴミであっても、今や分別をして収集日に出しておくのが当たり前になりましたので、分別されずに雑然とゴミ袋に入れられていると、ゴミ回収担当者は頭を悩ませることになります。
どのようなゴミに分類されるのかという知識を持たない人が屋敷いっぱいのゴミを整理するとなると、きちんと分類できるかどうかはなはだ疑問です。
おそらく、種類の異なるゴミが一緒くたになってしまい、分別作業のやり直しが行われることになるでしょう。
この手間を避ける唯一の方法は、回収専門業者に入ってもらい、的確に分類しながらたまりにたまったゴミを処分していってもらう方法です。
とはいうものの、できるだけお金はかけたくないというのであれば、徹底的にゴミの分別種類を調べ、一つ一つ的確に処分していけるようにする必要があるでしょう。
例えば、IHクッキングヒーターは家電として回収処分というイメージがありますが、実際にはもっとも大きな辺がｃｍを超える物は粗大ゴミ、それ以下の持ち運びできるものは普通ゴミとして回収されます。
ICレコーダーのような小さな物は普通ゴミとして処分していいような気がしますが、逆に拠点回収と指示されていたりと、ゴミの分別は非常に複雑です。
業者に依頼するなら、一つ一つの分別に悩むことなく、どんどん作業は進んでいくでしょう。

二度とゴミ屋敷にしないことが大事

認知症が原因で物を溜め込んでしまうとなれば、家族やケアマネジャーなどが注意して見守り、注意を促したり、本人が気づかぬ間にそっと処分するなどして、再びゴミ屋敷にならないようにする必要があります。
何らかの飢餓感から物を集めてしまうという人は、一度家をきれいにしたのち、カウンセリングを受けるなどして、なぜゴミ屋敷が生まれるに至ったのかの理由を、自身の分析からおこなってみるのもいいでしょう。
いずれにしても、大阪市にはたくさんの不用品回収業者があり、大きな物や重い物はスタッフが搬出してくれますので、それこそ家じゅうに溜まったゴミをどんどん片付けていってくれるでしょう。
足の踏み場もなかった家が、片付ける、運び出すの作業を同時進行してくれるスタッフの手際の良さによって、みるみるうちに片付いていくのを見れば、二度とゴミを溜めないようにしようという決意も生まれてくるのではないでしょうか。
家の中の品のほとんどが不用品というゴミで埋まった家を何とかするには、プロの手を借りる他ないといえます。