ゴミとして処分できないテレビの片付け方について

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ゴミ回収に強くなるためのお役立ち情報

2017年04月23日

家電リサイクル法と、廃棄の見極めポイントについて

テレビにはブラウン管タイプや液晶タイプなどの様々な型がありますが、処分方法は同じであるという特徴があります。
テレビは家電リサイクル法の対象家電であるため、廃棄する場合はリサイクル料金を支払って廃棄しなくてはいけません。
そのため、一般の不燃物や粗大ゴミと一緒に廃棄することはできなくなっています。
家電リサイクル法は、ゴミの削減と環境問題を考慮して制定された法律のことを言います。
対象となっている家電を廃棄する際には、定められている料金を消費者が負担するという仕組みになっています。
対象家電の廃棄費用は種類ごとによって異なっていますが、大きさやメーカーなどによって価格は変わらないという特徴があります。
そのため、廃棄時には家電の数に応じたリサイクル費用に加えて、業者が請求する回収手数料分の金額を用意する必要があります。
リサイクル家電を廃棄してもらう場合は、リサイクル券を購入して依頼をするのがオススメです。
リサイクル券は適切な廃棄方法を依頼し、費用を納めたという証明書となるので、作業を円滑に進めることができます。
リサイクル券の購入場所は地域によって異なっていますが、多くの場合は郵便局で購入することができます。
廃棄するかどうかの見極めポイントとして、電波受信などの不具合や耐久年数を調べることが挙げられます。
電波受信機能に不具合が発生してしまうと、画面にノイズが発生したり、番組を受信できないなどのエラーメッセージが出てくるようになります。
頻繁に不具合が発生するようであったら機械の劣化が考えられるので、最も分かりやすい廃棄の見極めポイントであると言えるでしょう。
電波の受信は天候によって大きく左右されるという特徴があります。
そのため、しっかりと電波受信ができているかを調べる時は、悪天候時ではなく快晴時に調べる必要があります。
また、電源ケーブルが酷く劣化していると漏電を起こしてしまい、感電や火災などに繋がってしまう恐れがあるのでとても危険であると言えます。
そのため、耐久年数に達している場合であれば安全のためにも廃棄を検討するのが良いでしょう。

新しい型や高性能なものは買い取ってもらうのがオススメです

廃棄しようと思っているテレビが製造されてすぐのものであったり、多くの機能が付いた高性能なものである場合は買い取ってもらうのがオススメです。
買い取りをしてもらうメリットとして、最も魅力的なのは処分費用が掛からないという点が挙げられます。
買い取りは不用品を商品として買い取ってもらえるため、依頼主に出費ではなく収入が発生します。
そのため、処分費用を最も安く抑える方法と言い換えることもできます。
テレビの買取りを依頼できるのは、家電量販店や買取り専門業者などが挙げられます。
多くの場合、自宅まで回収作業に来てもらえるため、商品が大型であっても安心できるようになっています。
注意点として、古い型になればなるほど買い取りが厳しくなるという特徴があることです。
家電類は家庭において必須のアイテムと言われているため、毎年最新型の家電が製造されるようになっています。
そのため、古い型の家電は需要が無くなりやすくなっています。
一般的に、テレビの場合は製造されてから5年以内ならば買い取ってもらえると言われています。
そのため、買取りを依頼する場合は製造年月を調べてから検討をするのが効率的であると言えるでしょう。
また、買取り価格は商品の状態によって大きく変わるという特徴があります。
少しでも高額で買い取ってもらうためには、汚れなどは綺麗にしておき、付属品を揃えておく必要があります。
一般的に、付属品となっているのは専用のビデオデッキや、設置用の台などがあります。
メーカーの保証書や取扱説明書も付属品として扱われるので、買い取りを依頼する場合はこれらの忘れ物が無いかを確認しておくのが良いでしょう。
業者選びで失敗しないためには、許可を取っているかなどを確認しましょう
不用品の回収作業を行っている業者は多く存在しますが、中には無許可で行っている悪質な業者もあります。
悪質な業者にリサイクル家電の回収作業を依頼すると、無料と言っていたのに後から高額な手数料の請求をされることがあります。
また、回収した家電を適切な方法で処分しなかったり、場合によっては不法投棄を行っていることもあります。
トラブルなどに巻き込まれないようにするためにも、業者選びは重要であると言えます。
基本的に、リサイクル家電の廃棄には費用がどうしても発生してしまいます。
そのため、無料で回収するサービスを提供している業者を見つけた場合は、どうして無料であるかなどを調べてから依頼を出すのが良いでしょう。
また、依頼を出す業者は、なるべく近くの業者にするのがオススメです。
遠くの業者に依頼を出すと、移動費などの手数料が発生する可能性があります。
そのため、大阪府の中央区に回収作業に来てもらう場合は、中央区にある業者か、中央区まで無料で作業に来られる業者をピックアップして、料金を比較することが重要であると言えるでしょう。
処分が難しいゴミの片付けは、順序良く物事を進めて、自分に合った方法を見つけることが重要となっています。
そのため、早めの準備や情報収集をすることが大切であると言えます。