粗大ごみや不用品回収なら大阪のパワーズ

初めてのことが多い遺品整理

いずれは誰もが死出の旅路に旅立つことはわかっていたとしても、遺品整理を何度もされた経験がある方はあまりいないのでしょうか。
たとえ病気で長く患っている方であっても訃報は突然に訪れることが多く、慌てて通夜や葬儀の準備をされる方も多いことでしょう。
次から次に起こる問題を頭を悩ましているうちに、遺品整理のことを忘れてしまう方も少なくありません。
いざ時間ができた時には、どこから手をつければいいのか迷われる方も多いはずです。
初めての経験で戸惑うことも多いでしょう。
普通の整理整頓とは違い、自分がこれまで触ったこともない品々を整理しなければならないこともあります。
形見分けや遺産相続の問題もありますから、どれをどのように残せばいいのかなど、普通の整理整頓では起こり得ない問題も起こります。
家族や親族が多い場合は、形見分けにどの品を誰に渡すかでもめることもあります。
また、遺産相続のことも考えなければならないため、遺品の整理をしながら銀行の通帳や登記簿などを探さなければならないこともあるでしょう。
不用品を捨てるだけならどんどんごみ袋に入れていけばいいだけですが、遺品となるとそんなに気軽に捨てることはできません。
何にどのような価値があるかわからないからです。
捨ててしまってから貴重な品だとわかったとしても、後の祭りで取り返しがつきません。
このように微妙な問題があるため、どのように整理するかを家族や親族と一度しっかり話し合ってから始めることをおすすめします。
家族と親族が一堂に集まって話し合える機会は、通夜や葬儀の時か初七日、四十九日といった法要の時くらいでしょう。
葬儀で忙しい時に話し合うのは大変かもしれませんが、後々大きな問題に発展しないようにきちんと話し合っておきましょう。

どのように仕分ければいいのか

長年暮らしていた家の中には、生活に必要な日用品とともにか何に使うつもりであったかわからないものがいつの間にか溜まってしまっていることがあります。
無造作に積み上げられた品物を、きちんと仕分けするにはどうすればいいのでしょうか。
まず、貴重品や相続に関連する書類、通帳、印鑑などはきちんと保管しなければなりません。
その後、形見として家族や親族に渡す品物と、不用品を分ける必要があります。
さらに、不用品は、大阪の各自治体のルールに沿って分別しなければなりません。
日常生活で出たごみは普通ごみ、缶やビンは資源ごみ、そして大きな不用品は粗大ごみとして分別・廃棄する必要があります。
普通ごみや資源ごみは所定のごみ袋に入れて捨てればいいだけですが、粗大ごみはすぐに捨てることができない場合があります。
大阪の粗大ごみ収集受付センターで受付てもらったとしても、回収してもらうまでに最短でも4営業日待たなければなりません。
どのような粗大ごみがあるか前もって知ることはできませんから、事前に粗大ごみ収集受付センターに受け付けてもらうことはできません。
せっかく分別して後は捨てるだけにしたというのに、4営業日以上待つ必要があるわけです。
申し込みが混み合っている場合は、1か月以上待たなければならないこともあります。
通夜・葬儀に集まるだけでも大変であるのに、遺品整理のために集まる必要があるだけでなく、粗大ごみを捨てるために集まらなければならないとしたらかなり大変です。
少人数で大量の粗大ごみを運ぶの無理がありますから、大変だとしても集まらなければ粗大ごみを出すことすらできません。
このままでは回収してもらえないとお困りの方は、業者に依頼することをおすすめします。
人口が少なくなり少人数ですべて済ませるご家庭が多くなったことで、遺品整理業者を利用する方が増えています。
通夜や葬儀の席でどれを残すかさえ決めておけば、後の作業はすべて業者に任せることができます。

良い業者の選び方

この業界はまだまだ歴史が浅いため、サービスの質はピンからキリまであります。
大切な遺品の整理を任せるわけですから、できるだけサービスの良いところを選びたいと思われるのは当然でしょう。
良い業者を選ぶのに、何か良い選び方はあるのでしょうか。
まず最初にホームページをチェックしてみましょう。
ホームページには業界最安値などアピールポイントがいくつも掲載されているでしょうが、注目するポイントはそこではありません。
真っ先にチェックしたいのは、代表者の挨拶があるかどうかです。
代表者とはつまり代表取締役のことです。
代表者の挨拶やメッセージを読めば、代表者がどのようなことを考え、どのような点を重視しているかがわかります。
代表者の挨拶だけでなく会社概要などが掲載されていれば、どのような成り立ちの会社なのかを知ることができます。
代表者の挨拶や会社の概要がホームページに掲載されているのは当然のことのように思われるかもしれませんが、歴史の浅いこの業界では代表者の挨拶どころか写真すら掲載されていないことも珍しくありません。
会社の代表電話番号や住所が書かれていれば良い方ということもあります。
ホームページでチェックしたいポイントはまだあります。
ホームページにお客さまの声が掲載されているかどうか確認してみましょう。
慶事ではないだけにお客さまの声を寄せてくれる方は少ないことが普通ですが、それでもお客さまの声を寄せてもらえるということはサービスに非常に満足していると推測することができます。
ホームページをチェックしたなら、次は見積もりを依頼してみましょう。
見積もりを依頼する時は、見積もりと出張費が無料であることを確認してから依頼することをおすすめします。
ハッキリした見積もりは実際の状態を見なければ算出できないため、見積もりを申し込むとスタッフが出張査定に訪れるはずです。
その時のスタッフの態度をしっかりチェックしましょう。
出張査定の際、淡々と見積もりをしてくれるだけでなく積極的にアドバイスしてくれるところを選びましょう。
アドバイスの仕方からは、それとなく専門知識のあるなしが伝わるものです。
以上のようなポイントと見積もり結果を照らし合わせ、ここなら信頼できると思えるところに任せましょう。

遺品整理以外のサービス内容

お亡くなりになった時の状況や遺品の内容などによって、その他のサービスが必要なこともあります。
たとえば、孤独死された場合、特殊清掃が必要になるケースも少なくありません。
その場合は、本格的な特殊清掃ができるかどうかも確認する必要があります。
二酸化塩素噴霧器やオゾン発生装置などの装備を持っているところなら、安心して特殊清掃を任せることができるでしょう。
また、遺品の中に再利用できるものが多い場合は、リユースやリサイクルに力を入れている業者を選ぶことをおすすめします。
遺族にとっては、どのような遺品でも価値がないと思うのは辛いものです。
再利用できるのであれば、どのような形であっても再利用してもらいたいと思うものなのではないでしょうか。
せっかく故人が気に入って手に入れたものなのですから、ごみとして捨てられるのは忍びないものがあります。
すべて再利用することは無理だとしても、できるだけ再利用してもらえるところを選べば少しでも気持ちが安らかになるのではないでしょうか。
それに、少しでもたくさん買い取ってもらうことができれば、遺品整理の費用を大幅に抑えることもできますから費用面にもプラスです。
心穏やかに遺品を整理するためにも、このようなポイントに注意して選んでみてください。