不用品の処分に困ったら買取りに出すのがオススメ

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ゴミ回収に強くなるためのお役立ち情報

2017年03月21日

「捨てる」より「売る」のがオススメ

年末の大掃除、引越しや部屋の模様替えなど、今までの生活スタイルやお部屋の環境を変えようとするときに、必ずと言っていいほどつきまとうのが「不用品」の存在です。
新しい生活を使用としている時に、古くなったモノや、いらなくなったモノ、すでに使えなくなったモノなどとはきれいさっぱりお別れしてすっきりしたいですよね。
カラダの健康にとって「デトックス」という老廃物の排出が効果的であるように、家の中のモノを断捨離することは、さまざまなメリットがあります。
しかしそれらの不用品を処分しようと思うと、必ず労力と時間、お金が必要となってきます。
普通にゴミ箱に捨てられる程度のモノであれば苦労はしないのですが、ベッドなどの大型家具や、テレビ、冷蔵庫などの大型家電になるとそれ相応の苦労が伴います。
粗大ごみとひとことで言っても、それぞれの地方自治体によって区分けや定義、処理にかかる費用などが違います。
大阪の住吉区で例えると、粗大ごみとして収集するのは「家庭の日常生活から出されるごみで、最大の辺または径が３０cmを超えるもの、あるいは棒状で１mを超えるもの」となっています。
事前に利用券を購入する必要がありますが、ごみの大きさや重さ、種類によって値段が段階的に引き上げられるしくみとなっており、ベッドを処分しようとする時には1,000円分の利用券を購入する必要があります。
粗大ごみを処分するのであれば、自治体のごみ収集で出すのが費用としては一番安く済みますが、事前の手続きやゴミ置き場まで持って行く手間などがかかり、時間がない人は民間の業者を利用して不用品を引き取ってもらうことが多いようです。
しかし、モノの種類や状態などによっては、お金をかけて処分するのではなく、リサイクル業者に買い取ってもらうことが出来ます。
ほとんどの業者は自宅まで引取りに来てくれますし、査定は無料なので買取り価格に満足出来ない場合は、ことわってから別の業者に見積もりを依頼するという方法もとることが出来ます。
不用品回収業者が買取りを行っていることも珍しくないので、値段がつくかどうか判断が付かない場合は、そのような業者に依頼して鑑定してもらうことをおすすめします。

断捨離する時に気をつけるポイント

不用品をきれいさっぱり処分することは、モノに対する執着をなくすという意味で、ココロにとってもカラダにとっても、住環境にとってもよいことですが、何でも捨てていいわけではありません。
中には「手放さなければよかった」などと後悔する可能性もないわけではないので、次にあげるいくつかのポイントについて注意してみて下さい。
まずは、先ほどあげました例のようにお金をかけて捨ててしまった後から、実はリサイクルショップに同じものが高値で売られていたなどと、買い取ってもらえる可能性があるものを捨ててしまうこと。
次に高齢者に多くみられるケースですが、ベッドやタンス、仏壇などに現金や通帳などを隠しておいたまま忘れてしまい、売りに出したり、捨ててしまうケースも数多く聞かれます。
すき間や引き出しを十分にチェックしてから出すことをおすすめします。
また、思い入れの強いモノに関しては、後からお金で買い戻せないような思い出や価値があり、一時的な感情でなくしてしまってから後で後悔するケースもあるので注意が必要です。

本当に売れるの？

タンスやテーブルなどのインテリアと違って、ベッドというのは使う人の肌に直接触れることが多く、ある言い方をすれば、人生の3分の1はこの上で過ごすといっても過言ではありません。
それだけに汚れや傷もつきやすいですし、生理的に汚れたモノや傷ついたモノは使いたくない、というのが誰でも感じる想いでしょう。
そんなベッドでも条件さえ合えば、驚くような高値で買い取ってもらえる場合があります。
具体的に高い値段が付く条件としては、まずは汚れや傷、ほころびなどの目に見える条件が整っている必要があります。
もちろん使用時はシーツやカバーをかけるのですが、製品本体がキレイというのは必須の条件になってきます。
タバコなどの臭いがついてしまったものはいくら消臭しても取れるモノではないので難しいでしょう。
続いて製品の「ブランド」です。
通販やホームセンターオリジナルのノーブランド商品の場合は買い取ってもらえないことが多いと言われます。
また、マットレスやフレームのブランドやグレードがバラバラの場合も買取り不可になる可能性があります。
購入の際は統一したブランドにすることを心がけて下さい。
また、製品ごとに決まった使用年限というのは、あまり設定されていませんが、年式が古いものに関しては、よほどアンティーク要素があるものを除いては断られる場合があります。
マットレスの内部など、表面的にはキレイに見えても、経年劣化やカビ、腐食などが発生している場合もあるので、使用年数は少ない方がより高値がつく傾向にあります。