粗大ごみや不用品回収なら大阪のパワーズ

遺品整理の労力は甘く見てはいけない

人が日常生活を送るという事は、どけだけの物を必要とし、使い、ため込むものかと思い知らされるのが遺品の整理でしょう。
片づければ、片づけるほど物は出てきます。
もし、これが引っ越しや、単に自分の荷物の片づけならば良いのでしょうが、持ち主がもう亡くなられていると思うと、ただもったいない、まだ使う事があるかもしれないというだけでなく、故人を偲ぶという思いが物の整理を阻みます。
そんな葛藤の中で整理をするのですから、なかなか作業ははかどりません。
しかし、いつかはしなくてはいけないのが遺品整理です。

地域のゴミ出しルールを守る

遺品整理は不用品の処分という作業です。
遺品の中からまず、形見分けの物、金銭や価値のあるもの、リサイクル出来るもの、処分してしまうものに分け、金銭や価値のあるものは遺族で話し合い、リサイクル出来るものは人に譲るか買い取りを依頼します。
ゴミとして処分するものは地域のゴミ出しルールに沿って分別し、決められた収集日に出します。
このゴミ出しが一番苦労する点でしょう。
大阪市は、普通ゴミ、容器包装プラスチック、資源ごみ、古紙・衣類、粗大ごみの収集品目がありそれぞれに収集日があります。
また、収集品目の中でも細かく分別が決められていて、分別が出来ていないと啓発シールを貼られ、残置される事があります。
ゴミを入れるビニール袋は、分別されているか確認しやすいように透明か半透明の物を使い、中身が見えない段ボールや紙袋は使えません。
粗大ごみは最大の辺、径が30cm以上、棒状の物は長さが1m以上の物です。
粗大ごみを出す場合は粗大ごみ収集受付センターに連絡し収集日と手数料を確認します。
手数料は郵便局やコンビニ、スーパーなどで購入することができます。
エアコン、冷蔵庫、冷凍庫、テレビ、洗濯機、衣類乾燥機は家電リサイクル法に基づき収集することができませんので、注意が必要です。
その他にも、処分する瓶や缶などの中身があるものは捨て、水洗いをしなければいけません。
硝子製品は厚紙に包んで袋にキケンと表示します。
スプレー缶やカセットボンベは使い切り、穴を開けずに中の見える袋にいれ、従来の資源ごみとは別の袋に入れて、資源ごみの日に出します。
このように、ゴミ出しルールを守るのは大変です。
その時に便利なのがスマートフォン用のごみ分別アプリです。
これを見ながら作業をすると効率が良いです。

ゴミとして処分する事に躊躇する時は供養する

遺品の整理をしていて、他の物とは違って故人の思いや思い出がたくさんある品が出てきます。
写真、お箸、お茶碗、人形、仏壇、仏具、神棚などゴミと一緒に廃棄される事に抵抗を感じるものです。
そのような場合は供養することをお勧めします。
自分が神社の氏子寺の檀家であれば、それぞれの神社や寺に相談します。
また、葬儀をしてくれた葬儀社に相談する方法もあります。
また、仏具や神棚等は購入したお店に相談することもできます。
もし、そのような関わりのある神社や寺がない、購入したお店も分からない場合はインターネットなどで、供養やお焚き上げをしてくれる神社や寺を捜す事ができます。
供養やお焚き上げをする事で、悩みが解決することができますから精神的にもよいでしょう。

キリスト教徒の遺品の扱い

しかし、故人がキリスト教徒という場合は、あまり馴染みがないので戸惑う事でしょう。
キリスト教にもカトリックとプロてスタンとがあり迷うものです。
もし、故人が熱心なキリスト教徒であったならば、キリスト教の教えである相互扶助の精神から遺品整理を手伝ってくれる事はあるようです。
イエス・キリストや聖母マリア像、絵、十字架、ロザリオ、メダル等は聖品、または聖具といいます。
これらは寺社とは違い、お祈りをするための道具なので、破損した、使用しない場合はそのまま廃棄することが一般的です。
ですから、日本のように寺社で供養、お焚き上げなどをお願いしますが、不用になった聖品・聖具を教会に持って行くという風習や規則はありません。
しかし、やはり廃棄というのは抵抗があるものです。
故人や遺族の知人でキリスト教徒がいればその方に譲るのが一番いい方法でしょう。
供養やお焚き上げを行っている寺社に宗派が違ってもしてもらえるのならばそうするのも良いでしょう。
一番大切なのは感謝と故人への思いなのです。

自分でしようと思わず、業者の力も借りて

このように、遺族で遺品の整理をする事がいかに大変な事という事が分かるでしょう。
あまり無理をせずに、遺品整理もしている不用品回収買い取り業者に依頼することも検討することです。
インターネットで調べると多くの不用品回収買い取り業者が見つかります。
電話1本で、無料出張見積もりをしてくれるので、いくつかの業者から見積もりを摂りましょう。
業者によって費用とサービスがかなり違いますから相見積もりは大切です。
現状をよく見てもらい、要望を伝え相談することです。

故人を汚さずに、偲ぶ供養が遺品整理

最近では遺品の整理は業者に頼むケースが多く、遺族がしなくても恥ずかしい事ではありません。
遺品の整理が後回しになり、放置してしまう方が問題です。
遺族の気持ちの整理がついたら、故人を汚さないように早めに取り掛かる事です。