粗大ごみや不用品回収なら大阪のパワーズ

法人不用品を家庭ごみとして出してはならない

営んでいた飲食店を畳む際に考えなくてはならないのがコップや陶器などの法人不用品の処分であり、どのように処分をしたら良いのかで悩むことも少なくありません。
店を営む以上、様々な道具や備品などを揃えておかなければお客様をお迎えすることが出来ないので処分する品は多くなります。
単純に考えればゴミに出せば良いのですが、一般的に事業ごみを家庭ごみと同様に出すことは出来ないため、ごみの出し方には注意をしなければなりません。
大阪市も例外ではなく、家庭から出るごみと事業者が出すごみは明確に区分されますので、家庭ごみの収集場所に大量に出すというのはやってはならないことなのです。
ではこうした事業で出たごみはどのように処分をすれば良いのでしょうか。

陶器やコップ類の処分は産廃業者に委託することになる

事業によって出たごみは一般廃棄物と産業廃棄物の２つに分類されます。
食器類は産業廃棄物の区分になりますので、産業廃棄物として処理をしなくてはなりません。
この産業廃棄物を処理するのは市から委託をされた産業廃棄物専門の業者が行っており、業者に頼んで処分をしてもらうという形になります。
直接処理施設に持ち込むという方法もあるのですが、粗大ごみを持ち込むのとは違って事業ごみともなると数も膨大になりますから、トラックで運搬をしてもらうことになることが多いです。
当然業者に委託をするので処理費用がかかりますし、家庭ごみで出す時のようにごみを出せば持って行ってくれるというわけではありません。
もう割れたり壊れたりして使い道がないものであればごみにするしかありませんが、もしまだ使える状態で残っているのならお金を払って処分するのは実はとても勿体無いことなのです。

まだまだ使えるのなら買取を検討しよう

お金を払うことが勿体無いからと勝手に家庭ごみとして出すのはいけませんし、廃棄物処理法にも事業者の責任を放棄したとして抵触する可能性もあります。
お金をかけずに効果的に処分をする方法として、買取という手段が挙げられます。
また使える状態で手元に残っているのであれば、それをお金を払って処分してしまうよりも使いたいという人に使ってもらった方がリサイクルにもなって良いです。
一度使用した食器など使いたいという人がいるのかという疑問もあるでしょうが、使っている食器の種類や状態によっては買い取ってもらえる可能性がぐんと高くなるので需要がないわけではありません。
特に同じように飲食店をこれから開業しようという人達は、状態が良ければコストを抑えるために中古品を利用することもありますので望みがないわけではないのです。

何処で買取をしてもらったら良いのか

業者に買い取ってもらう前にまず注意しておきたいのが、何処で買い取ってもらうかということです。
いろいろな品を扱うリサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらうのでも良いのですが、幅広く品を扱う店だと持ち込んだ品の良さが分からず安く買い叩かれる可能性もあります。
何故なら他の品と比較して需要があるかどうかを判断して価格を付けますから、どうしても値段が安くなってしまいがちなのです。
食器は需要があるので売れると言っても店を営むほどになると一枚や二枚という数ではなく何百という個数になることも考えられますから、需要を大幅に上回る可能性を示唆します。
ですので買い取ってもらう時は食器専門の業者に依頼をする必要があります。

買取の依頼は食器専門の買取業者に

何故食器専門の業者が良いのかと言うと、食器専門の業者は食器の価値をよく理解しているので、全く種類の違う品と相対的に判断をして価値があるかどうかで値段を決めることはありません。
その食器がどれほど価値があるのかということをよく判断して買値を付けてくれるので、高値で買ってもらえる可能性が高くなります。
また、こちらから持ち運びをすることによって運んでいる最中に傷が付いて思うような額にならなかった、ということにもなりかねないため業者に来てもらった方が一番安全に良い状態で買い取ってもらえます。
ただ、いきなり買い取ってくれと依頼をすると良くないので事前に査定をしてから吟味をした方が良いでしょう。
買取額については一律同じというわけではありませんので、業者によって比較をして高いところに売るということも出来ます。

買取を依頼する前に食器を確認しておこう

業者に依頼をする前にもう一つ確認をしておきたいのは食器そのものについてです。
業者も使えるものであれば何でも買い取ってくれるわけではなく、買い取ってはもらえないものも当然存在しています。
例えばアンティークや和食器、ブランド食器は根強い人気があり、こうしたものは需要があるので高値で買い取ってもらえます。
ノーブランドの何処にでも売っているような食器の場合、買い取る側の需要の問題で買い取ってもらえないこともあるため使えるものなら何でも買い取ってもらえるわけではないことを知っておきましょう。
勿論どんな食器でも使える状態であれば買い取ってくれる業者もあるため、売りたい陶器やコップ類がノーブランドでも買い取ってもらえるかを事前に確認しておく必要があります。

査定をしてもらう前によく綺麗にしておこう

査定を依頼する前にしておきたいのは売りに出す食器を綺麗にすることです。
勿論中古品として買いに来るのですから、ある程度の汚れは想定内として業者も考えていますが、それでも綺麗にした状態で査定を依頼するのと埃を被った状態で依頼をするのとでは査定額に差が出ることもあります。
同じ品物で同じ状態であったとしても綺麗な状態で保っていると視覚的に見えることでもポイントは大きいので一度綺麗にしておくことをおすすめします。
綺麗にすると言っても軽く水洗いをして埃を払う程度で構わず、漂白するとかそのようなことまではしなくていいです。
念入りに洗いすぎて壊れてしまったり柄に傷が付いてしまっては意味が無いので汚れを軽く落とす程度にしておきましょう。

付属品は揃っているか

陶器やコップ類の中には購入した時に付属品が付いているものもあります。
例えば蓋であったりソーサーであったりと様々ですが、このようなものもセットになって状態が良いと査定額も非常によくなります。
こうした食器の付属品ばかりではなく、購入した時に付いていた箱や箱の中に入っていた説明書なども一緒に持っておくと評価される傾向にあります。
ノーブランドのものだと処分をしてしまうことが多いですが、アンティークや和食器などのものであれば箱をあえて残していることもあるので、一度探してセットにしておくと良いでしょう。
もし箱や付属品が無くても単体で買い取ってもらえることもありますので、付属品が無いからと諦める必要はありません。

その業者は依頼をしても大丈夫？

業者に依頼をする時に注意したいのが、相手と実際にやりとりをしてどういう印象を抱いたかに注意を向けることです。
査定にせよ買取にせよ、まず最初に業者とのやり取りがありその後に法人不用品を買い取ってもらうという流れになります。
しかし、このやり取りの段階で敬語が使えず対応が乱暴であったり、日本語が上手く出来なかったり、メールでも常識のない文章であったりした場合は注意をした方が良いです。
買取業者の多くはしっかりとした商売をしていますが、中には悪質な商売をする業者もいますので怪しいなと感じたら口コミなどを調べてみましょう。

需要と合った業者を選ぼう

売りたい食器は営んでいた事業によってまちまちですし、ある程度種類がまとまっているのなら食器専門の業者の中でも更に絞り込んで特定をしてみても良いかもしれません。
和食器専門やアンティーク専門などの業者に依頼すると、更に高い専門性を以て査定をしてくれるので種類によって業者を分けるのも一つの手です。
後悔をしないように買取をしてもらいましょう。