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生活のインフラになっているパソコン

今やパソコンは、生活になくてはならないものになっています。
大阪にあるオフィスや事務所を見ても、パソコンが1台もないというところはほとんど見当たりません。
また、個人のお宅でも一家に1台どころか家族それぞれに1台が普通になっています。
書類作成や情報収集など仕事で使われるだけでなく、SNSやブログ、趣味のデータの保存、興業チケットや乗り物の予約、ネットバンキングやFX取引など、ありとあらゆることを1台で行うことができるのですから非常に便利です。
もし突然使えなくなったとしたら困る方が大勢いることでしょう。
もはや生活になくてはならないインフラとなっていますが、遺品整理となると対処に困るものです。
形見として引取るわけにもいかず、かといってどのように処分すればいいのかお困りの方も多いのではないでしょうか。
処分する際に注意したいことは、大切なのは保存されているデータであって本体ではないということです。
必要なデータを保存することができれば、本体は通常通り処分すれば問題ありません。

死後に残るデジタル遺品

遺品とは、故人様が残された一切のものを指します。
そのため、コップや歯ブラシなどの愛用品から、冷蔵庫の中の食料品などまで含まれます。
これら形のあるものであれば、多くの方がどのように対処すればいいのかお分かりのことでしょう。
片づけるまでに時間がかかったとしても、それぞれのご遺族がどのように処分すればいいのか自分自身で判断することができるはずです。
それぞれの遺品は、廃棄するものと残すもの、そして形見分けするものに分けられます。
しかし、今話題となっているデジタル遺品には実体がありません。
実体のないものをどのように対処すればいいのか困る方も多いことでしょう。

デジタル遺品の内容

デジタル遺品とは、ものではなくデータです。
メール、写真、動画、メモなど、ありとあらゆるデータが遺品になるわけです。
趣味で集めた画像や自分で撮りためた写真、SNSやブログをされていた方も多いでしょう。
故人様の趣味で集めた写真、文章、動画などは、ご遺族に見られたくない場合もあります。
SNSを放置するとアカウントの乗っ取りなどもあるため注意が必要です。
また、FX取引口座やネットバンキングなど資産価値のあるものもあります。
会員制サイトなどは、個人情報の漏えいの心配があるため退会したほうがいいでしょう。
これらのデータは、ご遺族では対処できない場合もあります。
残しておきたい写真やデータだけを残し、後はプロに消去を依頼することをおすすめします。
そうすれば、故人様が見られたくないと思っていたデータをご遺族が見ることなく消去することが可能です。

データ消去依頼可能な業者に任せる

FX取引口座やネットバンキングなど資産価値のあるもの対処はご遺族がされるほうが望ましいものの、その他のデータの消去をご遺族が行うのが難しい場合もあります。
必要な対処が終了したなら、不用な遺品としてデータ消去の依頼も可能な不用品回収業者に任せてはいかがでしょうか。
不用品回収業者の中には、個人情報を責任を持って消去してくれる業者もあります。
デジタル遺品を1つ1つ確認しながら消去することで、故人様への思いに陰りが出てはいけません。
それよりも、責任を持ってデータを消去してくれる業者に任せてはいかがでしょうか。
それに、不用品回収業者であれば買取を依頼することもできます。
まだまだ使えるものなら、不要品として廃棄するよりも中古品としてリユースしたほうが良いのではないでしょうか。

ご遺族がデータ消去し売却する

もっと高く売却できないかとお考えなら、ご遺族自身がデータを消去してから、通常の中古品として買取してもらう方法もあります。
データ消去するにはハードデスクを破壊しなければならないと思われている方がいますが、専用ソフトを使えば簡単に消去することができます。
取扱説明書通りに操作すればいいだけですから、初めての方でも簡単にデータを消去することが可能です。
データ消去専用ソフトは、安いものであれば数千円程度で購入することができます。
データ消去専用ソフトを使用するとデータが完全に読み取れなくなりますから、必要なデータはバックアップを取っておきましょう。
データをまったく見たくないという場合は、そのまま消去すれば大丈夫です。
データを消去しても売却は可能ですから安心してください。

リサイクルショップに売却

手軽にパソコンを売却できるところとして、真っ先に思い浮かぶのがリサイクルショップなのではないでしょうか。
データ消去をした後であれば、近くのリサイクルショップであっても気軽に遺品を持ち込むことができます。
ただし、リサイクルショップに持ち込むのであれば、きちんと動くかどうか動作を確認してからにしましょう。
データ消去専用ソフトが使えたのであれば大丈夫でしょうが、繊細な精密機器であるため何かの拍子に壊れることは大いにあります。
リサイクルショップに持ち込む前に、動作確認をしておくことをおすすめします。
リサイクルショップに売却するとしても、1店舗だけで決めてしまうのはあまり良くありません。
店舗ごとに査定額は違いますから、いくつかのリサイクルショップに持ち込みもっとも高く査定してくれたところに売却しましょう。
大阪には多くのリサイクルショップがありますから、査定額を比較するのはそれほど難しいことではありません。

パソコン専門の買取店

大阪にはリサイクルショップだけでなく、パソコンの買取を行っている専門店もあります。
専門店に持ち込むメリットは、故障している場合でも売却できる可能性があることです。
リサイクルショップは本体を商品として売買することを目的に買付を行っていますが、専門店は本体だけでなくパーツも扱っていることがあるからです。
そのため、壊れているものであっても値が付くことがあります。
査定を受けるとしたら、できるだけ全国規模でチェーン展開しているところを選ぶといいでしょう。
規模の大きなところは経験豊富なスタッフがいるだけでなく、リユース品の流通ルートをしっかり確保しているからです。

無料引取サービス

リサイクルショップや専門店で引取りを断られた場合は、無料引取りサービスを活用することもできます。
無料で引取ってくれるのはうれしいけれど、送料がかかってしまうのではないかと思われるかもしれません。
送料を自己負担しなければならない引取りサービスもありますが、ほとんどの無料引取りサービスは送料も無料で引取ってもらうことができます。
着払いで送ればいいだけですから、まったく面倒なことはありません。
ただ、無料引取りサービスを利用する場合は、できるだけ信頼できるところを選びましょう。

遺品買取サービス

特定の遺品だけを売却するのは面倒だと思われるのであれば、遺品を専門に買取を行っている業者もあります。
幅広い品目を扱っているところも多く、また遺品の扱いに慣れているところも多いため安心して託すことができます。
故障していたとしても引取ってくれることが多いため、処分に困った時は相談してみてはいかがでしょうか。

遺品整理も比較は大切

遺品整理をする場合でも、料金を比較検討することはとても大切です。
対処に困る遺品であっても、どこに売却するかによってかなり査定額が違うことがあります。
依頼する前に、きちんと見積もりを取りましょう。
3社以上から見積もりを取れば、現在の相場だけでなくどこが高く査定してくれるのかもわかります。
買取だけでなく、遺品整理もまとめて依頼できるところのほうが面倒がありません。
見積もりを依頼する場合は、出張料やキャンセル料が不用なところを選ぶことをおすすめします。
そして、条件に合わなければキッパリと断ることも大切です。