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冬シーズンになると、暖房器具が必要になります

一般的にはエアコン、各種ヒーター、こたつを使っている方が多いですが、最近はホットカーペットをこれらの暖房器具と併用している女性が増えています。
と言いますのも、こちらは敷くだけで足元を温めてくれるので、冷え性の女性には最適なのです。
また、床暖房のないフローリングの家庭や、リビングが広くてエアコンだけでは温まらないという方にも満足していただけるでしょう。
そんな冬の有効アイテムであるホットカーペットですが、古くなったり壊れたしたときには当然処分しなければなりません。
不要になったものがラグマットタイプなら、2畳程度のサイズなので簡単に捨てられるでしょう。
カッターナイフなどでカットし、不燃ゴミとしていつものゴミ捨て場に出しても問題ありません。
通常、大阪市が粗大ゴミとして分類しているのは、30センチ～です。
ですので、それ以下にカットできていれば特に問題はありません。
ただ、3畳〜の大きなサイズだと、カットするのも大変です。
掛かる時間と労力、それに安全性を考えれば、手数料を払って大阪市に引き取ってもらいましょう。
粗大ごみ収集受付センターに連絡すれば、手数料やいつどこにどうやって出しておくかなど詳しいことを教えてくれます。

寿命はどれくらい？

初期不良などなく普通に使っていれば、5年～10年は活躍してくれます。
ただ、あくまでもカーペットなので、歩くだけで衝撃が加わりますし、テーブルの脚の下にも負担が掛かります。
3畳〜のサイズだと面積も広いので、水をこぼしたり、ペットがおしっこをしてしまうといったトラブルも多いです。
また、冬シーズン終了後の保管方法によっても寿命が変わります。
折りたたんだり丸めた状態だと、カーペットの中の電熱線が窮屈になって故障してしまうこともあるのです。
ですから、ある日突然故障して、寿命を迎えるなんてこともよくあります。
このように書くと、危険な暖房器具のように思われるかもしれませんが、実はホットカーペットは出力が最大時の７割程度に設計された安全性の高い暖房器具なのです。
もし、故障によって10割の出力になってしまっても、その状態を利用して温度ヒューズを溶かし、電源遮断して火災を防止してくれます。
これはいわゆる保護回路というものですが、大体どの製品にも内臓されているので安心なのです。
とはいえ、古くなった製品は必ず経年劣化を起こします。
ですので、故障かな？と思ったら、無理して使おうとせず、早い段階で処分してください。

故障かどうかを見極める

電化製品はどんなに大事に使っても、経年劣化やショートなどを起こして故障します。
特にホットカーペットは燃えやすい素材が使われているので、万が一の火災事故を防ぐために日頃からの点検を行いましょう。
具体的には、温かくなっても温度がコントローラーで制御できなかったり、カーペット本体が破れたりしている場合は要注意です。
また、電熱線に沿って色が変わっているときや、温かくならない部分があるとき、折り畳んだり丸めたりしたときに、電熱線が折れる音がした場合は特に危険です。
もちろん、焦げ臭いと感じたときも火災の恐れがありますから、すぐに使用を中止しましょう。
通常、製品に記された使用期間内であれば、このような症状が出ることは多くありません。
それでも前述したように、使い方によっては購入して間もないうちに故障してしまうのがこの暖房器具なのです。
シーズン前はもちろん、普段から故障のサインが出ていないか、注意深くチェックしておきましょう。

故障のリスクを上げる使い方

安全に長く活躍してもらうためには、日頃からの使い方が重要です。
たとえば、電熱線を守るために、テーブルや椅子など重いものを乗せないようにしましょう。
シーズン後の保管は、折り畳むよりも、緩めに丸めておいたほうがいいです。
また、布団や座布団をカーペットの上に敷いて使っている方はいませんか？
実は保温性の高いものを長時間同じ場所に乗せてしまうと、熱によって電熱線の温度が上がって、故障や火災の原因となる恐れがあります。
メンテナンスに関しては、掃除機を軽く掛けることをお勧めします。
あまり強く掃除機を動かしてしまうと、衝撃で電熱線が悪くなってしまうからです。
臭いが気になるときは除菌スプレーでOKです。
撒きすぎはいけませんが、軽く塗れる程度であれば問題ありません。
どうしても汚れるのが嫌だという方は、ホットカーペットカバーを使ってみてください。
上に敷くだけでいいですし、洗うこともできるので清潔です。
ただ、なるべく通気性の良いカバーを使いましょう。
布団や座布団ほどではありませんが、熱がこもって電熱線の温度が上がり、故障のリスクが増してしまいます。
また、最近は洗える製品も出ていますが、2畳前後のラグタイプのものがほとんどです。
3畳〜だと洗うのも大変ですから、汚れたら新しい製品に買い替えたほうが効率的でしょう。