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ゴミ屋敷の片づけや不用品の処分は業者にまとめて依頼しましょう

ゴミが部屋中にあふれかえってしまったゴミ屋敷を自分で片づけるのはとても大変なことです。
そこで片づけを専門に行っている会社に依頼して部屋をきれいにしてみてはいかがでしょうか。
気になる相場の方ですが、ゴミの量や部屋の大きさ、作業員の人数によって費用に違いがあります。
大阪市内の業者の場合、1Kの場合で作業員が2人でゴミの量が1㎥当たり2㎥の場合だと料金は3万5000円ぐらいが相場です。
3LDKの部屋で作業員が3人でゴミの量が1㎥当たり18㎥だと料金は22万円ぐらいかかります。
さらにエアコンの取り外しや部屋のクリーニング、粗大ゴミの処分費用などがオプション料金としてかかりますので、不要品が多い部屋ほど処分費用が相当かかることを覚悟しておいた方がよいでしょう。

ゴミ屋敷を処分するには原状回復が必要な場合も

アパートやマンションの一室をきれいに片づけたい場合は、部屋を出る時には原状回復義務があるため、部屋の中をきれいな状態にしなければならない場合もあります。
長年、ゴミが蓄積された部屋には虫が発生してしまったり、飲み物や食べ物が床や壁などにこぼれるなどして、壁や床にシミがついてしまったりすることもあるでしょう。
その場合は壁紙の張り直しやフローリングの床の修繕義務などが発生する場合もあります。
ゴミ屋敷を片づけてくれる業者の中には、こうした部屋の修繕なども合わせて行ってくれるところもありますので、すべてまとめてお願いしたい場合は、部屋の片づけだけでなく、クリーニング、修繕も行ってくれる業者を選ばれるとよいでしょう。

実際にはどのくらいかかるのか

ゴミ屋敷の片づけや清掃は専門に行っている会社に依頼した場合、一体いくらかかるのかが一番気になる点ではないでしょうか。
1人暮らしの2DKのアパートの場合で、ゴミの量がトラック一台分あり、一般廃棄物として処分できる物がほとんどだった場合、ゴミの撤去処分と室内清掃を行い、作業員の人数が2人の場合だと、料金の相場は20万円から30万円かかるのが相場です。
3Kの一軒家でゴミの処分量がトラック6台分で、一般廃棄物としてゴミを処分し、作業人数が5名でゴミの撤去処分と室内清掃を行った場合は、料金は80万から100万円ぐらいが相場でしょう。

費用は高めですが、買取をしてくれるケースもあります

ゴミ屋敷を専門に片づけてくれる会社に依頼をした場合は、自分で片づけを行うよりも、かなり高い料金がかかってしまいます。
しかしゴミの中にリサイクル品として売ることができる物があれば、片づけをする会社が買い取ってくれる場合もあります。
買値がつけば費用からその分を差し引いてくれますので、費用が安くなることもあるでしょう。
テレビや冷蔵庫などの家電製品やパソコン、ブランド品などは高く買い取られる場合もありますので、その分、さらに費用が安く抑えられるでしょう。
こうした売れるものに関しては、自分で別の買取会社などに自分で依頼をして売ることも出来ますが、片付けも買取もすべて同じ片付け会社に任せたいという場合は、すべて任せた方が時間も手間もかかりません。
そこで片づけを行う会社を選ぶ場合は、片付けも買取も行っている業者を選ばれるとよいでしょう。

ゴミを自分で処分するには

ゴミ屋敷の中にあるゴミを処分するのは、専門の会社に依頼するのが一番かもしれませんが、費用がどうしても割高になってしまうのがネックです。
専門の片付けを行う会社では、ゴミの量に応じて費用が加算されていきますので、ある程度、自分で処分できるものについてはゴミを行政の回収日に合わせて処分された方がよいでしょう。
ゴミで一杯に埋め尽くされた部屋の多くは、部屋の主がゴミの処分方法を知らなかったというケースや、仕事などで忙しくゴミの回収日にゴミを捨てることが出来なかったというケースもあります。

