粗大ごみや不用品回収なら大阪のパワーズ

新旧が入り混じる街

平野区は、もともとから居住地としてのイメージが強い地域ですが、工場地帯として発展してきた加美エリアの宅地化が進んだことでさらに居住地としての色彩が強くなりました。
古くからある住宅と工場地帯を開発することによって生まれた中高層住宅が混じり合い、エリアごとに違った様相を見せてくれています。
大阪の中心地のベッドタウン化が進んだ結果といったところでしょうか。
デパートなどの大型商業施設などはないものの、駅周辺を中心にスーパーや商店街などがあるため買い物に困ることはありません。
大阪市のなかでも賃貸住宅率が高く、実に約60％弱の方が賃貸住宅に暮らしています。
また、全国的に高齢化が進んでいますが、大阪市の中でも特に高齢化が進んでいる地域が平野区で65歳以上の世帯は27％を超えています。
ベッドタウンとして移り住んだ方が、そのまま住み続け老齢期を迎えたといったところでしょう。
そのことは、高齢単身世帯の増加からもわかります。

高齢者にやさしい家具

高齢者には畳の生活のほうが馴染むと思われている方が多いようですが、実はテーブルやイスといった洋風の生活のほうが体に負担がかからないことをご存知でしょうか。
ヒザや足腰が弱くなった高齢者にとって、床から立ち上がるのはなかなか骨が折れるものです。
そのため、ソファに座って日がな一日を過ごすという方も少なくありません。
立ち上がる時の負担は、畳に座っている時とでは比べものにならないくらい軽いものです。
歳を取るにつれて、愛用するようになる方は大勢います。
若い時はスッと立ち上がることができた方でも、立ち上がるのさえ億劫になることは珍しくありません。
のんびりできるように作られているソファは、1日をのんびり過ごすにはうってつけでしょう。
若い頃から過ごしてきた自宅のいつものソファで過ごすことは、心の安定にもかなり寄与するのではないでしょうか。
しかし、若い頃に揃えた家具であれば、もうそろそろ買い替える時が来ていることも珍しくありません。
スプリングが飛び出したり、カバーがほつれたりしていると、使用し続けることが危ない場合もあります。
愛着があるものであったとしても、危ないものをそのまま使い続けることはあまりおすすめできません。
家具などが不要になった時、どのように引き取ってもらえばいいのでしょうか。
気持ちはしっかりしていても、力が弱くなってしまった高齢者にとって粗大ごみの運搬はかなり危険なことです。
不要品を運ぶだけでもかなりの重労働でしょう。
そのような時のために、大阪市にはふれあい収集というものがあります。

大阪市のごみ持ち出しサービス

大阪市には、ごみ出しが困難な方のためにごみの持ち出しサービスを提供しています。
このサービスは大阪市のサービスですから、平野区民も安心して利用することが可能です。
ふれあい収集と名付けられたこのサービスを利用すれば、自力でのごみ出しが困難な高齢者の方々でも気軽に不要品を処分することができます。
自分で運び出さなくても自治体の職員が引き取りに来てくれるのですから、何も心配することはありません。
このごみの持ち出しサービスを利用することができる方は、大阪市に暮らしているお年寄りだけの世帯の方か、それとも障がいがある方が住まわれているご家庭の方だけです。
もしご家族の方に不要品の処分をお願いできるようなら、まずご家族の方に相談されることをおすすめします。
ご家族に相談された上で、自分たちで処分することが難しい場合に限りふれあい収集を利用するようにしましょう。
ふれあい収集を利用されたい方は、まず環境事業センターに問い合わせてみてください。
環境事業センターに問い合わせれば、必要な手続きなどを教えてもらうことができます。
ふれあい収集では、あらかじめ約束した日にごみ出しを行ってもらうことができます。
収集当日は、環境局の職員の方が声をかけてくれますから、何も心配することはありません。
このごみの持ち出しサービスを利用すれば、重い家具であっても安心して捨てることができます。
処分方法はいろいろありますが、市民サービスだということで気兼ねなく利用することができるのではないでしょうか。
中高層住宅にお住まいの方にとって、これほど頼りになるサービスはありません。

自力で処分するとしたら

ふれあい収集ほど安心して利用できるサービスはありませんが、サービス利用対象外の世帯はどうすればいいのでしょうか。
ふれあい収集が利用できるのは、お年寄りだけの世帯と障がいのある方が住まわれているご家庭だけです。
ふれあい収集の対象になっていない方は、自分の不要品は自分で処分するしかありません。
平野区は大阪市のなかでもっとも住民の多い区ですから、環境局には区民すべての要望を聞き届けるほどの余裕はありません。
自分のごみは自分で出すべきだと言われれば、反論のしようもないでしょう。
大阪市でソファを捨てる場合、1人掛け用・2人掛け用以上どちらも粗大ごみになります。
粗大ごみを引き取ってもらいたい場合は、必ず受付センターで事前に申し込みを済まさなければなりません。
受付センターで事前申し込みを済ませると、受付番号と必要な手数料を教えてもらうことができます。
手数料を確認したら、粗大ごみ処理手数料券取扱店で手数料券を購入しましょう。
大阪市内にあるほとんどのコンビニエンスストアやスーパーマーケット、郵便局で販売を行っています。
捨てたい品目1点毎に手数料券が必要です。
間違って購入したとしても払い戻しはありませんから、よく確認して購入しましょう。
手数料券はシールになっていますから、必要事項を記入して処分したい粗大ごみに貼り収集日当日の収集時間までにごみ収集場まで搬出しておきましょう。
それほど大きくない粗大ごみであれば、ここまでの一連の作業はそれほど大変なことではありません。
しかし、ソファはそれほど簡単に運び出せるものではありません。
1人掛け用なら、イスよりもかなり重いもののまだ自分で動かすことは可能でしょう。
しかし、それ以上のサイズとなると、かなり大変な作業であることは誰の目にも明らかです。
一戸建ての1階から運び出すのなら何とかなるかもしれませんが、平野区に多くある中高層住宅の2階以上から運び出すとしたらどうでしょう。
あまりの搬出の困難さに、誰でも途方に暮れてしまうのではないでしょうか。
この場合は、家族で一致団結して運び出すか、一人暮らしなら友人・知人にお願いして運び出すしかありません。
もし、家族も気軽に搬出を頼める友人・知人がいない場合はどうすればいいのでしょうか。

最後の頼り回収業者

一人暮らしで家族と協力して運び出すことができない、かといって搬出の手助けを頼める友人・知人もいないという場合、最後の頼みの綱になってくれるのが粗大ごみ回収業者です。
さいわい大阪市には多くの粗大ごみ回収業者がありますから、比較検討して安く搬出を請け負ってくれる業者を見つけることはそれほど難しいことではありません。
自治体のサービスを利用するのと比べて費用はかかりますが、手伝ってもらうための人件費だと考えれば妥当でしょう。
粗大ごみ回収業者に頼めば、どこでも不要品を引き取りに来てくれます。
このサービスがあることで、長年放置していた粗大ごみを捨てることができたと喜んでいる方は少なくありません。