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DIYで余った建築金物や取り外した手すりの処分

ものを作るだけじゃないDIY

棚やテーブル、イスや装飾など、ちょっとした家具を作るのがDIYだと言うイメージが強いですが、自分で家のリフォームをするのもDIYの一つです。
壁紙を張り替えたり、床を張り替えたり、更にはドアを気に入ったデザインのものに変えたり、階段や廊下に手すりを付けるなど、自分で出来る家のリフォームはいろいろあります。
壁紙や床など、最近では簡単に張り替えられる商品もあり、工具をあまり使用しなくても変えることが出来るようになりました。
ドアなどは金具を使用して取り付ける必要があり、まずは古いドアを外して新しいドアを金具で取り付ける必要があります。
その際に古いドアに付いていた蝶番やネジ、釘などの建築金物や、余ってしまって使わなくなった金物はどのように処分すればいいのか、その方法に困る方も多いと思います。
またリフォームで新しくするため取り外した古い手すりも、普通にごみとして出して良いのか迷うところです。
それらのDIYで出た不用品は、どのように片付けたら良いのでしょうか。

建築金物の種類はいろいろ

一口に建築金物と言ってもさまざまな種類があります。
例えばドアに使われているものですと、ドアを留めて開閉に必要な役割を持つ蝶番や、蝶番を留める釘やネジ、取っ手などが代表的です。
ネジなどの細かいものだけではなく、柵などに用いられるステンレスパイプやカーテンレールなどの比較的大きいものまで、多岐にわたります。
建物の構造部分や屋根、配管設備に使用されているもの以外の、建築に使用される部材を指しているので、家のほとんどの金具のことと言っても過言ではないでしょう。

金物の処分方法

大阪市ではゴミとして建築金物を出す場合普通ごみとして分類し、出すことが出来ます。
金属製なので資源ごみと思われがちですが、普通ごみとして回収してくれるようです。
30cmを超えない小さなもので、量が多すぎなければ、規定の日にちにゴミ置き場に持っていくだけで処分することが出来ます。
釘や針金など、先端が尖っているものをそのままゴミ袋に入れると、簡単にゴミ袋が破けて外に出てしまい、危険な場合もあります。
尖っていて危険なものは厚紙などに包んで、分かりやすい場所に「キケン」と書いて出しましょう。
心配な場合は厚紙でくるんだ後、しっかりとガムテープで固定すると安心です。
中身が見えるよう、透明か半透明の袋に入れて出すようにすれば、ゴミとして普通に出すことが出来ます。

手すりはどう処分するのか

階段やベランダ、玄関などに付いた古い手すりを外して、新しいものを取り付けた場合、困るのは古いものの処分方法です。
木で出来たものやプラスチックで出来たもの、ステンレスで出来たものなど様々な種類の材料で作られているものがあります。
それぞれの材料別に分類するのかと思われがちですが、大阪市では最大の辺または径が30cmを超えるもの、あるいは棒状で1mを超えるものは粗大ごみとして分類されます。
手すりは長いものが多いため、ほとんどの場合が粗大ごみとして出すことになるのではないでしょうか。
1m以内のものは、プラスチック製のものですと組み立て取り付けられていたりする場合もあるので、分解して小さくすれば普通ごみとして出すことも出来そうです。
木製のものも同様に、木材も普通ごみとなるので小さいものであれば普通ごみとして分類されます。
ステンレスは金属ですので、1m以内のものであれば資源ごみとして出す必要があります。

大きいまたは長い場合は粗大ごみ

棒状のものは1mを超えるもの、それ以外のものは長さや幅が30cmを超えるものの場合、大阪市では粗大ごみとして扱っています。
釘や蝶番、ナットやネジなどの建築金物は小さいものがほとんどですので、量が多くなければ普通ごみに分類することが出来ます。
中には本格的なDIYをしていて、30cmを超える大きなプレートなどの金具を処分しなくてはならない、と言った場合もあるかと思います。
そう言った場合は粗大ごみ収集受付センターに連絡し、大きさに応じて手数料券を購入して、指定の日にちにゴミ置き場へ持っていく必要があります。
大きなものもあまり量が多くなければ、粗大ごみとして捨てるのがベストな方法です。

大量にある場合

リフォームする中でかなりの量の廃材が出てしまったり、余った材料が多く、処分に困ってしまうこともあります。
そんなとき普通ごみとして出そうと思っても、あまり大量にあるものは自治体でも収集してくれないことがほとんどです。
粗大ごみとして出すと言う手もありますが、手数料券を購入しに行く手間や、自分でゴミ置き場まで持っていく手間が掛かります。
金具などは特に量が多いと重くなりますし、近くにゴミ置き場がないと持っていくのにかなりの労力を要します。

不用品回収を頼む

なかなか捨てられない大量の建築金物などがある場合は、不用品回収業者に引き取りを依頼するのも一つの方法です。
事前にしっかり見積もりしてくれるところもあり、依頼すればスタッフが運び出してくれるので、自分で持ち運んでゴミ置き場に捨てに行くと言った手間が掛かりません。
大量にはないけど捨てるのが面倒、と言う場合は他の不用品とまとめて引き取ってもらう方法もあります。
金具などだけではなくDIYで出た不用品や、要らなくなった家具など、手間を掛けず一気に片付けることが出来るので便利です。

建築金物は買い取ってもらえる

捨てるのはちょっともったいない、未使用品があるなどと言った場合、金物を買い取ってくれる業者を利用してみるのも良いかも知れません。
インターネットでも、ナットやネジなどを鉄くずとして買取している業者を探すことが出来ます。
特にまとまった量ある場合や、解体の手間が掛からないものなどは高く評価してくれるところもあるようです。
必ずしも自分で持っていく必要はなく、電話やフォームなどから簡単に見積もりや依頼をすることも出来ます。

宅配買取も利用出来る

買取業者の中には宅配買取を行っているところがあるので、運び出す手間を掛けず買い取ってもらうことも可能です。
宅配買取の場合、依頼してから送られてくる段ボールに査定してほしいものを詰め、荷物を集荷してもらいます。
数日して買取業者から査定結果が届きますので、買取価格に納得できれば引き取ってもらい、納得できなければ返してもらうことも出来ます。
捨ててしまうより、少しでもお金にするほうが有り難いですし、次のリフォームに充てる資金にもなります。

賢い処分方法を選ぶ

量が少なく、細々とした金物を捨てるなら、普通ごみとして捨てるのが手軽な方法です。
釘や針金などは安全に配慮して捨てるようにし、30cm以上の大きな金物がある場合は粗大ごみとして捨てるようにしましょう。
1mを超える手すりは、木製やプラスチック製などに関わらず粗大ごみとなります。
1m以内のものは木製やプラスチック製だと普通ごみ、ステンレス製だと資源ごみに分類されるので、指定の方法に従って捨てるようにします。
粗大ごみは大きさによって手数料が変わって来ますので、粗大ごみ収集受付センターへ問い合わせるのがベストです。
大量の金物がある場合は、小さくても普通ごみとして捨てるのが難しい場合があります。
他の廃材や要らなくなった物などと合わせて、不用品回収業者に頼むと、捨てる手間も掛からず安心です。
状態が良いものであったり、まとまった量があると買い取ってくれる業者も存在します。
少しでも資金に変えたい場合は探してみるのも一つの方法です。
物置や部屋、庭などに放置しておくより、片付けることで清々しくスッキリとした気分にもなれます。

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