ゴミ屋敷で一番多いゴミの種類はペットボトルなど

ペットボトルや空き缶、プラスチック容器などはかさばりやすいため、ゴミとして処分していかないと部屋の中にどんどんたまってしまう傾向があります。
ゴミを捨てられない傾向がある方の場合、トイレや浴槽の中までペットボトル容器で一杯、埋め尽くされていたというケースもありますので注意しましょう。
部屋の中に多いゴミの種類は、ペットボトルやコンビニ弁当の容器、空き缶などが一番多いという傾向がありますので、まずはこうしたゴミを自分で処理することから始めていきましょう。
大阪市行政のゴミの処分方法は、ペットボトルや空き缶は資源ゴミとして回収することができます。
カップラーメンなどのプラスチック製の容器は容器包装プラスチックのリサイクルマークが表示されていますので、容器包装プラスチックゴミとして回収することができますので、透明か半透明のビニールにゴミを分別して入れて、ゴミ回収日に指定場所に持っていき処分をしましょう。
ゴミ回収日は週に1回の収集ですので、収集日に合わせてゴミを処分されるとよいでしょう。

大量のゴミは粗大ゴミ収集受付センターへ

自分で大量のゴミを出す場合は、普通ゴミや資源ゴミであっても量が多すぎる場合は粗大ゴミ扱いになりますので、一度に大量のゴミを処分したい場合は、粗大ゴミ収集受付センターにゴミの引き取りを依頼しましょう。
1回の収集につき3袋（45L）までであれば一般の家庭ゴミとして回収することができますので、ゴミを何度か分けて計画的に出すとよいでしょう。
普通ゴミや資源ゴミの大阪市での回収は週に1度ですので、収集日に合わせてゴミを処分していけば、大量のゴミを減らしていくことが出来ます。

ゴミの量をある程度減らせば、費用も安くできます

ゴミの仕分けだけでも、部屋一杯ゴミであふれかえっていると大変な労力が必要な場合もあります。
1人で行うと大変な作業になりますので、家族や親せきなど頼める方がいれば、一緒に行えば効率的に作業を進めていくことができますので、人の手を借りた方がよいでしょう。
例えばペットボトルや空き缶、プラスチック容器など行政のゴミ回収で処分することができるものについては、できる範囲内で自分達でゴミを処分して、ゴミの量を減らした方がよいでしょう。
ゴミの量をある程度、減らしてから専門の片付け業者に依頼すれば、作業費やゴミ処理代などの費用を安くすることもできるはずです。

特殊なゴミは拠点回収方法が違うので注意しましょう

一般ゴミとして出すことができない特殊なゴミもあります。
乾電池、蛍光灯管、水銀体温計、水銀血圧計、水銀温度計の回収は、大阪市で指定された回収ボックスによって回収することができますので、こうしたボックス回収を利用されるとよいでしょう。
水銀血圧計や水銀温度計については環境事業センターの窓口でも回収を行っています。
ボタン電池や充電式電池の場合は、電気量販店などに設置されている小型充電式電池リサイクルボックスに投入することができます。
デジタル体温計の場合は使用済み小型家電回収ボックスで処分することが出来ます。
小型家電として処分できるものには、携帯電話の端末機器やパソコン、電話機、ファクシミリ、ラジオ、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ポータブル音楽プレーヤーなどがあります。
小型家電回収ボックスに投入して処分することもできますが、もしまだ使える状態のものや、製造してからあまり時間が経っていないものであれば、高く売れる可能性があります。
こうしたものがあれば、家電専門に取り扱っているリサイクルショップへ持ち込んでみてはいかがでしょうか。
電球関係品は、普通ゴミとして処分することができます。
電球、グロー球、LED電気は厚紙などにゴミを包み、キケンとマジックペンなどで書いてから透明か半透明のビニール袋に入れて処分するとよいでしょう。

業者をうまく使うことが大切です

ゴミの処分や部屋の掃除などすべて片づけを行う会社に依頼すると、莫大な金額になってしまうこともあります。
費用は部屋の大きさや人員数、ゴミの量に応じて決められる傾向がありますので、こうした片づけを行う会社を選ぶ際は、サービス内容と費用を比較しながら選ばれるとよいでしょう。
また地域のゴミ回収で出すことができるゴミがあれば、自分達でゴミを出してゴミの量を減らしていくことで、費用を抑えることもできます。