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ゴミ回収に強くなるためのお役立ち情報

ゴミ屋敷にある不用品の家具・タンスの処分方法

タンスが多いせいでゴミ屋敷になっていませんか?

代々続いているような古いお宅に伺うと、タンスが多すぎて部屋が狭くなってしまっていることがあります。
代々嫁いで来たお嫁さんが嫁入り道具として持ってきたのでしょうが、数が多すぎるため壁一面に並べているお宅まであります。
これではどれだけ広い部屋であっても狭くなってしまうのは仕方がないことでしょう。
ただでさえ狭いのに、そこにゴミを捨てにくい状況が起こるとたちまちゴミ屋敷の完成です。
これでは衛生的に暮らすことはできませんし、地震が来た時には転倒するかもしれずかなり危険な状態です。
ゴミ屋敷の状態を解消するためにも、大きな家具は処分することをおすすめします。
祖母や曾祖母の嫁入り道具を処分するのは忍びないとお考えの方も多いでしょうが、子孫が暮らしやすくなるのであれば怒りはしないに違いありません。
それどころかさっさと処分するように教えてくれることでしょう。
家具の不用品を処分するとしたらどのような方法があるのでしょうか。

粗大ゴミとして処分する

まず考えられるのは、粗大ゴミとして処分する方法です。
そのままでは受け付けていない自治体もありますが、大阪ではそのままでも粗大ごみとして回収を行っています。
粗大ゴミの回収依頼の受付は、粗大ゴミ収集受付センターで行っています。
大きさによって料金が違ってきますから、粗大ゴミ収集受付センターに連絡する前に大きさを把握しておきましょう。
タンスの分類としては、幅・奥行・高さの合計が2m未満のもの、幅・奥行・高さの合計が2m以上2.5m未満のもの、幅・奥行・高さの合計が2.5m以上のものの3つに分類されています。
どれくらいの大きさのものがいくつあるのかきちんと把握しておきましょう。
粗大ゴミ収集受付センターに連絡する時は、どの大きさのものがいくつあるのかハッキリと伝えてください。
品目と個数、個人情報を伝えると、粗大ごみとして受付できる場合は受付番号と必要な手数料を教えてもらうことができます。
必要な手数料額と枚数をしっかり覚えておき、お近くの粗大ごみ処理手数料券販売所で必要金額の手数料券を必要枚数購入しましょう。
手数料券にそれぞれの受付番号を記入し、不用品に貼付した後で収集場所に搬出すればOKです。
一戸建ての場合は自宅前を収集場所に指定することができますが、マンション・アパートなどの集合住宅の場合はエントランスに置いておくのはかなり無理があります。
お近くのゴミ集積場所などを指定するといいでしょう。
ただ、自治体に委託されたスタッフは、特別な事情がなければ自宅まで取りに来てくれることはありません。
どれほどたくさんあったとしても、自分たちで収集場所まで搬出する必要があります。
1人ではとても運び出せるものではありませんから、誰かに手伝ってもらいましょう。

リサイクルショップに売却する

不用であったとしてもまだ使える状態であれば、売却が可能かもしれません。
近くのリサイクルショップに査定を依頼してはいかがでしょうか。
一棹だけでは査定は難しいかもしれませんが、たくさんあれば出張査定OKとしているリサイクルショップは大阪にはいくつもあります。
リサイクルショップに買取ってもらうことができれば、手数料を支払って粗大ゴミとして処分する必要はなく、それどころかわずかでも収入を手にすることができます。
せっかく使える状態なのですから、捨ててしまうより誰かに使ってもらうことを考えてみましょう。
捨てるより誰かに使ってもらったほうが、持ち主としてもうれしいのではないでしょうか。
ただ、あまりに古いものやキズが目立つものは売り物になりません。
また、家具を扱っているリサイクルショップだったとしても、在庫が多い時は買取に消極的になります。
まず、近くのリサイクルショップに連絡し、買取ってもらうことが可能か、買取ってもらうことが可能だとしたら見積もりに来てもらえるか聞いてみましょう。

なるべく高く買取ってもらうには

見積もってもらえるのであれば、査定を受ける前にできるだけ高く売却できるように工夫しましょう。
工夫といっても特別なことではありません。
修復できそうな傷は修復し、落とせる汚れはしっかり丁寧に落とすことです。
見栄えが良くなれば、それだけ高く見積もってもらえる可能性が増えます。
そして、リサイクルショップに見積もりに来てもらうのではなく、自分で持ち込むと高く買取ってもらえることがあります。
それは、リサイクルショップの手間が減るからですが、大きな家具になると運搬にはそれなりの準備が必要です。
運搬費用をかけたからといって、かかった費用分だけ買取価格が高くなるとは限りません。
どちらがお得なのかよく考えて運搬するかどうか決めましょう。

オークションに出す

手間を惜しまないのであれば、オークションに出品するという方法もあります。
リサイクルショップよりもオークションのほうが高い値が付きやすく、とりあえず使える状態であれば落札される可能性があります。
一度、どのようなものがどんな価格で落札されているのかリサーチしてみましょう。
同じような家具があれば、同じような価格で落札される可能性があります。
ただし、オークションの場合は運任せのところがあるため、他の人の出品は落札されているのに、いざ自分が出品するとなかなか落札されないということもあります。
この場合は、落札されるまで根気強く出品し続けるしかありません。
落札されたなら、落札者との連絡は迅速に行いましょう。
取引連絡や発送は早ければ早いほど評価が上がります。
不手際があるとトラブルのもとですから注意しましょう。
リサイクルショップに売却するより高く売れる可能性がありますが、そのかわりすべて落札されるまでに時間がかかることがあります。
早く処分されたい方にはあまり向いていません。

不用品回収業者に引取ってもらう方法も

売却したいけど、キズがあったり古いためどうしても売却できないこともあります。
そんな時は、不用品回収業者に引取ってもらうという方法もあります。
粗大ゴミとして回収してもらったほうがお得だと思われている方がいますが、一概にそうとは言えません。
1棹ずつ手数料が必要なことを考えれば、まとめて安く業者に引取ってもらったほうが安上がりになることもあります。
それに、粗大ゴミとして回収してもらうにしても、予約日から実際の収集日までかなり間が空くことも珍しくありません。
それに、自分で収集場所まで運び出さなければならないため、かなり負担が重いと言えます。
業者に依頼すれば、それほど待つ必要なく処分することができます。
電話をかければ、その日のうちに見積もりに来てもらえることも少なくありません。
その見積もりに納得できれば、その日のうちに処分することも可能なこともあります。
早く処分されたい方にとって、粗大ゴミに出すよりずっとメリットを感じることでしょう。
業者によっては買取を行っているところもありますから、かなり安く引取ってもらえることもあります。
どちらにしても見積もりを見てから決めましょう。
見積もりを依頼する時は、まず出張料やキャンセル料が必要かどうか必ず確認しましょう。
無料で見積もりを行ってくれるところがほとんどですが、念には念を入れて確認することをおすすめします。
見積もりをしてもらったとしても、必ず依頼しなければならないわけではありません。
もし納得できなければ断ればいいのです。
納得できる業者を見つけて、ゴミ屋敷の状態を早く解消しましょう。

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