粗大ごみや不用品回収なら大阪のパワーズ

粗大ごみとして処分できるのでしょうか？

家電製品に限らず、大きなものは粗大ごみとして処分できると思われていませんか。
確かに、家具やスポーツ用品はもちろん、家電製品の多くは、大阪市の粗大ごみ収集受付センターに事前予約をすれば粗大ごみとして回収してもらうことができます。
それならテレビも事前予約をすれば自治体から委託された職員が持って行ってくれそうな気がしますが、家電リサイクル法という法律があるため自治体の回収サービスを利用することはできません。
家電リサイクル法では、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビの4品目は、消費者と小売店、そして製造メーカーが協力してリサイクルすることになっています。
そのため、自治体は、家電リサイクル法の対象になっている4品目については関係がないことになっています。
自治体によっては引き取り代行を行っているところもありますが、大阪では引き取り代行のサービスも行っていません。
そのため、市民が不要品になったテレビを処分したい時は、自治体に頼らない方法で処分するしかありません。

意外と大変な梱包と搬出

自分自身で処分する方法としては、購入した電器屋さんや家電量販店など小売店に依頼する、製造メーカーに依頼する、指定引き取り場所に持って行くという3つの方法があります。
近くの電器屋さんや家電量販店に引き取ってもらうなら、引き取ってもらうために自分で梱包や搬出をする必要はありません。
購入した電器屋さんや家電量販店が遠い場合や製造メーカーに引き取ってもらうなら、搬出する必要はありませんが梱包は必要でしょう。
指定引き取り場所に自分で持って行くなら、梱包の必要はありませんが搬出する必要はあります。
パーソナルタイプの14インチぐらいの大きさなら、女性であっても1人でも梱包や搬出を難なくすることができるでしょう。
しかし、32インチ〜の大きさとなると、かなり体格の良い男性であっても大変な作業です。
この大きさの新品を購入したとしたら、小売店のスタッフが2人がかりで搬入してくるであろうことは容易に想像できます。
女性1人では、動かすだけでも危険な場合もあります。
この場合はどのようにすればいいのでしょうか。

まず付属品をチェックしてみましょう

画面サイズが32インチ〜のものを、そのまま床に設置されている方は珍しいのではないでしょうか。
最近の薄型液晶ディスプレイやプラズマは、簡単に壁に掛けられるようになっています。
別売りの壁掛け金具を利用すれば、すぐに壁に掛けて視聴できるようにすることができます。
賃貸にお住まいなら壁にネジを打ち込むことは難しいでしょうから、ローボードやスタンドを利用されている方も多いのではないでしょうか。
最近はさまざまなローボードが発売されていますから、トータルで揃える方も多いようです。
リビングなどで大きなスペースを占めるものですから、こだわりを持って選ばれる方も多くなっています。
録画やDVDなどを楽しむために、外付けハードディスクやLANポートなどを接続されている方もいらっしゃるでしょう。
本体を処分する場合、これらの付属品の処分も考えなければならないケースもあります。
外付けハードディスクやLANポートなどはそのまま使うことができますが、合わせて選んだ壁掛け金具やローボード、スタンドなどは、処分したほうがいいのか残したほうがいいのか微妙なところです。
サイズやデザインに合わせて購入したのなら、新しく買い替えをした場合はサイズだけでなくデザイン的に合わなくなってしまうことも考えられます。
予算があるのであれば、壁掛け金具だけでなくローボードやスタンドも買い替えたほうがいいかもしれません。
買い替えではなく処分だけしたい場合は、ローボードは他にも使い道がありそうですが壁掛け金具とスタンドは処分したほうがいいでしょう。
そのまま置いておいても他に流用することはできそうにありませんし、金具などは放置することで危険なこともあります。
そうなると、テレビだけでなく、金具などの付属品もまとめて処分することになります。
このサイズを設置していたものなら、ローボード、スタンド、金具ともに粗大ごみとして処分しなければなりません。
それぞれ1点として処分する必要がありますから、粗大ごみ収集受付センターに電話をして事前予約をしましょう。
購入するのは簡単ですが、処分するのはなかなか大変なことです。

女性でもできる梱包方法

画面サイズが32インチ〜だと動かすだけでも大変ですが、丁寧に動かそうとしなければ女性でもギリギリ動かせるサイズです。
小売店や製造メーカーに引き取ってもらうなら、最終的にリサイクルされるわけですから丁寧に梱包する必要はありません。
女性でもできる梱包方法としては、ごみ袋を使った梱包方法があります。
まず、ごみ袋を十分包めるサイズまで加工しましょう。
加工といっても難しいことではありません。
袋状になっているごみ袋の端を切り、シート状にしてそれを何枚か貼りあわせるだけです。
ガムテープを使い何枚かを貼りあわせれば、十分包める大きさのシートが出来上がります。
そのシートでテレビを覆うようにして梱包してみてください。
ローボードに設置している場合は、足部分を片方ずつ持ち上げれば上手く全体を包めるはずです。
簡単に包むだけですから、それほど手間はかからないはずです。
全体を覆うことができたならガムテープで端をとめ、配送伝票を貼りましょう。
配送業者に来てもらえば、そのまま持ち出してもらうことができます。
高層マンションにお住まいでも、32インチ〜の大きさならエレベーターを使えば簡単に階下まで運べるはずです。
梱包をしたなら、後は配送業者に任せたほうが無難でしょう。
壁に掛けている場合、高さによっては危ないこともありますから無理はしないようにしてください。

梱包や動かすことができない場合

壁に掛けている場合、梱包をするのも困難な場合があります。
壁から降ろすだけでも危険が伴いますから、搬出するのはさらに難しいでしょう。
梱包や搬出が難しい方や購入した小売店が近くにないという場合は、許可業者に収集運搬を依頼するという方法があります。
大阪市に許可を得ている収集運搬許可業者に依頼すれば、収集運搬を依頼することができます。
収集運搬許可業者に依頼すれば、梱包の必要はありませんし、自宅に回収に来てもらうことができます。
そのまま指定引き取り場所まで持って行ってくれますから、まったく面倒なこともありません。
リサイクル料金と収集運搬費用が必要になりますが、無理をして危険な思いをするよりお金を出して安全に回収してもらったほうがいいのではないでしょうか。
もっとリーズナブルに依頼できないかと思われる方は、回収業者を利用する方法もあります。
収集運搬費用がかかるのは同じですが、他の付属品などもまとめて引き取ってもらうことができます。
ローボードやスタンド、壁掛け金具などを、まとめて引き取ってもらえるので面倒がありません。
それに、まとめて引き取ってもらうことで、買取ってもらえるケースもあります。
リユースを行っている業者なら、意外な不要品も買取ってもらえる可能性があります。
自宅に不要品がある方は、まとめて引き取ってもらってはいかがでしょうか。
収集運搬費用と買取金額を相殺すれば、想像以上にリーズナブルに引き取ってもらうことが可能です。
不法投棄なども問題もありますから、依頼する場合は古物商と廃棄物収集運搬業の許可を持っているかきちんと確認してから依頼しましょう。