粗大ごみや不用品回収なら大阪のパワーズ

【複雑怪奇なゴミ出しルール】

大阪市のごみ・不用品の分別リストは空前絶後に複雑で怪奇な「区分け」が施されています。
この恐るべきルールを作ったであろう公務員さん方も、絶対に分別リストを見なくては覚えていられやしない、それほどの驚くべき種別の多さであり、世の中の社会生活の中での全ての物品が俎上に載せられていると、ただひたすらに驚かされる代物です。
あたら疎かにと申しますか、適当に自分で判断して、これは普通ゴミだ粗大ゴミだと決めつけるには余りにも厳しく無謀なところで、こちらもゴミ捨ての際にはマニュアル片手に右往左往する羽目に陥るのは致し方なしと観念するしかない、そういった次元です。
《DIY関連のゴミ》
電動工具類はなぜか『普通ごみ』ですが、但し書きとして「最大の辺または径が30cmを超えるものは粗大ごみ収集受付センター（電話 0120-79-0053）へお申し込みください」となっていますから、大抵の電動工具は粗大ごみとなってしまい、それなりの処分費用を徴収される運命に遭う確率は高そうです。

【電動工具類の廃棄される理由】

電動工具類はDIYの中心となる道具と考えられますが、価格帯もそれなりのものから飛び切りの高級品や輸入された最高級品等々、まさしく千差万別。
ならば、廃棄する事由は何かと考えれば、完全に壊れてしまい、修理に出すよりか再度同一の商品を新品で買い直した方が安上がりに済むという場合もあります。
或いは余りにも年季の入った昔の工具で、使いにくかったり消耗部品等の入手が適わなくなってしまったというのもよく耳にする話です。
《延長コードも棄てますか》
延長コードも、家電製品等の屋内専用の一般的なテーブルタップ類とは異なり屋外での使用も考慮されて、少し程度の雨粒や水没にも耐えられる絶縁被覆製のタフな作りのものも存在します。
プラグやコンセントも『防滴仕様』というヘビーデューティ仕様の商品もあったりと、プロユースに耐える商品群も揃っているのが凄いところです。
故に商品売価も、たかが電線コードと侮れない物も見受けられます。
《お得な処分方法の一考察》
もしもこの厳しい廃棄ルールの大阪市で、DIY商品の電動工具や延長コードでお困りならば、先ずは一辺30cm以内に切断して寸法の規定に抵触しない範囲内に収めて、普通ゴミとして処分が可能となるようにメイジャーを片手に計りながら、あくまでも小さく変容させることとなります。
これは後述する様な、オークションや『低価売り切り出品販売』などにも当て嵌められない、まさしく箸にも棒にも引っ掛からない、そこまで古びて使い物にならなくなったり、さりとて金属地金としての買い取りさえも断られそうな場合の最終的な方策となりましょう。
《もう少しでもまともな物品であるならば…》
金属クズとして回収業者に売りに行く、これは廃棄する重量的なボリュームが10kgにも満たない様ならばというイクスキューズ付きですが、まぁ電動工具を余程何台もまとめて棄てられる様な状況でない限りに於いてはこの範疇となる訳ですが、金属専門の回収業者に笑われ迷惑がられようとも、キッチリ数百円の現金収入とはなります。
されど自分の車で業者の元へと向かおうとも、まかり間違ってタクシーで往復する羽目になろうとも、それら交通手段の経費を考えれば赤字は必定となりますが、それでも決して安くもない処分費用を有無を言わさず支払わされるよりは楽しいかも知れません。

【銅線は偉大なり!!】

延長コードが大層な量と言いますかメートル数を稼いでいるとするならば、より重たくて物理的にも嵩張る鉄やアルミニウムやステンレスに比較して、同じ程度のお小遣いを手にすることは望める筈です。
銅の金属地金としての買い取り価格は、鉄より遥かに高価だからです。
いずれにしても往復交通費で赤字となってしまうとしても、自分たちで同じように『粗大ごみ収集受付センター』まで持ち込んで経費を計上した挙げ句に、処分対価として、これまたお役所の取り決めたルール通りの適用価額を支払わねばならない、二重に支払いが重なる、何とも釈然としない気持ちの動揺は抑えられる事となりましょう。

【こんなものいったい誰がなんで買う訳って、でも売れてしまいます】

メルカリ・Amazon・楽天等のオークションで売りに出す、これが個人的な趣味と実益を兼ねる上でもベターなやり方と言えそうです。
もともとの出品物としての『出自』は不用品でありゴミ・屑・ジャンクの類いへと堕してしまった哀れな物体に過ぎませんし、送料も購入相手の負担が普通なのですから、コンビニ辺りで不要となった段ボール箱を幾つも貰って確保しておけば、金属回収業者に買い取って貰う以上にお小遣いは稼げると思います。
加えて自分の道具類に対して、長い間ご苦労様でしたと慰労の言葉をかけつつ、暫しの別れの前のアンニュイな時間を「彼ら」と共有できる…ディズニーの “Toy Story” もかくやと思える感動が味わえる…なんて、そんな夢を見る事すら叶えられてしまうかも、大阪ドリーム、悪くはありませんね。