粗大ごみや不用品回収なら大阪のパワーズ

いつまでも放っておけないゴミ屋敷

身内が亡くなってしまい片づけをしないままの状態が続いた場合や、人に貸していた家が荒れてしまっていた場合、物が捨てられずにため込んでしまった場合などゴミ屋敷になる事は社会問題になってきました。
しかし、いつまでもそのままにしておくわけにはいきません。
時間が経てば経つほど状態は荒廃し手が付けられない状態になってしまいます。
例えば不法侵入や不審火などの治安の問題、木や草が生い茂り外注や野良猫のすみかになったり、ごみなどを不法投棄され悪臭がして衛生上問題になったりと良い事はありません。
そうなると近隣住民に迷惑をかけ、ひどい時は火事になり家を消失してしまうばかりか人命も失ってしまう事態になりかねません。
そうなる前になんとかしなくてはいけないのがゴミ屋敷の片づけです。

自力で片づける場合

時間と体力がある場合や費用を節約したいと思う人は自分たちで片づける事を考えるでしょう。
その方が費用も抑えられるばかりか、中身を納得して片づけられるので後悔することはないでしょうが大変な作業です。
いきなり何も用意をせずに取り掛かるわけにはいきません。
時間を効率よく使うためにも準備は必要です。
まず、持って行くものがあります。
軍手、ほうき、モップ、雑巾、除菌シート、掃除機、洗剤などで掃除するのに必要な物です。
片づけに必要なものとしては、段ボール、紐、ガムテープ、マジックやペン、ビニール袋等です。
あと、タオルや飲み物、ちょっとした怪我をした時の応急処置が出来るもの、殺虫剤、虫よけスプレーなどもあるといいでしょう。
大阪市のごみ出しは透明か半透明の中身の見えるビニール袋でない回収してくれません。
ですから、段ボールや紙袋は使えないので気を付けなければいけません。
大阪市ではごみ出しに便利なスマートフォン用のごみ分別アプリがあるのでごみの分別作業をするときには使うと良いでしょう。
作業する前にごみ収集日の確認をしてから予定を立てると時間の節約になります。
そして作業です。
他人であればただのごみでも身内であればそうではなく感情や思いが邪魔をしますし、他人であってもこれは使えるかもしれないなどとつい思ってしまうものです。
まず、明らかにこれは捨てるものだと分かるごみから片付けていきましょう。
そうすることでだんだんと作業にも慣れてきて効率よくなります。
そのなかで、ごみの分別もしなくてはいけません。
空き缶や空き瓶、ペットボトルなど中身があるものは出して水洗いします。
容器包装、プラスチック、雑誌、新聞紙、段ボール等の古紙や古着なども分別します。
次に大型のごみです。
これも粗大ごみとして自治体で回収してくれるものと、テレビや冷蔵庫など家電リサイクル法の対象の物とに分けます。
辺または径が30cm超える場合の粗大ごみは粗大ごみ収集受付センターに電話します。
だんだんと作業に慣れてくるとゴミを冷静に見られるようになります。
そうなると思い出のあるものや、捨てるのが持っていないものが問題となります。
その場合は明らかに残す物と迷った物は後で確認する物として分別しましょう。
基本的な考え方は迷ったら捨てるという事です。
後で使えるかもしれないと思ってもその時がくればまた買えばよいのです。
そう気持ちを整理しながら進めないといつまでもごみは減らず片付きません。
改めて見直すと要らないと思う事が多いようです。
家庭ごみ、資源ごみ、容器包装プラスチックごみ、古紙・衣類、粗大ごみ、などに分別したら一まとめにしてそれぞれの回収方法にそって処理します。
その後は掃除です。
この時にダニやゴキブリなどの害虫駆除もすると良いでしょう。
風を入れ日光を当て、湿気を取り除き乾燥させることも大切です。

業者に依頼する場合

ゴミ屋敷を片付けるというのは家一軒分の作業なので、一日で片付く作業ではありません。
そのうえごみの分別作業は大変な作業です。
仕事の事を考えるとなかなか自分では出来ないという人や頼める家族や知人がいなかったり、見られると恥ずかしく思う人もいるでしょう。
そのような場合は業者に依頼するという方法があります。
業者によって料金やサービス内容が違うので、数社の業者に見積もりをとり金額とサービス内容を比べるといいでしょう。
業者によっては不用品を買い取ってくれる場合もありますので、費用がその分安くなる場合もあります。
自分で片づける場合でも、ごみを分別した際にリサイクルショップで引き取ってもらいそうな物やまだ使えそうな電化製品、家具などがあれば見積もりを依頼をすると良いです。
見積もりは無料という場合が多いので利用することをお勧めします。

もうゴミ屋敷にしないために

時間はかかったとしても自分たちで片づけ費用を節約したとしても、業者に依頼したにしても思う事はもうこんな状態にしてはいけないという事でしょう。
もうそのような状態にしないためにも、そうなった原因をしっかりと把握しなければまた、同じ事の繰り返しです。
もったいないと思い物が捨てられなかったのか、精神的に何か問題がありこのような状態になったのか、片づけが苦手だったのか、何か原因はあるものです。
その原因を作らないためにも、周りのサポートも必要です。
もう二度とこのような状態にならないためにも気を付けたいものです。